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進路

現在、教育大学の4年です。 当初から高校の国語教諭になることが一番念頭にありましたが 自分の視野を広げることも必要かと思い、教育大を受験しました。 しかし実際大学に入ってみると、 1、2年の一般教養は、これが大学の授業なのかと思う位に意義がなく、周りの学生もただ教科の中だったら国語が一番楽だから適当に選んだ、別に好きでもなければ知識もなく増やすつもりもない、 ただ流れに乗って就職することが当然の、 大学で学ぶという意識、姿勢の見られない人達でした。 私は蓋を開けるまで分からなかったのですが、教育大は小中学校教諭への就職が主で、 高校教諭になるためのメリットは全くありませんでした。 これは単に私の調査不足、見通しの甘さによるもので、自分を恥じました。 他大学への編入学なども考えましたが、一般教養が終わればある程度専門知識の授業を選べるようになると思い、在学し続けました。 ただ3年次からの専門授業(私が最も学びたいのは国文学です)はほとんど数がなく、受けてもそれはただ単位だけが目的の過半数の学生と一緒ですので、教授も自然とその程度のレベルの内容しか扱いません。 その頃から、卒業後の進路として就職ではなく進学を意識していました。 そして今、恥ずかしながらまた迷っています。 初めは他大学の院の国文学研究科へ進む事を目的としていました。 また、本当に心から文学が好きな学生と共に学ぶ環境に憧れ、やはりそらなりのレベル(早慶や一橋など)を目指していました。 しかし、自分は研究職になりたい訳ではないのです、今の時点では。 それどころか、国文学に関する知識は、文学部に所属していた方々よりはるかに劣っています。これは当たり前で覚悟もしていた事なのですが 自分の研究テーマを設定する段階まで行けないのです。 私のやりたい事のレベルというのも、院ではなく、学部レベルであると思い至りました。広く、基礎の文芸知識を学びたい。 また、院の教育研究科を考えていないのは、純粋に、日本その他世界の文芸が学びたい対象であるからです。 今の目的は、文学を学ぶ事で教職に就くことではなくなっています。 これらから、文学の院よりは学部への編入の方が意に沿っているのではないかと考え始めています。 ただ、4大を卒業してからの編入学ということについて全く知識がなく、 また今も将来のことは第一に考えていないと言えるので、また見通しの甘さがあるのではという不安もあります。 ご意見お願いします。

みんなの回答

回答No.4

私大(文学部)→旧帝大(文学部)の修士&博士に進学したものです。 私もあなたと同じように大学に入ってから、大学の授業のつまらなさにあきれ返っていました。 振り返ると、全く勉強しませんでしたね。中高と同じ程度の教育でしかなかった気がします。 大学院進学の観点から言わせて頂くと、はっきり言って、学部に入っても意味がないです。 あなたのような志のある方は、そのまま大学院に入ってください。 正直、文学の世界では、修士論文なんてひよっこのひよっこ。 専門外の学部出身からくるM1の段階での知識量の差なんてしれてます。 その2年間で如何に研究し、多くのことを学ぶかです。 なので、気にする必要なんて全くないです。 文学系統の修士こそ、あなたのいう基礎の文芸知識を学ぶ場所ですよ。 出版社もお考えのようですが、文学部の大学院出身で普通に出版社に就職していった方を数人しっています。 10数年、大学生をみてきていますが、むしろ、大学院出身からの方が入りやすいような気もします。 なので、あなたの場合、大学院に進学することを勧めます。 ただし、一流の研究を行っている大学院に入ってください。 そうしないと、あなたの求めているものは手に入りません。 国文学の強い大学院を選ばないと、ただ大学院にいっただけになります。 学部と同じように授業をされて、研究のケの字もなく、終わることになります。 そこだけは、しっかり調べていってください。 偉そうに書いて申し訳ありません。 ただただ、老婆心ながら、その点だけは強調させていただきます。 一流の研究を行っている大学院に進学すること!!

1p1szzz
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 大学の先生と相談した結果、文学研究科ではなく教育学研究科国語学専攻を受けることにはなりました。 一流の大学、です。 回答者様は、志がある、と言ってくださいましたが、とんでもありません。 未だに研究テーマさえ焦点を絞りきれていない、 しかも英語のレベルにも専門分野にも実力のない、ただの身の程知らずの親不孝者、金食い虫です。その大学の先生にも、どうせやめろと言っても聞かないんだから、と、記念受験とまで言われる始末です。 私の今の大学への入学も、自分なりに努力をしての結果だったのですが、扉の向こうでの絶望感が体に染みつき、どうせ努力をしたところで、私は「ここにきて良かった」と思える場所、自分には会えないのだという腐った考えが根を張っていて、自信のなさも加わり、周りは教員採用試験一色で、話のできる相手も、したいと思える相手もいず、精神が死んでいると言えます。 こんな中途半端な考えでは、他の本当に志の高い受験生の方々と同じ場所を目指す資格もない。 もう、そんな建設的でない夢など、捨てようと思います。 大学の先生も、どうせ記念受験なのだ、どこでその無謀さに気づくか、という態度なのも、最初から気は付いていました。 とてもご親切に、ご丁寧に回答していただいたのに、こんな結論になってしまい、申し訳ありません。結局は、自分に負けたのでしょう。 多くのお言葉に感謝申し上げます。

