アメリカの経済、、、うん、わからんですねぇ。
あまり伝わってきませんから。
でも、共和党と民主党の対立が激しくて、オバマさんも苦労なさっているようですので、かなり主義主張が複雑化、先鋭化しているのではないか、と見ています。
あっちを立てればこっちがたたず、というような状況ですね。
で、日本とアメリカを比べると、アメリカのほうが悪いように思います。
なんだかんだ言っても、日本の方が医療制度や生活保護制度が充実していますから、制度に寄生している者も含めて助かっているはずです。
過去の日本には、いまのアメリカのような状態はなかったと思います。
過去の日本は、生産者から仲買、大卸、卸、小売り、その間に運送会社、みたいに、悪く言うと複雑過ぎる流通経路を経て、みんながすこしずつ分け取るという社会でした。
誰かが大発明しても、その人は名誉だけもらって金銭的な見返りは受けなかったので、そのおかげで役に立たない部門の人間も給料をもらえました。
不利益も分かち合った。
最近は、アメリカ流に、才能ある人がたくさんの報酬を取るようになっていますけど、それをもっと強烈にした本家本元が、昔からのアメリカですので、過去の日本にたとえることはできません。
利害、思想、肌の色、生活、健康状態、さまざまな理由で分化し、その分化が強烈になっているような気がします。
TPPも難しいですが、対米的には円高になるものの、総体的には「大して変わらない」のではないかと思っています。
つまり、正式に始まると米国の会社などが日本に対して激しく投資するだろうと思います。
農業法人や富裕層狙いの高額医療機関などが投資によって多数できてくるような感じがあります(TPPに反対している組織の言い分は正しいと私も思う。でもTPPには賛成)。
そうなると、ドルを円に換えなければならないので、円高要因です。
が、日本の会社なども他の参加国への投資を増やすはずです。脱中、脱韓という必要にも迫られるでしょうし。
となると、世界通貨のドルが必要になりますんで、アメリカから来るドルを吸収できるんじゃないかと思っているわけです。
たいして変わらないと書きましたが、「さあどっちだ」と言われれば、私は日本から他国への投資のほうが増えるだろうと思うので、円安に賭けたいですね。