あなたなら、どうしますか?
教育委員会に勤めている親友が非常に悩んでいます。教育委員会の同僚達が、校長先生や教育委員会にとって都合の悪い先生を、指導力不足教員にでっち上げて、県教育センターに飛ばして辞職に追い込んでいるそうです。
指導力不足教員とは教師としての力量が不足していて、生徒・保護者などとしばしばトラブルを起こす先生のことです。制度の趣旨としては、このような指導力不足教員を県教育センターで研修して、しっかりとした実力を身に付けさせるということになっています。しかし実際にはセンターでは退職に追い込むための嫌がらせが繰り返されており、大半の先生がやがて辞表を出します。
しかも指導力不足教員に認定されるのは、指導力に欠けている先生ではないのです。日本では指導力不足教員の関係の書類は、公表しなくても良い規則になっているからです。
例えば仕事の量が多くて残業続きなので、職員会議で校長先生が提案した仕事に反対した先生とか、教育委員会から視察に来た職員がいばり散らすので文句を言ったとか、校長先生の変な命令に「そんな不正なことはできません。」と逆らった先生とか、いわゆる校長先生や教育委員会にとって邪魔な先生が認定されます。悪口を集めて報告書類を作り、「指導力不足教員」にでっち上げて県教育センター送りにしているそうです。
認定された先生やその家族は、「もう教師を辞めなくてはいけないのか。これからの人生をどうしよう。」とノイローゼになったりしている噂は親友の耳にも届いており、教育委員会で泣きながら「私は指導力不足教員ではありません。」と訴える先生もいたそうです。
親友はこのような指導力不足教員の捏造が、嫌でたまらないのですが、上役は「校長先生やわれわれ教育委員会に逆らう先生を、どんどん認定して辞めさせよう。でっち上げをしていると噂になったって構わんよ。見せしめにすることで、言なりになる先生が増えるだろうから、むしろ好都合。」と話し、気にしないように忠告するそうです。
親友に何と答えたらよいでしょうか?
またあなたがこの親友の立場ならどうしますか?職を投げ打つ覚悟で上司に逆らいますか?
補足
これは銃器ではありません。銃身の先と後ろは溶接で」塞がれ、弾倉の穴も溶接で塞がれています。穴が閉じられているので実際は32口径ですが、「口径 0「ゼロ」となっています。撃鉄のバネもはずされています。ですから教育委員会の骨董品認定書があるのです。今はこの状態を「文鎮」というのでしょうか。