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9.2chと11.2chの意味は?AVアンプのチャンネル数の違いには何か意図があるのか
- 最近の映画のBDに収録される音声の多くはサラウンドです。その大半を5.1chを占め、たまに7.1chがあるように思います。しかし現在のAVアンプのラインナップを見ると、10万円超えの商品はほとんどが9.2chや11.2chです。これには何か意味があるのでしょうか。
- ただ数字が大きいと良く見える消費者の心理を利用しているだけでしょうか。同じ部品を使っていたとしてもチャンネル数が増えれば搭載するアンプの数も増えるので、それだけ高価になりますよね。意味のない所にお金をかけるなら、7.1chに絞って高音質な設計をした方が良さそうな気がします。
- 実際、5.1chや7.1chで高音質な設計がなされている商品はあるのでしょうか。
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質問者様の意見に全く同感です。 一般家庭で・・・例えば6畳から10畳くらいの部屋だとしたら、5.1chで十分だと私も思います。 こんな言い方は悪いかもしれませんが、私は映画のサラウンドは別にいらない。っと思っています。 私も以前まで、100インチのスクリーンを入れて、5.1chや7.1chをしていまいた。 その頃に6.1chがでました。後のセンタースピーカーを足したもので。 アンプを買ったばかりの私は「クソ、買ったばかりなのに!」っと思いました。 これが、「買い替え」につながるのではないでしょうか。 それでも配線や設置が面倒なのに、どこか外国の製品で9.1chをだしました。 横におくサラウンドスピーカーです。「またこんなものがでたの!?ついていけない。」っと思いました。 確か、当時は評論家の「貝山さん」がそれを実践してと思います・・・。 それ以降、チャンネルが増えるたびに私は冷めた目でみるようになりました。 音がそろっていなければサラウンドの意味もないでしょうから、 同じスピーカーが一気に大量に売れることになります。 当然アンプも、5.1chの倍のパワーアンプをつむことになり、コストがかかります。 そんなシアターアンプは、気軽に手を出せるものでもありません。 ある程度、部屋にも金銭的にも余裕がある人しか、ターゲットにしていないのでしょう。 もし、1本2万円のスピーカーと2万円のサブウーハーをつかっても、 25万円以上スピーカーにお金がかかることになりますよね。 実際は、そのようなアンプを使っている人は、もっと高いスピーカーを使用すると思います。 そうすると、アンプとスピーカーあわせて、100万円の札束が簡単に飛んでいきます。 私がサラウンドをやめた理由は、メインで使用しているスピーカーの方の音がよかったからです。 小さいスピーカーを多数つかって、擬似的サラウンドをつくりだし、低音はサブウーハーに受け持たせる。 どう考えても無理があります。 メインのスピーカーで映画をみても、ライブをみても、疲れません。 なにより、サラウンドスピーカーよりも音がいいです。 100万円の金を使うなら、私であれば、細かいスピーカーを多数は使わず、 50万円のスピーカーと50万円のアンプを購入したほうが、将来的にも音的にもいいように思います。 2chで映画も音楽も両方いけます。 もっと言えば、スクリーンの真後ろにアルテックのA-7が1本あるだけのほうがスクリーンから直接、 音が聴こえてくる分、リアルではないかと思ってしまいます。 私はサラウンドを完全否定していますが、サラウンドにしか興味のない人が私の周りにいます。 オーディオ=サラウンドです。その人は、ハートロックもサラウンドモードで聴きます。 ライブ会場にいるようだといいます。私はただ疲れるだけでしたが。 なので、人それぞれなのですね。 その人にしてみたら、最新のサラウンドを試したくてしょうがないのです。 まさに自分が11.2chに対応していなければ、「クソ、早く買い換えなければ」っと思うのです。 そして、5.1chから11.2chにして、「やっぱり11.2chの方が圧倒的にいい」っと言うのです。 もうこれは音のよしあしではなく、音の洪水を楽しんでいる。音に包まれている。 っということが快感なのだと思います。 一昔前は、5.1chでも音に力を注いだモデルもありました。 私の兄貴も当時20万円のPIONEERのAVアンプを使用していますが、音は良いと思います。 