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フルムーン切符夜行翌日の有効性
- フルムーン切符夜行翌日の有効性について知人の体験を通じて考察します。
- 知人はフルムーン夫婦切符シルバーで北斗星に乗車し、札幌駅で改札口を出ずにL特急に乗車したが、追加料金なしで岩見沢まで乗車できたという体験をしました。
- このような場合、札幌駅で改札口を出ずに乗車すると乗車券は有効であり、岩見沢まで乗車できると考えられます。ただし、別の特急に乗車する場合は追加料金が必要となる可能性があります。
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質問者が選んだベストアンサー
質問者様の考えで正しいと思います。 但し、多くの現場でそうであるように、実際の現場ではきまりより緩やかな「運用」が正式に認められていることがあり、今回のご経験は「決まりでは特急料金が必要であるが、現場の実情では特急料金を求めていない(もちろん、現場責任者が指示または黙認)」と言うことかもしれないし、単にルールを理解されていないだけかもしれません。 気になるなら、正式に確認してもいいでしょう。但し、このような「運用」は本社などへの正式問い合わせ等がきっかけで廃止されることもあります。実際に最近「運用」が廃止されたケースがよく見聞きされます。 有効期限の切れた切符の扱いですが、基本的な決まり(約款)には以下のように定められています。 これによると、切符を使い始めた(改札を入場した)後、期限が過ぎてもその切符の有効区間まではそのまま(改札を出ないで)乗車することができるとなっています。 夜行列車というより、終電等で0時をすぎて着く場合にも有効な規定ですね。 http://www.jreast.co.jp/ryokaku/02_hen/04_syo/02_setsu/index.html (継続乗車) 第155条 入場後に有効期間を経過した当該使用乗車券は、途中下車をしないでそのまま旅行を継続する場合に限つて、そのまでは、第147条の規定にかかわらず、これを使用することができる。この場合、接続駅において設備又は時間の関係上、旅客を一時出場させて、列車に接続のため待合せをさせるときは、指定した列車に乗り継ぐ場合に限り、継続乗車しているものとみなす。 但し、フルムーンパスなどの特別企画乗車券は、そのきっぷ毎に特別な決まりが定められており、独自に定められている部分はその独自の規定に従います。もし、独自に定められていない部分があれば、一般的なルールとして上記の継続乗車などの規定が適用されます。その場合、少なくとも乗車中の夜行列車は、乗車可能となります。夜行列車を降りた後乗り継いだ列車の目的地を「券面に表示された着駅」とみなすかどうかが問題となります。 通常その部分をグレーなままにすることは少なく、上述のようにきっぷ毎にルールを定めます。 今回の回答で最新のフルムーンについて調べてみましたが、具体的なルールは見つかりませんでした。 しかし、かつては、以下のように定めていたはずです。このルールをあえて変更する必要があるような状況の変化がないので、今でも同様の規定になっていると推定されます。それによると、質問事例では「岩見沢まで特急に乗ることは可能だが、特急券は別途購入必要。改札を出なければさらに岩見沢で列車を乗り継ぐこともできる」となります。 特急券不要といわれたのが、上述のように運用なのか(運用の場合北海道全線で同じ考えなのか、函館線にあるいは札幌管内に限った考えなのかは外部の者に知りようがありません)係員の勘違いなのかは判断できかねます。 かつてフルムーンパスで案内されていたはずの文章(正確さの保証はありません) 入場後に有効期間が経過した場合は、途中出場しないでご旅行を継続する場合に限り、有効期間の翌日まで有効です。ただし、有効期間が終了した翌日に途中出場しないで乗車する場合は、乗車券のみ有効とし、別に特急券等該当する料金券の購入が必要です。 ちなみに、フリー切符の継続乗車については以下のパターンが多いです。 ・0時を過ぎた最初の駅まで有効→青春18きっぷなど、普通列車限定、普通列車利用を前提とした(特急等には別途料金が必要)狭い範囲のきっぷに多いです。 ・期限内に乗った列車の終着駅までは乗車可能→特急自由席乗り放題などのきっぷに多いです。 ・改札をでない限り、最終目的地まで乗車可能。但し、特急料金等は別途必要→利用範囲の広い指定席乗り放題などに多いです。私の知る限り、期限経過後も料金券を買わずに乗れることを明記している事例はなかったかと思います。 なお、フリーきっぷでも往復+現地フリーの場合は通常ルールと同様、券面記載の着地まで改札を出ずに利用としていることが多いです。(ルールを決めずに一般ルール適用とする場合もあり)
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- goold-man
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(2)と思うのですが・・・(札幌駅や岩見沢駅の駅員、車掌の3人とも間違っているとは考えられず。内部運用規定があるのかも?) 改札を出ない限り、6日目も有効 但し、0時以降、新たに乗車する列車には乗車券のみ有効 例 : 最終日に札幌で「北斗星」に乗車、下車するまで有効で、上野に到着後、改札を出ると、その時点で終了。改札を出ないで新宿まで移動し、新宿から松本まで特急に乗車した場合、新宿から松本までの特急券を別途購入する必要がある。
お礼
早速の回答ありがとうございました。 書かれていますように、尋ねた3人全員が間違っているとは考えにくく、内部運用規定がある可能性が強いと感じております。
お礼
約款まで調べて頂きましてありがとうございました。 丁寧な内容で、よく理解ができました。 かなりの頻度でそのような機会に接すると思われる3人のJR職員が、L特急の使用を可としているのですから、文書化されていなくても、おそらく運用規定があるのでしょう。 知人は、旅行時の土産話の一つとして、多少旅行や鉄道に詳しいと思われていた小生に話を振ってきたのですが「次回同じように、特急に乗ったら、その時は特急料金を取られるかもしれないよ」と言ってあります。 千円チョッと安く得になったので、正式に問い合わせるつもりはありません。 言われるように、問い合わせたことで、本来の規定で扱われるようになる可能性もありますし。