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フルートのピッチについて

私はブラスバンドでフルートを吹いているのですが 先日、先輩からピッチがあっていない、と言われました。 私が使っているフルートのメーカーはジュピターなのですが 他のフルートの人は皆、YAMAHAです。 先輩からは原因は私だけが違うメーカーの楽器を 使っているからだ、と言われました。   なのでジュピターのフルートでも、YAMAHAのフルートの人の ピッチに合わすことはできますか?? ☆回答よろしくお願いいたします☆

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回答No.2

私は大阪府枚方市のフルート教室講師です。ヤマハは日本製のフルートでジュピターは韓国製だったと思いますが、日本国でも国外のものでも、フルートのピッチは本来統一されています。日本のメーカーの場合、頭部管を約5mm抜いた状態で気温が20℃の時、A=442Hzで発音するように作られています。(オプションで、このピッチを440Hzから445Hzの間のいずれかで注文できるブランドもありますが、これは特別です)ですから、練習でフルートを吹いていると管体は温まってピッチは上がってきます。たとえば真夏の暑い中では、ピッチを合わせるために頭部管を5mm以上に抜いてもピッチの高い事もあれば、逆に冬の寒い日にはなかなかピッチが上がらない事もあります。ピッチを合わすことは中々大変な事で演奏中のフルートが温まっている時はピッチが合っていても、長い休符で息を入れずにいると管体は冷えてしまい、つぎに息を入れた時にはピッチが下がってしまう事が多いのです。ピッチの調整は気温や管体の温度によって頭部管を抜く長さを変えるだけではなく、歌口にかぶせる唇の割合の違いや、歌口に対して息を吹き込む角度が変わってもピッチは変化します。角度が一定でも吹き込む息の量でもピッチは変わります。また、フルートの材質によっても、温まる速さ、冷める速さも違うので、ピッチが変化する速さもそれにともなって違いが現れます。プロは演奏中のピッチ調整を、あらゆる方法を巧みに使い分けながら、音色が悪くならないように発音しています。正しいピッチを体得するには、演奏初めにチューナーで合わすだけでなく、常にチューナーを見ながら、自分の発音が今どういう状態なのか確認しながら練習する癖をつけると、ほぼ正しいピッチの発音の仕方がわかってきます。正しいピッチで演奏していても隣合わす前後の音の高さにより、高く感じたり低く感じたりする事がよくあります。ピッチは「感」だけに頼らず、正しい音程はどういう音なのか、自分の音を他人の立場に立って聞く事が大切です。後は練習と経験を積んで獲得していくのです。 ※頭部管はピッチ調整のため抜くにしても10mm以上抜くと、全体の音程バランスが崩れてしまいます。そして、どんなにアンブシュールやアパチュアを工夫してもピッチが安定しない時は、頭部管内部の反射板の位置がずれていないか確認してください。まれに海外のフルートで新品であるにもかかわらず、ヘッドコルクの合わせが悪いため反射板が動きやすくなっている事もあります。反射板は、歌口の中央から17mmと決まっていますから、クリーニングロッドの柄に刻まれているゲージで時々チェックしましょう。

  • seble
  • ベストアンサー率27% (4041/14683)
回答No.1

音程なんて吹き方次第。 もちろん、楽器ごとのクセやモデルごと、年式ごと、メーカーごとのクセはあるけど、奏法が最大の問題。

waiwai-ccc
質問者

お礼

回答ありがとうございます!!! うまくなれるよう頑張って練習します♪ 本当にありがとうございました!

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