サラウンドモードも、ドルビーデジタル・ジャズ・クラシック・ポップ・ステレオくらいしかなかったと思います。 あと、ヤマハに最初の5.1chアンプも中古で2万円くらいで売っていたので、 購入したことがありますが、普通のプリメインアンプとして使っても音はいいと思いました。 今でも音に力を注いだアンプは存在すると思います。 しかし、どうなのでしょう・・・。9.1ch対応で15万円のアンプと5.1chで8万円のアンプであれば、 パワーアンプと数と、機能が複雑化しただけで、純粋に音が良くなったとは言いにくいと個人的には思います。 音にこだわっているアンプは、すごい大きさになってますよね。 お値段もかなりのものですし。機能もてんこ盛りです。 しかし、http://www.ari-web.com/service/kw/sound/surround-sp9.htm この図をみると、5.1chや7.1chを細分化しただけで、値段に見合った効果はあるのかな? っと疑問に思います。 こんなに前後左右にスピーカーを細分化して配置したところで、 結局は5.1chの音と効果に劇的な差があるのかは試してみないことにはわからないですが、 たぶん私であれば、サラウンドスピーカーの配置を何個か間違えても、気付かないと思います。
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- metannetan
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2chステレオは独唱向きで、11.2chは合唱向き又は沢山の楽器のオーケストラ向きと言えるでしょう。 沢山のスピーカーを鳴らす11.2chでもそれぞれ特性とか口径の違うスピーカーで3ウエイとかにこだわらずスピーカーの数で周波数特性をフラットにするとそれぞれのスピーカーの高調波で共振したりして旨く行くと凄く繊細な音も再現出来ます。 バイオリンの音色も弦は同じでもボデイの形状材質の共振や高調波で名器と成るのです。
お礼
回答ありがとうございます。 私の理解力が足りないのでしょうか。 metannetan様が何を仰りたいのかわかりません。
- John_Papa
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音場再生の基本については少し前の回答 http://okwave.jp/qa/q8128679.html?by=datetime&order=DESC をご参照ください。 ステレオ(立体音響)がどういったものか理解できてなければ話が先に進められないどころか、確実に得体の知れない迷宮に入り込んでしまいます。 で、11.2chといっても、ブルーレイなどのソフトで供給される音源に入っているのは最大で7.1ch、通常5.1chです。 .2というのは、サブバスも2chステレオを望む拘りマニアへの要望に応えようというものです。 で、他の6chについては、アンプメーカーで独自にシアターやコンサートホールの雰囲気(サラウンド)を作り出そうとして追加したものです。 http://www.ari-web.com/service/kw/sound/surround-sp9.htm 映画ならともかく、コンサートホールのサラウンドを再現しようとすると22~100本くらいのスピーカーが必要になります。それには及ばないまでも、メインのステレオ2本を除く反射音を出すスピーカーを10本追加すれば、少なくとも22本の半分には達するという訳ですね。この方面の音場を求めるマニアへの現在実現可能な範囲でのメーカー回答なのでしょう。 7.1chの高級アンプなら http://www.sony.jp/audio/products/TA-DA5700ES/ この製品でも、True7.1chを使わない場合、擬似的にコンサートホール風な残響を7.1chに作り出すことができますので、それを使うならこれより多chのアンプと変わらないことになりますね。 オーディオは、特に個人性が強い趣味ということもあって(だって最初のリンクに説明したとおり、二人並んでステレオを体験することなんてできないですから。それをステレオ感を少し犠牲にしてそこそこ適えようというのが3ch[サウンドトラック]や5.1chの始まりなんです。 しかし、鮮やかなステレオ音場を求めて、Vを含まない、Audioをピュアオーディオと称して、2chに拘るマニアが沢山いらしゃいます。
お礼
