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統一教会信者の両親を何とかしたい
長文ですが、どうかよろしくお願いいたします。大変混乱してきています。どなたかご助言ください。熱心な信者である母のせいで、家庭が壊れつつあります。いい歳してお恥ずかしいのですが、家族の問題だけにどうすればいいのか分かりません。 当方成人済み、自宅で両親と同居。一人暮らしできるほどではありませんが、自分のお金は持てています。いわゆる二世です。 両親の具体的な性格です。 母は60歳過ぎ。勉強が良くでき、礼儀作法など一般常識にも通じるところがあり、宗教やっていなければいい母。しかし頑固な性格で、自分が正しいと常に思っており、人の意見を聞かない性格。熱心な信者で、過去に途上国への海外宣教師歴あり。現在は地域の信者のまとめ役的なものに就いている模様。 父は60歳近く。頭の回転が速く、けっこうアイディアマンで面白い。しかし、家庭環境に欠陥があったため、非常にネガティブで、面倒なことからはとことん逃げる性格。妻の暴走をいさめる・止める気配がない。信仰心は薄く、やれと言われなければ信仰活動は何もやらないと思う。過去に青年信者を脱会させようとする保護者に対応する役職などに就いていたため、教会の矛盾を知っているとのこと。 現状: お金(献金)、家族の健康、私の宗教活動(信仰心と異性関係)についてなど、かねてからの懸案が噴出すると同時に、そのすべてに母が絡み、脳内のお花畑理論で問題をややこしくしている。 昔から母の献金に対する高いノルマ意識のため、生活費をぎりぎりまで削ってきた。なので我が家はデフォルトで貧乏。現在母は家賃の値下げ(最悪追い出される)や父方の遺産相続金数百万を、教祖が死んだことに対する献金?的なものにつぎ込もうと企んでいる。当たり前のように老後のための貯金はほぼ0。年金もほとんど払っていない。 また、父が即時入院を要するような体調不良の今、入院するなら近く行われる大会が終わってからにしてよね、と発言。過去に私が病気を患い、体調を大きく崩した時も、教会まっしぐらでまったく気づかず。本当は何が大切で、何がどうでもいいことなのか明らかに分かっていない様子。 大まかには以上です。 どこの信者家庭でもそうかとは思いますが、とにかく母のお金に対する見境がなく、入ってくるお金は本当に最低限の分を確保したらあとは片っ端から容赦なくつぎ込んでいます。お金は湧いてくるものとでも思っているかのような勢いです。 よく計画と支出が合わず、お金が足りなくなって私や父、祖父母などにお金の無心をします。 数年周期で急に熱心さが増す時があって、今年は教祖が死んだこともあってそのハズレ年のようです。 そして母がそのような暴走をすると決まって、家族の誰かが体調・精神を崩したり、家庭内の人間関係がぐちゃぐちゃになります。今現在も小康状態だったのが急速に家庭崩壊の方向に進んでおり、私もいい歳ですので、信教の自由があるとはいえ、脱会もしくはせめて献金活動だけやめてほしいと強く思うようになりました。 被害者の会のHPも閲覧しましたが、せめて自分が一人暮らしなど自活ができるようになってからの最終手段にしたいと思います。 マインドコントロールを解き、現実を見据えて老後の備えを真面目に行う、そんな両親になってほしいのですが、なにかご助言いただけないでしょうか… また、母の考えていることはどういったことだと思いますか?家族を不幸にしているのが自分だと本当に気付いていないのでしょうか。 正直離婚はあまり気乗りしないのですが、もう母の暴走が家を破滅させる勢いなので、父にその気があれば、離婚もありかと思ってきています。なければ家を出ることはもちろん、私から籍を抜くかしかないのかとも考えています。 父を説得して味方につけたいのですが、病気にストレスも絡んでいるらしく、むやみにこういった話を切り出せません。ソフトに言える言い方などがあればいいのですが… また、同じような環境の方がいらっしゃいましたら、ぜひお話をお聞きしたいです。よろしくお願いいたします。 ※以下は私の今までの思いです。回答には必要ないかと思いますが、もうこらえきれないので吐かせてください。