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芸人に敬称をつけるのは間違い?
- 芸名に敬称をつけることはバカにしているようにも捉えられるため、違和感がある。
- あだ名(芸名)には敬称をつけるべきではない。
- 歌舞伎役者や落語家の芸名にも敬称をつけることは失礼で可笑しいと言われている。
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ちょっと、そのお二人の会話のトーンが、判らないのですが、 書き文章では敬称を略することがあり、新聞などの文章で 発表ものと呼ばれる叙勲の原稿とか、最後に(敬称略)で 済ませることがあります。 これはひとつひとつに「さん」を付けていたら文意も読みにくくなるし 長くなってしまうからでしょう。 「ビートたけしの◎◎」とか、番組タイトル、紹介記事などでは、さんはまだ つけませんね。 敬語と丁寧語は、似ていますが違います。 また建前上の日本は身分社会でありませんね。 芸能人は、昔で言う芸人という見方。まさかその年長者は明治生まれでは ないでしょう。戦後生れか、せいぜい戦前の昭和以降の人と思います。 歌舞伎役者が、大見得を切った時に「中村屋!」とか、かけ声を掛ける。 落語家も、そう。「いいぞ」と言う時に「こん平」で「こん平さん」と呼ぶと ふにゃけるでしょう。 その辺の感覚、感性と、ごっちゃにされているようにも思えます。 ただ、会話文の中で、「宮崎駿の『風の谷のナウシカ』は、良いね」などと 紹介する時にわざわざ「さん」を入れる人は増えてきましたが、私は入れません。 「長島茂雄のあのホームラン」 文の見出しはこれが正解。 「長島茂雄さんのあのホームラン」 テレビなどで紹介する時の会話では近年こういう傾向になってきました。 本人や関係者がスタジオにいた時に、感じる感じ方が、公人も私人の扱いに より近くなってきたように感じます。 新聞のガン首のえとき(丸い顔写真の下につける短い写真説明)は、時代をよく 反映していると思います。 肩書きがあれば「安倍首相」もしくは「安倍晋三首相」 優先されるのは大抵肩書きで「山中伸弥さん」でなく「山中伸弥教授」がより正解。 「さん」は一般人や、引退された人ですが、引退しても「元教授」「前首相」、「長島茂雄 永久名誉監督」こんな感じが、面白いですよね。 ガン首呼称の呼び捨ては、昔は例外的にいくつかありました。 一つは犯罪者で、今は容疑者と被告に分かれます。 それから野球などの外国人選手。 当時は外人という分類で「アニマル」とか、「バース」とか、そのままでした。 そして芸能人も「桂三枝」とか、「石原裕次郎」で良かったと思います。 たまに文化勲章とか取ると、「山田五十鈴さん」になったりするんです。 そうなると、もう現役でなく、引退だよ、敬称をつけるのは現代だけで、本当は失礼 なんだよ、と言いたい年配の方の感覚は、そこから来ていると思います。 余談ですが、ビートたけしがフライデー編集部に殴り込みをかけたのが1986年。 新聞などが全部容疑者、被告と言うようになったのは1989年です。 その当時の、一般新聞では社会面ですが、スポーツ新聞や夕刊紙では 1面にずらりガン首写真が並び、「北野武」「井手らっきょ」「そのまんま東」等々、 真面目な新聞がなんとまあ、いま見たら笑ける傑作な紙面が各紙展開しました。 まさにサラシ首で、呼称にさんなどは、ひとつもついていません。 被疑者に呼称を付けるようになると、「清水健太郎容疑者」とか、まあありかな。 「酒井法子容疑者」、ちょっとショックかな。 それを妙に配慮したのが、2001年の「稲垣吾郎メンバー」なのです(爆笑)。 もちろん、人権と言うものは絶えず意識して、配慮するものですが、誰のためか というのは、本来本人のためのものなのですが、時に会社関係とか、変な方向に 気を遣い過ぎるとオカシなことになりますよね。 かなり話題から脱線してしまいましたが、歴史背景も含めて説明いたしました。 参考になれば、幸いです。
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- gldfish
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自分はその方の言いぶんが正しいとは思えません。殆ど屁理屈に思えます。 >また敬称は名前につけるものであって、あだ名(芸名)に対してはつけるものではない。 もしそうだというなら、そのルールはどこから来たものなのか学術的な観点から知りたいです。その人の中だけのルールでは? ただ、日常会話において、有名人というのは誰であろうと、「タモリさん」とか「宮崎駿さん」とか「夏目漱石さん」とか「徳川家康さん」とは言いません。「さんを付けるのは変」というのがそれと同じ理由だと考えれば、自分も納得です。 テレビの中では「有名人」扱いではなく、同業者だったりゲストだったりするので「さん」を付けているだけではないでしょうか。芸名であろうとあだ名であろうと関係ありません。テレビ番組で、テレビ関係者や芸能人が「渡辺謙の次回作は・・」とか「今日のゲストは市川猿之助です。」等と呼び捨てにするのも変、というのが現実だと思います。
お礼
私もそういうお話を聞いたことがなかったので、あと年配者のお話であったので「証拠は?」なんけ聞けず^^; 有名人というくくりで敬称はつけない…確かにそうですね。 あまりテレビ番組は見ないのですが、CMにも、関心持って見ようと思います。ありがとうございました!
お礼
たくさん教えていただきありがとうございます! 母のお知り合いの方で私も何度か会った事があり、病院の待合時間に何となく時代劇の話になって私が「あの中村吉右衛門さんが…」と言った時、に始まりました^^; 最初は歌舞伎のお話で、(よく行かれるそうで)「劇場で『さん』や『ちゃん』なんてつける若者が出てきて不愉快!」みたいな流れでした。 結構熱く語る感じで説得力もあったので一方的に聞いていました。 なるほど…見出し的な見栄え(聞き栄え?)や世間的名指しやその人への配慮などで使い分けられる感じなのですかね…? 昔は名前の前にその人の役職をつけて書に記されていた似た感じでしょうか?(形部○○、大納言○○みたいな…間違ってるかもしれませんすみません;) 学校で習わなかった(…と思う)部分なので、すぐにはピント来ませんでしたが、kotaro-hさんの詳しい経緯でとても納得しました! 参考になりました、ありがとうございました!