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1兆円の予算があったらどの程度の翻訳ソフトが・・・

が作れますか? たとえば国が英語の教育予算を1兆円削ったとして、それをソフト開発に投じたとして、誰もが満足いくソフトは作れます? また現在市販されてる高性能のソフトにはどれくらいの開発費が投じられてるものですか?

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回答No.2

No. 1です。解答を補足します。 > その論理だと「2万人がかりで4年作業して作れる」という意味にもなりませんか? 確かに、8万人年という作業量等はそう捉えることも可能ですが、 人数が増えれば増えるほどコミュニケーションの為のコストが掛かってしまい作業が進まなくなるという 「人月の神話」として有名な問題を無視しています。 あまりに有名ですし話がややこしくなるので省略したのですが、伝わらなかったことを残念に思います。 投入コストとしては、2万人を4年間働かせるのと、4000人を20年働かせるのとでは代わりがありませんが 相互にコミュニケーションする場合(つまり最悪の場合)同士を比較すると、全体で約5倍ほど 前者の方がコミュニケーションのコストが掛かってしまいます。 「具体的に何をすればいいのか分からないから話し合う」というレベルから、「話し合いに手間取りすぎて作業が出来ない」というレベルにランクアップしてしまう訳です。 他にも無視している問題はあります。 先ほどまでは簡単のため「1人1人の作業能率は等しい」ものとして考えていましたが、実際にはこれは正しくありません。 様々な統計データが出ていますが、Joel Spolsky氏のエッセイ``Hitting the High Notes''によると、 「イェール大学の学生を対象としたデータでは、平均的なソフトウェア開発者と最高レベルのソフトウェア開発者とでは 5倍から10倍程の能力の差があるとよく言われてるけど、このデータからは誇張とは思えない」と結論づけています。 学年で1位2位を争う化物を4000人集めるのと、2万人集めるのと、どちらも難しいですが、どちらがより難しいでしょうか。 能力の差がそんなに重要か、という問題も耳にしますが、 「Yahoo! Store」の前進が、Viawebという会社がたった3人で3年かけて作ったもので、会社ごと買収したYahoo!のスタッフはそのプログラムコードを殆ど理解できなかった という逸話を出せば十分でしょうか? > 「ああ、なるほど! だから政府は小学校から英語教育を導入しようと躍起になってるのか! だからIT開発よりも教育を優先するんだね」 > と思える様な回答はできませんかね? 「IT開発」で得られるのは、その開発に従事した人間が直接同じ事をしても得られることです。 確かにミスは減りますし、答えにたどり着くスピードも恐ろしく速くはなるでしょうが、 本質的に出来ないことが出来るようになるわけではありません。 優秀な英和翻訳ソフトを作れる人が、英語の文法やらスラングやらに非常に疎い、ということは考えにくいわけです。 教育で得られるのは、教育者が本質的に出来ないことまで含まれます。 注入主義での教育を行っているならいざ知らず、子供もまた様々なことを考えますし、余命が長い為です。 歴史を見ても「親子3代かけてその答えを導き出した」という話はまま聴きますし、 あなたもご存知かもしれませんが、大学では(特に理系の大学では)、卒業の要件として「卒業論文」を作ること等が挙げられていまして、基本的には「今まで誰もやったことが無い」というような事を為す必要があるわけですが、 それは「予め問題設定や解法を与えなければ答えを導き出せない」「基本的には自分で問題を考えることが出来ない」という特性を持つソフトウェアにはできないことです。 尚、政府がなにも「英語」教育を行おうと躍起になっている訳ではありません。 調べれば出てきますが、第二次世界大戦の終戦日と、教育系の法律等の公布日等とを比較してみますと ・終戦=昭和20年8月15日頃 ・日本国憲法 (昭和21年11月 3日公布、昭和22年 5月 3日施行) ・(旧)教育基本法 (昭和22年 3月31日法律第25号)→平成18年に大改訂 ・学校教育法 (昭和22年 3月31日法律第26号) ・教育職員免許法 (昭和24年 5月31日法律第147号) と、旧教育基本法(附則にて、公布の日から施行とある)と学校教育法(同じく、昭和22年4月1日から施行)の2法に至っては憲法より先に施行されている事がわかります。 ITがどうとか以前の問題として、教育というものは優先順位の高い、重要なものだという事です。

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回答No.1

結論を申しますと、1兆円の予算をソフトウェア開発に投入することは現実的ではありません。 ここでは、ソフトウェアの開発費を「人月」という単位で計算するものとしましょう。 1人月とは、1人が1ヶ月で行うことが出来る作業の量等を指します。 予算を計算する場合、「このくらいの作業が必要で、それは何人月に相当するから、1人月いくらとして何万円となります」というふうに計算します。 1人月の価格はばらつきがありますが、計算のために100万円としておきましょう。 すると1兆円の予算で開発できるソフトウェアは、100万人月、 つまり、およそ8万人年の作業が必要なプロジェクトの成果物、ということになります。 4000人がかりで20年間作業して作れる、という意味でございます。心が折れます。 現在市販されている高性能の翻訳ソフトがどれか、という事を私はよく知らないのですが、 「翻訳ソフト」でググって広告で出てきた「熟考」という名のソフト、及びその開発会社「ロゼッタ」を例に挙げますと、 資料より、最低でも数億円から20億円ほどかかっているものと予測されます。 実際の開発費はいくらなんでしょうね。 http://www.jukkou.com/ http://www.rozetta.jp/about_us.html

sakudrada31
質問者

補足

その論理だと「2万人がかりで4年作業して作れる」という意味にもなりませんか? イマイチ”無理感”が伝わって来ないです。 もっとこう、  「ああ、なるほど! だから政府は小学校から英語教育を導入しようと躍起になってるのか! だからIT開発よりも教育を優先するんだね」 と思える様な回答はできませんかね?

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