回答ありがとうございます。 22.2chはスーパーハイビジョン放送で予定されているサラウンドのチャンネル数ですね。 >この製品でも、True7.1chを使わない場合、擬似的にコンサートホール風な残響を7.1chに作り出すことができますので、それを使うならこれより多chのアンプと変わらないことになりますね。 私が言いたいのは、ソースは7.1chなのに9.2chや11.2chで鳴らすということは、ステレオの音を擬似的に5.1chにすることと同じではないかということです。 当然ですが、ステレオを擬似的に5.1ch化したものと、元々5.1chのソースを流すのとでは、差があるという表現では足りないでしょう。 全く別物だと思います。 擬似的、似て非なるもの、そのようなものがハイエンドの常識であるということに疑問を抱いているわけです。 9.2chや11.2chのソースがマイナーであっても規格化されたものとして存在するならば、それだけで十分納得できます。
>ただ数字が大きいと良く見える消費者の心理を利用しているだけでしょうか。 そおゆう、面もあるかも知れないです・・・ 唯、メーカーは新しいタイプの製品を発表しなければ、企業として存続する事が 難しいので、企業努力の一面だと思うのですが・・・ 3Dテレビ、最近パッタリ話題に、ならなくなりました、過去には、出ては消えた 規格や製品が多くあります。 機器が先に出て、後からソースが出てくる図式ですが、結局はソ-ス側が充実しないと 生き残る事はないですね。 無駄な?製品を買わない様に、自己のスキルを高めるしか無いですね。 その昔、レコード時代に4ch再生なる物が有りまして、大枚、投じて レコードプレーヤー、アンプ、スピーカー機器を揃えたのですが、 肝心のレコードが2枚しか発売されませんでした、口惜しさから、 未だにレコードプレーヤーを捨てられずにいます。
お礼
回答ありがとうございます。 企業努力ですか。 "他が9.2chや11.2chを出しているのに、うちで出さないわけにはいかない"みたいな感じでしょうか。 たしかにそれは仕方がない気はしますね。 3Dテレビは話題にならなくなったというよりは、常識化してきたのではないでしょうか。 映画は当たり前のように3Dの作品を出していますし、テレビも標準機能化していますし、家庭用のビデオカメラでも3Dで撮影できるものがあるなど、まあまあそれなりに充実していると思います。 私は3Dテレビより立体テレビに期待したいところですが(余談)。 結局無駄かどうかは人それぞれの価値観次第ということですね。 4chのレコードプレイヤーが捨てられないのは、一般には見放された(若しくは受け入れられなかった)価値観をせめて自身では否定したくないという心の表れのような気がします。
- nijjin
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AVアンプ内で更なるサラウンドの細分化とスピーカー間の補完など行います。 実際に導入した方のページを拝見すると効果はあるようです。 SONY TA-DA7000ESによる9.1chサラウンド 導入記 http://www.bekkoame.ne.jp/~k-kara/ht/tada7000es91.htm
お礼
回答ありがとうございます。 URL先を見ましたが、やはりこの程度ですか。 効果があるといっても所詮は疑似的なものなのですね。 テレビの超解像に並んで意味不明な機能だと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 >5.1chや7.1chを細分化しただけで、値段に見合った効果はあるのかな? >っと疑問に思います。 私の疑問もこれです。 30畳くらいの部屋ならスピーカーを沢山置きたくなる気持ちもわかりますが、6畳や8畳で図のような構成をしていたら滑稽ですよね。 >たぶん私であれば、サラウンドスピーカーの配置を何個か間違えても、気付かないと思います。 私ならサラウンドスピーカーが2,3台なくなっても気が付かないと思います。 もちろん聴覚的な話ですが。
補足
この回答を何度か読んでハッとしました。 なるほど、スピーカーを沢山買わせるためにアンプのチャンネル数を多くしたと考えれば、簡単に納得できますね。 実用ではなく、利益のための戦略ですか。 色々考えましたが、実に単純な解が見つかって久々にすっきりしました。 負の数×負の数は何故正の数になるかという問題の答えを聞いた時と同じくらいすっきりしました。 ありがとうございます。