- ベストアンサー
医局人事 割愛異動先から大学に戻らずに異動できるか
割愛異動先から、新たな割愛異動先に異動できますか? 現在、独立行政法人職員(大学医局)から地方独立行政法人に派遣中です。 制度上可能であれば、一度派遣元の大学医局に戻らずに、別の県立病院(医局の関連病院)への異動が可能なものでしょうか? それとも大学に一度戻った後に、再度時期を変えて、新たに割愛異動の手続きを行う手順を踏む必要があるのでしょうか? 自分の人生事ながら、事情がほとんどわからず、不安に過ごしております。事情にお詳しい方がいらしゃいましたら、ご教授お願いいたします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
MSWをしている者です。ほぼ同じ内容の質問が2つですのでこちらにまとめて回答を書かせていただきます。 私も現場と大学の間を数年毎に行き来していますが、自分の一生の仕事としてのウエイトをどのように置くかが問題です。 当事者の方にこのようなことを書くのは非常に心苦しいのですが、私たちはいわゆる“割愛人事”で派遣されてきた医師は、大学での研究者・教育者としての資質よりも、医師としての技量を買われたからこその人事のように思います。 つまり自分は大学の研究者として生きるのか、医師として患者に向き合うことを生業とするのかを明確にしなければいつまで経っても答えは出ません。 割愛異動先から、新たな割愛異動先へ行くことは珍しくありません。大学に自分が帰るべきポジションが明確にあるなら別ですが、大学に帰ったところで大学病院の一医員ならばそれはそれで問題でしょう。“あの医師に来てもらいたい。”と言われて引き抜かれるくらいでないと、いつまでも割愛人事の要員でしか評価されません。 准教授、教授に昇進するだけの研究成果を出せるだけの見込みと、大学の教員としての一定の評価がすでに定まって入れのであれば大学に戻って新たな異動先で医師として経験を積むのものもアリでしょう。 退職金に関しては大学からの派遣人事ですから、独法を辞める時に通算して払われるはずです。
お礼
詳しいご返答ありがとうございました。 当大学の当科は、県内の人員的に厳しい診療科を少人数で回しているため、一度大学に戻るか、そうでないかは、割愛異動先のスタッフ数に大きく影響するのでこの度質問させて頂きました。 事情に詳しい方と思われますので、お忙しい身とは思いますが、もしよろしければ、補足の質問もお答え頂けると大変嬉しく思います。 実情に即した回答で、素直に納得できました。ありがとうございました。