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photdhopで写真加工

質問させて頂きます。 フォトショップの(CS5)で添付した画像のような アメリカンレトロ、ヴィンテージ風の写真加工をしたいのですが 方法を教えてください。 宜しくお願い致します。

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noname#204205
noname#204205
回答No.1

【前置き】 オプション設定の数値は「600X400pxの人物画像」に使用したもので あくまで一般的な目安の値です。 設定値は絵柄や画像サイズなど条件により適宜変更してください。* 強めの処理になりますので元画像は加工で破綻しないような 品質の良いものが望ましいです。** 「*」付きの行は別項に説明があります。回答のずーっと下の方です。 【PsCS加工手順】 試作に「Pse10win」と「PsCS3mac」を使用しました。 「PsCS5」も操作共通...のはずです。古いバージョンも可。 1) 「メニュー>フィルター>シャープ>アンシャープマスク」: 「量50%、半径7px、しきい値0レベル」 ↲ 掛け方が強いと思われるでしょうが、ご安心ください。これで良いのです。 必ず次の 2) の前に実行してください。* 2) 「メニュー>フィルター>ぼかし(表面)」:「半径20~25px、しきい値20~25レベル」 ↲ この処理がレトロ度を決めるキモになります。 共に数値を大きくするとレトロ度が強くなり、数値の大小で感じがかなり変化します。 互いに反比例するような数値の設定はXです。両方共に上げるか下げる操作をして下さい。 単なる偶然ですが、数値を同じにすると良いようです。 オプション設定値がピタリと決まれば最高です。 そういう設定値を探して何度も試してください。 半径はあまり大きな値にしても効果はありません。 大きすぎるとかえって効果が薄れます。 ここまででアメリカン・レトロ風の質感? の加工は完了ですが、 すでにそれらしい感じが出ていなければ画像自体が加工に向いていません。 他の画像に変えてやり直してください。 次にアメリカン・レトロ風の色合い(風味?)をつけていきます。 レイヤーパレットの調整レイヤー上で実行します。 3) 「色相・彩度 調整レイヤー」:「彩度のみ 20~30」 ↲ 色を強調してアメリカンの味付けをします。 元画像の状態により数値は変えます。不要な場合は省略可。 4) 「明るさ・コントラスト 調整レイヤー」:「コントラスト 50~70、明るさ -12~12」 ↲ コントラストをマイナス値に設定する場合も稀にあります。 絵柄によって最適な値がありますから、コントラスト、明るさ共に値を上下して よさそうな値を見つけます。 値を決めかねる場合は後でも変更できるので、とりあえず「0」のままにしておいてもかまいません。 風景画像の場合、元々コントラストが強い場合が多いので共に「0」のままで良いでしょう。 5) 「レンズフィルター 調整レイヤー」:レトロ感をさらに演出します。 3)で色を強調しましたが、 ここでは色を被せて最後の味付けをします。 人物画像(ポートレイト)の場合は暖色系3種、レッド、オレンジ、イエロー、ヴァイオレット、セピアなどが適し、風景画像、乗り物などの人工物の画像は寒色系3種、ブルー、ヴァイオレット、ネービーブルーが向いています。 設定値はデフォルトのままでも問題ありません。 尚、省略も可です。 6) 5の処理まで終えたらレイヤーパレット上で「新規グループを作成」します。 上から順に3つの調整レイヤーを全て選択し右クリックで「レイヤーをリンク」して 先の「グループ」にまとめてドラッグして入れておきます。 これで3つのレイヤーを同時にオン/オフできるようになり効果確認が容易になります。 7) ご期待に副えるか判りかねますが、大体こんなところでレイヤーを統合して完成です。 加工の効果は女性ポートレイト画像10数点、風景画像、物撮り画像などで確認済みです。 絵柄によってはオプション設定値を大きく変更する場面もありましたが、大筋○でした。 本当を言えば、もっと相応しい画像を添付したいところですが 人物画像は差し障りがあるので添付できないのが残念です。 添付画像は加工完成品ですが、元画像はこちらに貼ってあります。 どの程度、加工の効果があるかが確認できますのでよろしければご覧ください。 http://okwave.jp/qa/q7885430.html ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【加工の前に撮影なんですが】 解像度を高くして(大きなサイズ)撮影してください。 撮影時にカメラ内でフィルター加工される画像(ピクチャー機能など)は適しません. 標準設定で撮影します。シャープネスも標準にします。 屋外で人物撮影する場合の背景は出来るだけ単純なものが加工に向きます。 樹木の枝などがうるさく重なり合うような背景は最悪です。 背景には単色の壁のようなものが都合が良いのです。 出来るだけ背景はボカシて撮影しておきます。 *【オプション設定値】 記述した値は平均的な画像に適した参考値で大体はこの辺の値になります。 設定の効果が心配なときは記述してある数値をそのまま使ってください。 個々の画像によって最適な値は異なります。単純に公式のように当てはめるだけでは 最良の結果は得られません。オプション値は色々変えて試してください。 変更すると俄然良くなることがあります。 一通り加工が済んだら画像全体のバランスを見ながらもう一度、値を見直していきます。 **【加工に適した画像】 なによりも元画像の絵柄がアメリカンレトロ、ヴィンテージにふさわしいものでないと 良好な結果を得ることは難しいことになります。 比較的強めの加工を施しますので画質に余裕のある画像でないと階調が破綻する惧れがあります。 加工しようとする画像のコントラストが高く、暗い部分の占める割合が多い場合は加工にはやや不向きです。 暗部へ光が廻った若干コントラストが低い、薄曇りで撮影したような画像が効果が出やすいと思われます。 ディテール(細かい文字や模様など)への効きは良くないので加工前に除去するなどの手当てをしておきます。 尚、加工に向いていない画像は副作用だけで効果が望めませんので服用をお控えください。 【Tips】 試作では小さめの600X400pxの画像を使用しましたが、例えば、倍の解像度の1200X800pxの画像を加工しようとする場合は「アンシャープマスク」と「ぼかし」の半径のオプション設定値は倍の値にします。 最近のデジカメの解像度は、この数倍なので必ず適した数値を間違いなく入力して下さい。 シャープ処理は画像を使用サイズに落として完成直前に掛けるのが一般的ですが 今回の「アンシャープマスク」は違う目的で使用するので説明通りの順番で実行してください。