読みづらく取り留めもないので、ご覧いただかなくてもまったく構いません。 二人は教祖の祝福で結婚し、私と姉が生まれました。二世として教育を受けましたが、私も姉も早い段階で(小学校中学年くらいから)この教会のおかしさ、異常性に気付き始めました。 なぜ信仰を周りに隠すのか?高い頻度で課せられるとんでもない額の献金は、信仰と何の関係があるのか?幼い子供から見ても、この宗教がカルト教であることは明らかでした。 しかし親が信者である手前、どうすることもできませんでした。教会に行きたくないと、泣いて暴れて抵抗しても、懇願しても、部屋に引きこもっても、引きずりだされて連れていかれました。子供がそこまで嫌がることに親として疑問を抱かないことも、もはやコントロールされていたのでしょう。また、献金や生活費の事で両親が大ゲンカするのを間近で見て育ち、友達を家にも呼べず、相談もできず、私も姉もいつも追い詰められました。 高校生になった姉は若干非行の道に走り始め、母は姉をまっとうな信者として作ることを半ばあきらめたようでした。しかしその分の期待が私にのしかかる形となり、異性関係や信仰生活の強制が厳しくなってしまいました。 ビデオセンター通いの強制や、進路を教会関連で固められそうになり、抵抗するとあなたのためだと言って聞かず、さらには生活できないようにする(学費を払わないなど)と脅されたこともありました。 私が次第に抵抗を強めた末、あんたなんか失敗作だから生まなければ良かった、と言われ、母との不仲が決定的なものになりました。 そんな我が家ですが、私は本当は今からでも遅くないので、今まで築けなかった正常な家庭環境を取り戻したいと思っています。 今までは信教の自由があると考え、両親の目の黒いうちは自由にさせようと思っていましたが、上記の父の体調不良や献金の問題等で、本当に頭がおかしいんだなと今までにないほど痛感し、このままでは絶対いけないと思いました。 周りの信者家庭の子供は親からばっちり洗脳を受けています。私も姉もちゃんとコントロールされていれば、こんな葛藤はなかったのではないかと思いますが、もう今更無理です。 先日母に、この前死んだ教祖含めて、自分の家庭すらもまともに保てないようでは、あなたたちの目指す地上天国とやらは一生できないだろう、あの世とか世界平和などの現実味のないことではなく、老後や子供の将来など、地に足をつけて考えてほしい。と言いましたが、神がどうの~とのたまい、まったく聞いてくれませんでした。大事なところで、まともな話が全くできません。 冒頭にも書きましたが、二人は老後の資金をほぼ貯めていません。その件も、必要なお金まで教会につぎ込み好き勝手してきて、老後の面倒は見てほしいというのは筋違いなので、私は二人の面倒を見る気はない、と宣言しました。今の私には、せめて自分の人生は自分で守りたいとの思いで精一杯です。 我が家は親戚にも異常者扱いされており、当然、信仰が一ミリもない私たちも子供のころから嫌味を言われるなど、二人の子供ということで肩身の狭い思いをしてきました。親戚に頼りたくないし、頼れません。 また数年前、母の暴走がひどく私自身が鬱状態になってしまい、私が死んだら目が覚めるだろうか、と思ったこともありました。しかし両親は私の異変に気づくこともありませんでした。子供の異変すら察せられない親とは何か…もう家族というものが分かりません。 当然両親への尊敬や敬愛の感情などありません。冷め切ってしまいました。稚拙で哀れな人たちと思うこともあります。子供としてそれはどうなんだろう…と考え、悲しくなります。 このように育ってしまった私なんかが人の親になれるとも思えません。結婚も正直怖くて考えられません。 すいません、まるで不幸自慢のようですね…自分でも時々、すべて親のせいにして逃げているだけじゃないか、と思います。その通りだと思うのですが、親と信頼関係が築けなかった子供の末路というか、あの人たちのせいにでもしないとやっていけないんです。 いい加減前に進みたい。今は一人暮らしの準備を整えていますが、就職の関係で早くても来年いっぱいは同居していなければいけません。 誰にも話せず、友達もこんな重くてどうしようもない話を受け止めてくれというのは酷だと思い、書かせていただきました。お目汚しですみません。 あの世で永遠に生きられるんだか知りませんが、私たちは今を生きているのです。かけがえのないもののはずです。目の前の家族や生活をないがしろにしてまで得たいものが分かりません。宗教の話以外ではいい両親です。しかし、いい面と悪い面交互に見せられて、まるでDVのようだ…とすら感じます。でももう許したくない、見過ごしたくありません。こんな、人の家庭を不幸にするしか能のない宗教、とっとと雲散霧消してほしいです。
