- ベストアンサー
「首をボキボキならすのは、脳卒中の原因」は本当?
「首をボキボキならすのは、脳卒中の原因になる!?」 http://nousottyu.nerim.info/news/2012062901.html という記事を見つけました。 首こり、肩こりがとてもひどく、鳴らすつもりがなくても、首を動かす度にコキコキ鳴り続けてます。 なんかすごく不安です・・・。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
面白そうだったので、医学文献検索(Pubmed)で調べてみましたが、 neurovascular infury、manipulationなどで検索しても Spinal manipulative therapy: no evidence for neurovascular trauma. Int J Neurosci. 1996 Jul;86(1-2):1-6. というのくらいしかヒットせず。医師名のO’Connellでもヒットしませんでした。 ただ、O' Connellも、整体師などが首をもって急に捻って音をだすのを警告しているくらいで、自然に鳴るのには言及していませんので、質問者の場合は問題なさそうですね。 確かに、整体師が首を急に捻って音をだす行為は、脊柱管の中に突起があったり、後縦靭帯骨化症などがあると危なそうではあります。脳卒中というよりは椎骨動脈解離などが問題になるかと思います。
その他の回答 (3)
- o120441222
- ベストアンサー率69% (3624/5206)
>もう10年以上前のことなので、もう気にしなくていいのかしらと思います。 このイギリス人医師は脳卒中や動脈解離など突発的な事故に対して苦言を呈しているようです。そこにはさらなる検証が必要なのかもしれません。しかしスラスト法を漫然と続けることによる弊害は既に報告され実証されております。 椎間板とは外力を吸収するクッションの役目を果たしております。スラスト法とはピンポイントに突発的な外力を加える手技ですから、その負担の大きさは容易に想像できます。私も実際にある患者さんを例に、一年前と一年後のレントゲン画像を調べました。私も最初見た時はビックリしました。明らかに普通の生活で劣化するレベルの域を超えておりました。また分離症と呼ばれる腰の骨の骨折では一部分の分離が、スラスト法で完全に分離してしまう事例が学会で報告されています。しかも完全分離後は症状は良く感じてしまうらしいです。当然完全に壊れてしまうことがいいわけではありませんので、このような治療には注意が必要です。 貴方が10年前にどのくらい通われたか分かりませんが、1回2回であれば気にする必要はないでしょう。長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ。
お礼
ご丁寧にありがとうございます。スラスト法は、随分と荒業な治療なんですね・・・。たぶん5回以上は通ったような記憶がありますので、ちょっと気になります。 その後も、首コリはひどくて、しびれが出ることもあり、整体以外にも、整形外科や脳外科にも行ったことがあります。 今は、整形外科に行ってマッケンジー体操をやってます。 ありがとうございます。
- o120441222
- ベストアンサー率69% (3624/5206)
さらに大元の元記事を調べてみました。私は英語ができませんので、ブラウザのおかしな翻訳からの判断です。 その記事によりますとこのイギリス人医師はカイロプラクティックで見られる「首をボキボキ鳴らす施術(スラスト法)」において脳卒中のリスクがありと危険と警告しているようです。これが伝言ゲームのように日本人が書いた記事で少し内容が変わってきていることが真相のようです。 スラスト法の危険性は日本の厚労省も昔から警告しております。カイロプラクティック(整体)とは日本で特に法整備されておらず、ほぼ100%無資格者ですからその危険性は諸外国より高いでしょう。骨を主体とした治療なのに、レントゲンが撮れませんし矛盾だらけです。以下ソース元と厚労省のHPをご紹介します。 ソース元(海外サイト) http://www.dailymail.co.uk/health/article-2156179/Letting-chiropractor-crack-neck-ease-pain-trigger-stroke.html#axzz2Jkx0Qfli 厚労省 http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/061115-1a.html
お礼
原文を調べていただいて、ありがとうございます。 日本語になったところで少し内容が変わっていると教えていただいて、少し安心しました。
- o120441222
- ベストアンサー率69% (3624/5206)
信憑性はほんとどない記事と考えます。この記事のソース元見てみるとイギリス人のリハビリ研究センターの医師とカイロプラクター(日本では無資格)の警告だそう・・・なぜ脳神経外科医ではないのか?まぁ論文の一つなのかもしれませんが、それが正しいと証明するためにはさらなる実証が必要なのだと思います。 ちなみに個人的には意図して鳴らすことはしない方がいいと思います。骨や椎間板に負担をかけますので、劣化が早くなるからです。文中に出てくる内田先生って人は整骨院の人物らしいです。「骨がズレる」「空気が抜ける」という説明にはやはり信憑性がありませんが、発言の大体のベクトルは正しいです(彼は脳卒中については言及していない)。 ただし、整骨院(接骨院も同じ)は柔道整復師という国家資格ですが、この資格は打撲、捻挫、肉離れを専門とするものです。逆に言えばケガ(打撲、捻挫、肉離れのみ)以外は専門外ということになります。このような首の慢性的な異常は整骨院では治療の対象になりません。もしこのような異常が出ればまずは病院である整形外科を受診されるのが基本です。ご注意ください。 長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ。
お礼
信憑性があまりなさそう、ということが分かり、安心しました。 首こり、肩こりは、整骨院では治療対象外なのですね。かえって、その情報に驚きました。ありがとうございます。
お礼
医学文献でわざわざ調べていただきありがとうございます。 昔行っていた整体のところでは、首をゴキっとやられてました。 もう10年以上前のことなので、もう気にしなくていいのかしらと思います。 ありがとうございます。