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DIATONE DS-25BmkII エッジ素材
表記のスピーカーを持っているのですが、最近エッジが 硬化してしまい余り低音が出なくなってしまいました。 軟化剤を試してみたいのですが、エッジ素材がよく解りません。 クロス(布)、ウレタン、ゴムなどが有るようなのですが DIATONE DS-25BmkII(1979年発売) エッジ素材で解る方教えて下さい。 宜しくお願い致します。
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- HAL2(@HALTWO)
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http://sakumo.kir.jp/V_kraft/AUDIO-3menteSP4-76.html が参考になるかも・・・ Close Up 写真を見て判るとおり DS-25BmkII の Woofer Edge は繊維が見えますので Fabric 素材ですね。 ただし Butyl Gum 系統の Dump 剤が含浸されており、Dump 剤は裏面に盛り上がるほどたっぷりと塗られています。 また DS-25BmkII は Voice Coil 部にも Dump 剤が塗られていて Mechanical Filter の役目をもたせています。 http://audio-heritage.jp/DIATONE/diatoneds/ds-25bmkii.html 一般に Edge 部の硬化を防ぐ、或いは緩和するために用いられる軟化剤としては Car 用品の Armor All が知られています。・・・下記参照 URL ただし Armor All は浸透性保護艶出し剤ですので、正確には Edge 表面に付いて硬化した煙草の脂などを溶かして拭き取るためのものです。 初期の硬化であれば Armor All で表面硬化の元になっている汚れを拭き取ることで Dumper が復活しますので、年毎の Maintenance に Armor All を使用する Mania も居るというわけです。 Gum (Plastics) 素材は石油系溶剤で軟化することから Armor All で表面の汚れと硬化部分を取り除いてから石油系溶剤を滲み込ませれば軟化する筈ですが、そこまでやっている人がいるとは聞いたことがないです(汗)・・・普通は Edge を貼り替えますね。 軟化剤が含浸する際は均一に含浸されるものではなく、硬化も均一に硬化しているわけではないので、硬化した Gum に軟化剤を滲み込ませると硬化の弱い柔らかい部分が更に柔らかくなり、Gum 内部は柔らかい層の中に硬い塊がブツブツになった状態になります。 このため、表面硬化部分のみのお手入れ、つまり、煙草の脂などを除去するための Maintenance に Armor All を用いる人は居ても、古くなった Edge を復活させるために軟化剤を使用する人はおらず、素直に Edge を貼り替えるのが一番です。 DS25BmkII は上記 Page のように以前は三菱の郡山工場で Edge の貼り替えが可能だったようですが、DIATONE そのものがなくなってしまった現在は交換 Edge 部品など手に入れようがありませんし、DS25BmkII の場合は Voice Coil にも Dump 剤が塗られているものですので、直しようがないだろうと思います。 音は別ものになるでしょうが、Leather Edge などに貼り替えて Voice Coile 部も 1 度溶剤で Dump 剤を拭い取ってから改めて別の Dump 剤を塗るといった修復は不可能ではないとは言え、Original の状態に戻すのは不可能でしょう。 なお JBL LE-8T などの白い Edge は Lansaloy と呼ばれる特殊な Plastics で、下記に紹介するこれの軟化剤 (ファンテック社の SF) は Lansaloy 専用の水溶性軟化剤ですので、DS25BmkII には決して用いないでください。 http://tamaphoto.exblog.jp/14920715
お礼
早速、ご回答頂きまして有り難うございます。 結論としは、エッジを軟化材等でいくらかでも 動きやすくと思ったのですが無理のようですね。 あきらめたくもないのですが・・・。