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イタリアが舞台の小説
こんにちわ。 イタリアが舞台の小説が読みたいのですが、 (出来れば恋愛もの以外で)何かオススメの本はありませんか? ちなみに、「冷静と情熱のあいだ」は既読です。 何かあれば教えてください。宜しくお願いします。
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わたしもイタリア好きなのですが、残念ながら小説読みではないので、小説限定でとなると自信がありません。 あえて挙げるとすれば、 「薔薇の名前」(ウンベルト・エーコ)でしょうか。 時代ものですが。 ラファエロ真贋事件(イアン・ペアズ) ヴェネツィア殺人事件(ドナ・レオンあるいはダナ・レオン) というのもあります。こちらはミステリで現代ものです。 ……小説じゃなくてもいいですか? わたしのお気に入りに、森下典子の「デジデリオ・ラビリンス」(集英社)があります。 著者の森下さんは取材の過程(彼女はライター)で、「あなたの前世はデジデリオなのよ」といわれます。それがきっかけで、彼女はデジデリオについて調べ始め、後半はフィレンツェで彼の足跡を捜す……というものなのですが。 これはノンフィクションで、冷静な語り口で書かれていると思いますが、全体的にはある意味で幻想的です。ミステリであり、美術エッセイであり、恋文であり、紀行であり……かなり多面的に楽しめる内容です。(その分どっちつかずの部分はあるかもしれないけど。でもそこが魅力じゃないかと思います) ぜひご一読下さい。 他に気軽な紀行エッセイで 「イタリア歩けば……」(林丈二)という本も気に入ってます。あっさり読めます。 既出ですが、骨太な歴史イタリアを味わうなら、なんといっても塩野七生さんですね。読みやすいのは、 「緋色のヴェネツィア」 「銀色のフィレンツェ」 「黄金のローマ」 の三部作だと思います。 では失礼します。
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- ciaorico
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先日ちょうどいい本を教えてもらい、私もつい読み終えたところです。「わたしの赤い自転車」(柏櫓舎=はくろしゃ、著者はアデレ・グリセンディ)です。ぴかぴかの新刊みたいですよ。パルマのそばが舞台で、イタリア人女性の少女時代の回想録なので、厳密には「小説」ではないかもしれませんが、一昔前のイタリアの田舎暮らしが、四季を通じて綴られています。短いエピソードに分かれているので、読みやすいし、どこから読んでもよかったです。今では失われてしまった、農村の暮らしぶりがとてもテンポよく描かれていて、思わず吹き出しちゃうような小話もいくつもありました。それでいて、懐かしい気持ちになったり、ホロリとさせられたり、人間ドラマに富んでいます。 いつか「南仏プロヴァンスの12ヶ月」という本がありましたが、あれよりずっといいですよ。表紙も素敵です。
- 参考URL:
- http://e-class.co.jp/
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なんだか可愛らしい名前の本ですね。 ほのぼのしてそうで、読むのが楽しみです。 ありがとうございました!
- fatty
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村上龍『天使のパス、悪魔のゴール』はどうでしょうか。 イタリア・セリエAの架空のチームに所属する矢羽という選手(中田選手がモデルです)が、あるドーピングをめぐる災難に巻き込まれていく話なのですがサッカーの描写とイタリアの描写(村上氏だけにご飯関係多々含む)はすごいです。
お礼
有名な本なのに見落としていました! 村上龍さんの本は読むのですが…。 ありがとうございました。
- huyou_77
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塩野七生さんの作品はいかがでしょうか?歴史小説がメインですが、現代イタリアを舞台にしたエッセーなども書かれています。 以上、参考にしてくださいね、これで失礼します。
お礼
ありがとうございます、是非探してみます。
- viora616
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小説ではないですが、村上春樹氏の『遠い太鼓』の中のイタリア描写はほんとに面白いと思いました。もうお読みになったでしょうか。
お礼
回答有難う御座います。 うわぁ! 村上春樹氏の作品大好きなんですよ~! ギリシャ・イタリア滞在期らしいですね。 村上春樹氏の文体で語られるイタリア…! 読むのが楽しみです。
- usag
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坂東真砂子の「旅涯ての地」はどうでしょうか。 現代の話ではないのですが、イタリアが舞台です。
お礼
ネットで調べてみて、大まかなあらすじを読んでみましたが面白そうですね! 是非是非読んでみようと思います。 回答有難う御座いました。
お礼
詳しい紹介をありがとうございます!! 是非是非、順番に読んで行こうと思います。 森下さんの本がとても気になっています…