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お礼
ご回答ありがとうございます。 何度も、何度も読みました。少し泣きました。いつも辛いことがあっても涙が出てこず、暗い感情が心の中に蓄積していってしまうような閉塞感を抱えていただけに、涙を出せて少しすっきりできました。 私の鏡は曇り過ぎて何も見えない状況でしょうね。子供のころから親は好きだけれども、半身、この人たちどっかおかしいんだろうな…という背徳的な感情を抱えて生きてきましたから、そう言われますと必死に自分を落ち着けて、大丈夫と言い聞かせていたような気もします。 母が勿体つけるようにして私の目の前に来て、何とも言えない顔つきで宗教の話を切り出すとき(またはその展開が想像できたとき)、吐き気のような強い嫌悪感に襲われて、あの人が何を言おうと、しようと宗教に絡む限り受け入れられないんです。その状況になると私も半ばパニックになってしまって、観察なんてまだまだできそうにないです。お恥ずかしいですが、これからの課題としたいところです… おっしゃられていた、目の前の問題の観察…それはつまり宗教にはまる母の言動の観察、またそれに係る家庭状況の観察ということになるかと思います。これを自分の写し鏡と思い、よく見て自分の本心を考え、それを守る…ということでよろしいでしょうか? 度々思うのですが、私はさびしかったんだと思います。もっと構ってほしかった、愛してほしかった。どうして私を置いて昼も夜も教会に行くのか。かけてくれる言葉は母親としての言葉ではなく、なにか神父などから言われるような言葉ばかりで、本当の意味で「母」という存在(宗教性をすっぽり抜いた、生身の)と会話したことがないように感じるのです。この歳になってもそれがとてつもなく寂しい。 それがクリアな目線かは分かりませんが、今は母に甘えることも、あの人を母親と認識することも辛くなっています。努力はするつもりです。ですが、結局このまま母との関係はさらに悪化し、私が家を出て終わり、という展開が見えるようで、そこすら受け入れている自分もいて、混乱が募ります。 差支えなければ、回答者様のご家庭の話、表面だけでも構いませんのでお聞かせいただけたら嬉しいです。 いろんな家庭があって、いろんな事情があるんですよね…辛いのは私だけではないので、気を引き締めたいです。 統一教会の末端層は本当にみんな貧乏で、そしていかにも騙されそうな(失礼ですが…)いい人が多いです。日々汲々と生きながら、自分たちが頑張って天国を作るんだ!というような静かな決意を感じます。本当に妄信している方が多いので、私はその雰囲気すら怖く思います。 母は人格者というべき両親に育てられ、また大自然の中で貧しいながらも伸びやかに育った、という話を本人から聞いたことがあります。ちょっと世間知らずで自由奔放なところがあるのはそのためです。 きっと入信に際して、世界のあり方に疑問を感じる何かがあったのだとは思いますが、あまり聞きたくなく… 実は、教会に入った経緯などを話したいから聞いてほしいと言われたことがあるのですが、怖いし、また信仰を強制されると思って逃げました。以前、全く関係ない話題を装って連れ出されて、数時間に渡ってその手の話をされ、とても不愉快な思いをさせられた経験があるので信用できないんです。 母と直接ではなく、母方の祖母と一度話をしたいなと思いました。何かヒントをくれそうな気がします。 私もどうすれば回答者様のようなご家庭になれるのか…まず私からですね。頑張ろうと思います。 長文で失礼しました。