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1975年のGibsonギターのシリアルについて
Gibson社のサイトによると、 1961~75年製のギターはすべてヘッド裏にシリアルの刻印があり、 また、1975~77年製のものはデカルでのシリアル表記のようです。 この場合、1975年製のギターには、刻印とデカルの2つでシリアルが 明記されたものもあるのでしょうか? もしどなたか、この過渡期(1975年)製のギターのシリアル表記について ご存知でしたらご教授をよろしくお願いいたます。
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前回、一般的な回答をしてしまいスミマセンでした。 気になったので、少し調べてみました。 この1970年~1977年までは本当に解り辛い見たいですね。 コチラを参考に見ても →http://www.t3.rim.or.jp/~boogie/g_serial.htm →http://www.lightnin.jp/mameVol20.htm 原文(PDF) →http://www.gibson.com/Files/downloads/bluebook/GibsonElectrics.pdf どのシリアルにも75年という表記が見られます。 これは、木工工程か塗装までかは解りませんが、その工程を終えた年、=シリアル。 で最終工程のアッセンブリーの組み立てを終えた年が一般的な製造年(発売年)。 になる為に、シリアルが乱立した様に見える見たいです。 レスポール・カスタムの事例ですが、参考に。 →http://minkara.carview.co.jp/userid/397689/blog/27128164/ なので、最終的な製造年(発売年)はポットデイトで判断されてる様です。 で、1975~1977のデカールに付いては、結果的には解りませんが、 先の文献などではネック裏に貼り付けとなっています。 しかし、ES335の場合、Fホールが有ることから、ネックにはデカールを貼らなかった。 又は貼って有ったが剥がされた。の可能性が高いです。 また、実際に"A######"という事も、最終の組み立ては75年以降で、木工工程は既に終わっていた年の"シリアル"という事が言えそうです。 しかし、刻印では無いので、丁度その間ぐらいの年なのでしょうね。 しかも、この時期、1975年からナッシュビルの工場を稼働していますので、カラマズー工場から運んだ個体という事も有り得ますし、カラマズー工場で最終工程を終えた個体とも考えられます。どちらにせよ、シリアルからはカラマズー工場で組み立てられた個体でしょうね。 リフィニッシュも視野に入れ、光にかざすなどして刻印は無いか、見てみると良いかもですね。後、ポットデイトも見た方が良いでしょう。
お礼
詳しい解説をありがとうございます。 本当に75年前後はややこしいですね! すごく勉強になりました。 ギターのラベルを見るとご指摘のとおり、 「Nashville」製の「Gibson Custom」となっていました。 刻印跡も見当たらないことや ES-335はポットを見るのが難しいこともありますので、 75年前後ということで納得しようと思います。 ご協力いただきありがとうございました。