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有料の芸能事務所
わたしは、ある芸能事務所に所属している俳優であり、また演技講師でもあります。 昨今、老若男女問わず、俳優・女優志望者は後をたちません。 需要と供給のバランスなどない業界ですから、ご承知のとおり脱落者は少なくありませんが、 それでもおおきな夢のある、数少ない職業であると自負しています。 しかしだからこそ、悪徳の事務所や関係者もなくなることはなく、 東京だけでも数千の事務所があると言われています。 魅力のある業界には芸能界だけでなく、甘い言葉をささやく者が存在します。 と同時に、結果的にそうなってしまうことも多々あります。 頑張ろう! と一緒には歩けるが、膝をついたものを一生背負っていくことはできません。 それになにがしかの感情を抱く人間もいますが、ぼくはそこで言い返しはしません。 わたしは同業者に、努力すればかならず成功する、とは言えません。 演技講師として、頑張ればかならず演技はうまくなる、とは言えません。 しかし正しいリスクを承知でみずからに投資をし、将来にかけることは有意義です。 ダンスを習うなら、演技を学ぶなら費用がかかります。 乗馬を体験するにも、スポーツセンターに行くにも同じなのです。 わたしは20年以上、俳優をしています。 多くのかたと同じように、事務所にお金がかかるのは間違っている! と思っていました。 しかし、事務所やマネージャー、演技講師も霞(かすみ)を食って生きている訳にはいきませんし、 俳優ひとりに、数億数千万とかけられるところはほとんどありません。 つまり、むしろ無料で事務所に入って、 その後ろくに営業されないという状況があまりにも多いのです! 投資として考えても、常識で考えてリスクを負わず、 ただあいてだけが背負ってくれるケースはまずありません。 重要なのは、リスクを正しく理解して、リスク以上の結果を求めることです。 ノーリスクでいることでは、ありません。 つまりこの場合、マネージャーの質・人員を確保し、きちんと営業をかけてもらうことです。 みなさんはどうお考えですか? ※これはとてもデリケートな質問ですが、これからも大切なことを話せる 意味のある場所として、冷静に反応していただけることを期待しています。
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- uyuyuyw
- ベストアンサー率5% (3/53)
あなたが理想を作れば?? 誰もやってくれませんから 世の中 みんな自分勝手で厳しいですよ
- IDii24
- ベストアンサー率24% (1597/6506)
フリー契約と専属契約と言う事でしょう。確かに俳優になりたい(私は俳優ですと言えば今日から俳優なんですが)人は若い人を中心に多いです。なぜなのか?単純に楽しそうだからなんでしょう。実際は楽しいなんて事ばかりではなく、そういうリスクがあるってのは頭では解っているのだと思います。 でも実際若い人ほど頑張れば何とかなるって思ってるのは確かですよ。その頑張ればってのが抽象的なんですよね。 実際は仕事が無い待ち状態が永遠に続くわけで、これはイコール無職なんで、どこをどう頑張っても頑張りどころが無いのでしょう。 そういう砂を噛むような気持ちをぶつけるのが俳優学校なんで、そういうレッスンをしてると何時かはという気持ちが継続するんでしょう。 まあ才能ってのはその人の持っている雰囲気そのものなんで、元から雰囲気の無い人が努力しても何にもならないのは、質問者さんもおわかりなのだと思います。 元の雰囲気がある人が磨かれて才能が伸びるのはあると思います。それは大事なこと。でもそれって割とすぐ判別付く事なのでは?長くやってやっと目が出るという人もいますが、それは若い頃より歳をとって味が出たとか別の理由ですよね。埋もれていたわけでは無いと思います。 まあそういう気持ちを食い物にしている事務所の多い事。芸能事務所と言うのは人材派遣業と同じなので、風俗やAVも同じカテゴリーなんでしょう。そういう事を考えれば事務所が多いのは当然。 でちゃんとした事務所が営業掛けたいと思わせるような人材であれば良い訳で、もっと言えばお金があるなら、自分で人を雇って営業掛けたってよい訳です。事務所に頼る事も無いでしょう。 まあ世の中金次第。お金があるなら自分で主役の映画を撮るぐらいできますからね。そういう意気込みも必要なのでは?
お礼
ありがとうございます。 そうですね、たしかに頑張っているひとは大勢います。 しかし、どちらに向かって頑張っていけばいいのか判らず、 空回りしている俳優志望者が多いように見受けられます。 汗をかくことが大事なのではなく、 その大事なことは、たまたま汗をかく必要があったのです。 さもなければ、やった気持ちに満足し、 あとから、なんで? と悩むことになりかねません。 かくいう演技講師陣も、全員に才能があるわけでもなく。 知識はあっても、本人は現場からひさしく離れていて、 現在の現場で、じっさいに使えるかの検証がなされていなかったり。 これは資格の有無はあれど、一般の教育やスポーツも一緒ですね。