• ベストアンサー

睡眠薬で

睡眠薬に関して。べンゾジアゼピン系睡眠薬を服用し依存、離脱で苦しむよりは メジャーを少量(セロクエルなど)服用するほうが依存もなく 離脱で苦しむこともないと思います。 なぜ、ベンゾジアゼピン系が第一選択になるのですか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#209524
noname#209524
回答No.1

睡眠薬に関して疑問を感じておられるのですね。  先ず、ご質問者様の疑問はよく理解できます。  ベンゾジアゼピン系が第一選択となる理由は色々ありますが、「安全性が高いこと」が重視されていると思います。  40~50年程前までは、睡眠薬といえば「バルビタール系」が殆どでした。確かに、その睡眠作用は「ベンゾジアゼピン系」よりも明らかに強力で良く効いたのです。しかし、副作用も強く過量服用で生命の危険があり、服毒自殺に屡々用いられる等社会問題となりました。  加えて、強い「習慣性」があり、しばらく使っているとまったく効かなくなるという不都合や離脱症状も酷く、大変使いにくい(危険な)薬とも言われていました。  1960年台に「ベンゾジアゼピン系」が開発されて、睡眠薬のイメージが大きく変わりました。安全性が高く、大量に服用しても生命の危険が極めて少ないこと、習慣性も「バルビタール系」と比較すれば問題にならない程少ない、ということで、睡眠薬と言えば「ベンゾジアゼピン系」と言われる時代になったのです。  現在の「ベンゾジアゼピン系」の問題点は、「依存性」(薬物に頼りがちとなること)とイキナリ断薬した時の「離脱症状」がメインです。  一方で「メジャー」と言われる「抗精神病薬」に睡眠作用があることは昔から分かっていたのですが、「錐体外路症」等の結構重い副作用が出やすいので、睡眠薬として繁用されることはなかったようです。  しかし、最近はSDA等と言われる新しい薬が開発され、副作用も少なくなっているので、最近は少量の「メジャー」が睡眠薬として使われるようになっているようです。  睡眠薬の歴史を振り返って見て感ずることは、「次世代の睡眠薬」に求められる効果に行き着くと思います。ご参考となれば幸いに存じます。 .

mika_kobe123
質問者

お礼

ありがとうございます。

関連するQ&A