回答No.3

読んでいて思ったことは、あなたのおっしゃるとおり大学・学部の選択の失敗 だなと思います。 あなたが羨むかもしれないけれど、最近、関西の難関大学の受験の手助けをしていたので 合格して文学部に進んだ学生たちを見てきた経験から書き込んでみます。 文学部に進んだ学生たちと、よく話をしますが最初から文学部をめざしていたせいか 毎日の大学生活が充実感に満ちている、そんな印象を持ちます。 少なくとも学部の悪口をいう人間はいません。 難関大学の文学部あたりになると学部生一人一人の意識も高く、個々人が現在のこと ばかりでなく、将来のことも含めて、さすがにいろんな事を考えています。 常に世界に目を向けていたり(海外留学などの)、将来の自分のあり方をしっかりと 見据えて勉強しています。 ネットでよく見受けられる文学部では就職がないとか、文学部はオタクばかりだとか、 そういった低次元のレベルの話題を自慢するような人たちには到底理解できない世界 だと思います。 また学部レベルがたいしたことはないという人もいるようですが、それはその人の周囲が そうなのであって、逆に全く正反対の違う環境にいる人たちもたくさんいるということです。 (確かに先生方の中には専門内容を学部から院までの一体とした授業として考えている方が  かなりいるというのも事実です) そうだからといって、少なくとも京大や阪大には、文学部の授業がつまらないとか、周りには やる気のない生徒が多いなどという類の話は全然聞きません。 このレベルの大学文学部は大学自体が学生をバックアップしているし、第二外国語は強制的に 検定試験を受けさせるなどしてフォローしています。 また京都や神戸の美術館、博物館への鑑賞を学部で推奨するなどして、先生方が率先して 学生たちと一緒に出かけています。 まあ、日本史を学ぶには関西の大学はもってこいのロケーションなのです。 だからこそ、この質問を見たときに、確かに質問者の方がちょっと気の毒だとは思いましたね。 でも、そればかりではいけません。ここからが本題で、まず最初に思ったことは、なぜ一人で 悩んでいるのですか? たとえ教育大学だとしても、先生方の中には文学部を卒業している方も何人かは いらっしゃるはず。 そういった先生方に相談したりするなどして自分で行動を起こしていかなくては。 他大学の院試を受けてみたり、それだけの経済力がなければ、公務員試験を受けてみる などして別の道も模索してみなくては。 公務員ならば配属先が教育課だったり、県立の博物館だったりもします(最近の政令指 定都市の役所あたりは、定期的に本人の希望をきいて配属替えを行っている傾向が 強くなってきているし)。 大学名や大学の学部のみで、その人の人生が決まってしまうような言い方は卒業したほうが良いと思いますよ。 別の学部に進んだからといって、人生のやり直しは出来ますから。 >少なくとも私は、このまま教壇に立つ、生徒に「教える」なんて、考えられません だったら教員はやめればいいのです。教育大学でても教職につかない人は意外と多いものです。 >出版社という選択 質問に対する回答を読んでいて、文学部で学ぶというよりもこちらのほうを重視していると 思ったのは気のせいでしょうか。 それで早慶に一橋の名前がでてくるあたり、少し大学名にこだわりすぎていませんか。 国文学がやりたいのに、一橋の社会学部・社会学研究科を目指すのは違うと思いますよ。 社会学のほかに西洋史や近代史を学びたいのなら別に構わないけれど、国文志望ならば ちょっと違いますよ。 確かに一橋なら、たとえ国文を勉強するつもりで入学したとしても、関連した別の社会学 の内容の研究で充分に質問者様を満足させるだけのものがありますが。 素晴らしい研究スタッフとレベルの高い学習環境が待っていますけどね。 もちろんモチベーションの低い学生は少なく、議論すればするほど響く学生が多く、 決して質問者様を失望させることは無いとは思いますけどね。 (たまに例外であるところの変わった人間もいますが) ともかく今の状態を脱しなくては。一人で悩まずに行動を起こすべきです。 それと一つの夢に固執しないこと。 あなたが思い浮かべることしかできない世界の周囲には、思いもつかない 素晴らしい世界も存在しているのだから。 それに早慶一橋からでしか出版社にいけないなんてこともないしね。 女子アナにくらべれば出版社の門戸なんてかなり広いと思いますけどね。 世の中、自分の思い通りにならずに我慢している人も多いです。 その我慢を絶えることができるかどうか。 それが嫌なら、真剣に院試を狙うべきです。 それに私の高校時代の担任の「地域にばかりこだわっていたら駄目、日本全国にも また世界にも素晴らしい大学はたくさんある。 地域にこだわっていたら、そういった 素晴らしい大学に気がつかなくなる」という言葉が忘れられません。 関東人も関西人も地域に拘る人は多いですね。 あなたのようなタイプには京大か阪大の文学部が向いていると思うのだけれど。 早慶も素晴らしいですが、京大、阪大文学部は何といってもどの授業も少人数授業 なんですよ。 東大や一橋も同様なことがいえますが、やっぱりそれが国立大学の最も良い点だと 思いますから。

