入院中の家族が危篤状態を見過ごされた可能性について
先の質問に関して、皆様のご意見を賜りたいと思います。
家族が末期ガンで、1か月あまり入院していました。
ある日の早朝、病院から、「○○さんの血圧が下がっているので、病院に来てもらえるでしょうか。いま、先生も向っていますので」と電話がありました。
準備をして、タクシーを飛ばし、約1時間後に家族が入院している病室に行くと、すでに主治医が心臓マッサージをしていて、その20分後に、患者の臨終が宣告されました。
最後の1か月、私は夕方の4時半から夜の8時半頃まで、毎日、患者の身の回りの世話のために病院に行っていて、その前夜も患者の顔や体を拭いて帰宅したのですが、いつもは目を覚ます患者が、この日は眠ったまま目も開けず、看護師さんが血圧を計ると、いつもは120~130くらいあるのが、100くらいしかないので、ヘンだなとは思ったのですが、誰も異変とは気付かないで、翌朝まで放置され、そのまま息を引き取ってしまいました。
少なくとも亡くなる前日の夕方から、場合によってはもっと前の時間から、すでに危篤状態だった可能性があるのですが、疑問なのが、それまで誰も、患者の異変に気が付かなかったのかということです。
日曜日だったので、終日、当直の医師しかいなかったというのはしかたがないにしても、前日から眠ったままで、血圧も下がってきていた患者の異変に、誰も気を払わなかったというのが不思議でしかたありません。
この文章だけでは判断はつき兼ねるとは思うのですが、これを読まれたかたの印象として、危篤状態を見過ごしていた可能性があるか、それとも現在の医療では、こうしたこともやむを得ないのか、率直な感想を賜りたいと思います。
ちなみにこの病院は某国立病院で、私自身、患者が眠っているものと勘違いして、そのまま帰宅してしまったことを反省しています。
お礼
人工呼吸器は付けていないので脳死での脊髄反射ではないです。ただ末期癌で脳まで転移していて意識は無い状態でした。