糸井側としては、(1)Fの年俸提示額 が納得いかない、
(2)来期のポスティングでのMLB移籍を認めてほしい
の2点ですが、今までの糸井選手は、近年の実績は勿論素晴らしいですが、
いわゆる全国区ではなかったですが、
今回WBC代表候補に選出されたり、このオフ、全国ネットの番組にもでていたこともあり、
本人も強気になり、また今回、代理人交渉でしたので、
上記の条件を呑まないと※「国内移籍でもよい、ぐらいの事」もきっと球団に伝えたのでしょうが、
球団的には、糸井選手が望む年俸は出せない(開きがありすぎる・・)、
糸井選手の来期オフのポスティングは考えていないことがあり、またファイターズの補強的には
(田中賢MLB移籍・金子誠、小谷野手術明けで)「内野手」と、
(昨年大活躍の吉川が疲れと故障、右肩痛の斉藤佑、手術明けのケッペルが何ともいえない事で・・)
「先発投手」なのですが、本来であれば、
(近年、多数トレードを成功せている)讀○さんなのでしょうが、(先発投手は、いそうですが・・)
糸井に見合う内野手がいない、またポスティングを認めない球団なので、一応、糸井の事を考えて
讀○さんには、この話はもっていかなかったのかな?と推測します。
また時期的に、レギュラークラスの内野手の獲得は、むずかしい中、オリックス側が「糸井であれば」、
大引選手をだせる、とのことと、ホークス以外のパ球団であれば、ポスティングも認めそうなこともあり
(水面下では、オリックスは糸井のポスティング移籍を合意しているかも・・)、
赤田選手を含めた「糸井・八木」「木佐貫・赤田・大引」 今回の緊急トレードになったんでしょうね。
しかしファイターズ的には、勿論糸井の穴は大きいですが、年俸は抑えられ、
先発ローテ投手と、人望の厚い(選手会長で、大学時代は「法大史上最高の主将」、「学生野球の鑑」と
言われた)正遊撃手と、内外野を守れる経験豊富なユーティリティープレイヤーを取れたのは、
まんざらファイターズ的には、悪くないトレード(糸井は人気選手だったのでFファンや、
F選手達には動揺があったと思いますが・・)だと思います(でも糸井選手のオリックス入団会見を見る
と、トレードも辞さない とは言うも、本当に自分がトレード要員になるとは、夢にも思わなかった様に
思います・・・なのでファイターズ戦の糸井はこわいですね。)
逆に、オリックス的には、今期は良いかもしれませんが、来期オフに、糸井のポスティング移籍があれば
(長期的にみれば)痛手かもしれませんね・・。
しかし、ファイターズの補強等の人事的な事には、いつも脅かされますね。