1p1szzz
質問者

お礼

お礼の言葉が遅れてしまい申し訳ありません。 ご回答ありがとうございます。 地域には、全くこだわりがないのですが、私自身現在、出身県から片道8時間ほどかかる遠方の大学な通っているため、進学の条件としては地元に近い関東甲信越の大学院、ということになっているのです。 なので関西地方には行くことはできないのです。

回答No.2

具体的にどの大学・学部に入りたいの? そしてそこで何を得たいの? 卒業後に何をしたいの? 若いのだから、友人等と違う進路になることも含め好きにすればいいのです。 ただし友人に国文学専攻もいたけれど、講義にせよ能力にせよ学部レベルで得られるものは多くは無かったように感じます。 大学に何を求めているのかは分からないけれど(僕個人の価値観で言えば)独学と修士、博士で得られるものは大きいけれど大学を問わず学士で得られるものは大きくなく、また社会的価値も低いです。 単純に自己変革だと割り切って編入学すること自体構わないし、その後院に行くことも構わないと思います。 ただ、4年次の教員試験を受けない時点で通常のルートと外れているのですから通常のルート、価値観を世の人に問うても意味は無いと思うのです。 (もし、通常のルート、価値観を聞かれたら僕らは4年の採用試験に受かってすんなり教員になりなさい、それがあなたの為ですよ、人生は厳しいですよ、後悔しますよ、としか言えませんよ)。

1p1szzz
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 「通常」のルート、価値観をお伺いしたつもりはありませんでした。 このまま教員試験を受けることに、なぜ自分はここまで抵抗があるのだろう。 教育実習もとても有意義だったし、その場所が、仕事が、とても自分にしっくりときた。なのに、なぜ。こんな風に、自問を何度もしました。 独学の価値。確かに大きなものがあります。でも、それは趣味としての 場合じゃないかと思うのです。好きというだけで、自分に知識を詰め込めば、確かに博識、ということにはなるし、満足も得られるでしょう。 でも、私の場合のその文学は、将来の仕事と直結しています。ましてやそれは未成年に「教える」という、大きな責任も伴います。 もちろん独学はしてきましたが、なぜそれに何か欠けていると感じるのか。 そもそも独学で教師になるだけの知識が得られて、大学はただ教員免許を取るためだけにあるのでしょうか。全く逆だと思っていた、私が甘かったのでしょうか。 でも、大学の価値って、その環境と機会の多様性にあると思うのです。 独学では得られないもの。交流。出会い。刺激。同じことを学んでいても、考えはこんなに違いうるのか、という、時には劣等感や羞恥さえ感じるような衝撃。 その中で学べるということ。その魅力に魅せられて私は大学に進学しました。 つまり、世界が暗いのです。世界を知らなすぎる。自己完結した知識など、趣味の世界でしか通じないのではないでしょうか。少なくとも私は、このまま教壇に立つ、生徒に「教える」なんて、考えられません。これは、単なる我儘なのでしょうか。贅沢でしょうか。 でも、回答者様の仰る通り学部で得られるものに、多くがないなら、やはり大学院を目指す必要があるのかと思います。 私は、今の時点で教員の他に、出版社へ興味があります。 どちらがやりたいのか、それを考えるためにも、選択のできるような環境にも行きたいのです。 そうなると、早慶などの文学研究科ということになるのでしょうか。 教育学研究科では、出版社という選択肢はないのでしょうか。 また質問になってしまい申し訳ありません。

  • 1st_flush
  • ベストアンサー率34% (16/47)
回答No.1

研究職につくつもりもないのなら、趣味の範囲で独学したらいいのでは? というかしてこなかったの? 大学は高校と違って授業で手取り足取り教えてもらうものではありませんし広く世界の文藝を学ぶ所でもないと思いますが?