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Linuxのルーティング処理とは?
- CentOS6.3で、iptablesを使用してルーティング処理を作成する方法を知りたい。
- NICを2枚刺し、異なるセグメント間のルーティング処理を実現したい。
- ルーティング処理はiptablesのFORWARDを使用する方法とroute addコマンドで行う方法があるが、どちらが適切か知りたい。
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>CentOS6.3に、NICを2枚刺し、二つのセグメント(A:192.168.11.0/24 と B:192.168.11.24)があります。 ちょっと突っ込みを入れますとこのAはネットワークアドレスでBはユニークIPアドレスになっています。 また、AとBは同一セグメントになります。 >AからBにルーティング処理させたいのですが、「iptablesのFORWARDを使用して処理させるのでしょうか?」 NIC2枚刺しということなので、eth0からeth1(又は逆)にパケットを通すことを指していると思われます。 これはフォワーディングと呼ぶのが正解ではないかと思います。 設定は、 /etc/sysctl.confのnet.ipv4.ip_forward で行います。 デフォルトでは0なので、フォワーディングは不可です。 1にするとフォワーディングを許可します。 つまりルータのようには、インターフェース間のパケットを中継しないのがデフォルトです。 ちょっと古い記事ですが参考にしてください。 http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/netcom/route/route.html なお、iptablesのFORWARDはIPパケットになんらかの変更を加える場合に使用します。 具体的にはNATやNAPTなどをする場合です。 パケットをそのまま中継する場合は必須ではありません。 >先ほど調べてたところ >「route add コマンド 」 >を使用してルーティング処理を記述するという記事も見つかったのですが こちらはルーティングテーブルの設定です。 ルータの設定をしたことがあるということなので設定すべきかは判断できると思います。 >CentOSルーターを作成する場合、どちらで処理させるのでしょうか? セグメントがLinuxサーバに直接接続されている2つしか存在しないネットワークならば、net.ipv4.ip_forwardのみ。 もっと大きなネットワークの一部ならば、net.ipv4.ip_forwardとrouteコマンドの両方。 さらにダイナミックルーティングがあるのならばroutedも合わせて設定する必要があるということになります。
お礼
> なお、iptablesのFORWARDはIPパケットになんらかの変更を加える場合に使用します。 具体的にはNATやNAPTなどをする場合です。 パケットをそのまま中継する場合は必須ではありません。 そういうことなんですね。理解できました。 ありがとうございます。 >(A:192.168.11.0/24 と B:192.168.11.24) ご指摘の通り、セグメント記述を間違えておりました。 ありがとうございました。