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花粉って都内や人が多いところに集中するの?
花粉マップを見てて疑問に思ったのですが 地方より東京23区のほうが多いようです。 どうしてですか? 人が集まるところに花粉も集まるのでしょうか? http://weathernews.jp/pollen/#//c=30
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花粉の飛散量が近年増加したのは、高度経済成長の初期、外材が安く大量に入ってくる前に、将来の建築資材としての需要を見込んで皆がこぞって植林をした杉が、適齢期を迎えて大量に花粉を飛ばすようになったのが原因です。 山の谷間では、花粉はその場にとどまりません。 土や樹木の水分に吸着されたり、山の上空を吹き抜ける風に運ばれていくからです。 風の吹き抜ける平野部に至り、海からの風にさえぎられて滞留します。 沿岸部は人が多く住んでおり、結果的に人の多いところで花粉が多くなります。 都市部はコンクリートとアスファルトでできており、吸着される要素が少ないため、花粉が空気中に長くとどまることになります。 あと、杉の木から飛んでいく、離れた直後の花粉は、都市部に至った花粉ほど症状を引き起こさないそうです。 花粉にいろいろな有害物質がくっついて、さらに症状を悪化させるようですね。
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- dogday
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この密度の違いは、花粉研究員の観測地点数の差でしょう? 文明が発展するところは、自然エネルギーが吹き溜まる海岸線ではあるんですが。ナイル川沿いのエジプト文明だったり。 スギ花粉が発生するのは、室町時代から江戸時代までに木材や薪としてどんどん芝刈りが山奥に拡大していって、切り倒した木材は隅田川や多摩川などの大きい河川を使って運びました。隅田川の行き着く先は、木場や新木場なんて土地がある訳で、海に浮かべて木材を乾燥させたのです。 刈ってハゲ山になってしまった場所に材木として使いやすく、育つのが早い杉ばかりを植林したため、スギ花粉が問題になるわけですが、 スギ花粉は、風で飛ぶわけですが、遮蔽物のない平らな低い場所を最短距離で目指します。すると、材木を運んだルートと同じ川沿いを吹き降ろし、 または、都市と都市をつなぐ一番遮蔽物のない場所、太い国道や高速道路、線路沿い(鉄道はレールの関係で高低差がない最短距離をつなごうとする)を吹き渡り、海風にぶつかるとそこで吹き溜まります。 道路網や路線図は都市の人間の集まり方で網ができている訳ですが、花粉も空中を全く同じルートで利用するのです。 すると必然的に人の多い都市部に花粉が集まり、山の起伏が激しい田舎の花粉は、その場所には留まらないで飛んでいくので量が観測されないのです。 地形と気象ってリンクしているんですよ。
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ありがとうございます。
- garasunoringo
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人が多いところは都市部なので、地面がコンクリートやアスファルトなどで覆われています 自然の土とかなら吸着されたりしますが、コンクリートには吸着されないので、空中を飛び交う量が多くなります
お礼
ありがとうございます。
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