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解離性同一性障害について
自分は今、不安障害を患っています。 それを踏まえた上で、読んで頂けると助かります。 解離性同一性障害と統合失調症を 併発する事はありますか? 例えばですが、解離性同一性障害の「ふり」を医師は 見抜けますか? よろしくお願いします。
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補足質問についての回答です。 精神科だけではなく医療全般でも言えることなのですが、 病気なのかどうか、なんという病気なのか判断するために国際基準や様々な尺度を使います。 精神科では DSM-IVという国際基準があります。 また日本国内のガイドラインとしてICD-10 というものもあります。 これらのガイドラインの「解離性同一性障害」の項目を どの程度満たしているかによって診断します。 もちろん統合失調症の項目もあります。 統合失調症の項目と解離性同一性障害の項目、両方に合致する患者… 全く居ないとは言いきれませんが、かなり限定されるのではないでしょうか? どんなに「ふり」をしても、医学的基準に合致していなければ、 医師は解離性同一性障害とは断定しません。 また解離性同一性障害の場合、周囲の人(家族や学校、職場などの人間関係)から 相談が必ず上がってくる筈です。 診察室の中で本人の申告のみの場合は、病態からしてありえないでしょう。 本人がその症状にどの位困っているかも診ます。 前述しましたが、本人の申告以外に、家族構成や生育歴、 病態の具体的なエピソード、どの薬がよく効果を発揮したか、 心理テストや分析を行い、総合的に診断しますので、数ヶ月かかる事も多々あります。 一般の人が手に取れる医学論文集で こころのりんしょうa・la・carte 第28巻2号〈特集〉解離性障害 という雑誌があります。 医師が、どのような判断基準でこの病気と断定し、治療しているのか、 比較的新しい論文集なので参考になると思います。 Amazonでも売っています。
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- tatata55
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『ふり』は見抜かれます。 しかし、良い医者はその患者の嘘を責めるより、なぜその様な嘘を つきたがるのか慎重に探っていくものです。 解離性(同一性)障害は神経症圏の病気、 統合失調症は、精神病圏の病気です。 併発が全くないとは断言できませんが、患者がそう主張した場合、 まずは統合失調症のせいで 『自分は解離性障害だと思い込んでいる』のではないか…と 推測される可能性が高いのでは? しかしながら、精神科の診療及び病名等は、 患者の病状申告のみで断定はしません。 患者の話し、どの薬がよく効くか、心理テスト、精神分析、 家族構成や生育歴などのデータから総合的に判断します。 また、本当の病名を本人に告知する方が治療に有利かどうかも慎重に診ていきます。 どうぞお大事に。
補足
「ふり」は、どうやって見抜くのでしょうか? ※誤解しないでいただきたいのですが、 自分が医者に嘘を伝える為に質問して居るわけではありません。 すみません。よろしくお願いします。