サイクロン掃除機の魅力って何?
最近、10年ほど使っていたメインの掃除機が壊れたので買い替えを検討中です。
で、目に付くのがというか、主流になりつつあるのがサイクロン方式!
ところが、いろんなサイトを見てみても、「サイクロンの方が紙パック方式より優れている」もしくは「圧倒的にサイクロンの方が魅力的!」という要素が見つかりません。
(ここでは日本製のサイクロン掃除機に限定して書かせて頂きますね。)
ダイソンが構造上の特許を取っているため、日本のほとんどの機種はフィルターを付けているそうで、そこが汚れてくると吸引力が落ちるそうなので、マメに掃除が必要だそうです。
(一部フィルターがない機種(確か風神でしたか?)もあったと思います。)
元々、サイクロンは「紙パックのようにゴミが貯まると吸引力が落ちることがない」ということが一番のメリットだと思っていたのですが。。。
だとしたら、紙パックの方が「集じん容積」は大きいので、吸引力が落ちるスパンは紙パックの方が遅くなるわけですよね。
また、吸引力自体についても量販店で聞いてみましたが、サイクロンの方が優れているとは限らないとのこと。
となると・・・サイクロンが主流になる、もしくは売れている理由が分かりません。
よくメリットとして、
「紙パックを買う必要がない!」
「外からゴミが見える!」
「紙パックが切れて掃除が出来ないということがない」
などと書かれていますが・・・
サイクロンは紙パック方式より割高ですよね。
紙パックは5~10枚ほど入って600~1000円ほどでありますので、1セット買っても1年は持つと思います。(私は1ヶ月でパックが一杯になったことはありませんので。)
「紙パックが切れて掃除が出来ない」ことを考えるのなら、購入時に2~3セットまとめ買いをすれば済むこと。
また「紙パック方式」が割安な分、紙パックも買いやすいはず!
となれば、あとは「同じ能力(ワット数)ではサイクロンの方が吸引力がある!」という可能性しか残っていませんが・・・
実は、「吸込仕事率」のことが今ひとつ分かっておりませんで・・・・ゴミではなく、空気を吸い込む能力とということは分かりましたが(本当のゴミを吸う能力は「ダストピックアップ率」であることも分かりました。・・・が、紙パック方式の「吸込仕事率」は平均500Wくらいであるのに対して、サイクロン方式は250Wくらいなのもよく理解出来ておりません。
ひょっとしたら同じ吸引力の場合は、サイクロンは少ないワット数で済むのでしょうか?
となれば、当然結果として「サイクロンは音が小さい!」ということになりますが、そんなことはどのサイトにも書いてありません。
私は、どう客観的に考えても、「紙パック方式」の方が楽だし、捨てるときにホコリが出ることもないので清潔だし・・・サイクロンのメリットが見えません。
ひょっとしたら、みんな「サイクロン」と言ったら、ダイソンのサイクロンだけをイメージして、そこから「日本製はより小さくて音が小さい」、または「日本製はより進化しているに違いない」という先入観でサイクロンを購入しているのでしょうか?
あと「購入される方の気持ち」として、考えられる可能性としては・・・
*何となくサイクロンという言葉の響きからゴミがたくさん取れそう
*サイクロンの方がカッコイイ感じがする
*ゴミが外から見えるためだけに買う(そのためのマメなフィルターの掃除は苦にならない)
*サイクロンが流行っているので、私も買ってみたい!
これくらしか考えられません。
気持ちは「紙パック購入」にほとんど向いているのですが、この部分を100%クリアにして購入したいと思っております。
どなたか、
1)サイクロンが売れている理由
2)または、サイクロンの方が明らかに魅力的であるとみんなが思っている理由
3)本当はサイクロンの方が優れているんだという理由
ご存知の方、出来れば・・・ですが、「掃除機に詳しい方」のご意見をお聞かせ下さい。