ご心痛お察しいたします。
20年以上前に、私も「生涯の伴侶」とまで思い、かわいがっていたウサギが、下半身不随になってしまいました。原因ははっきりしています。獣医さんで、腰に注射を打たれた瞬間、目の前で腰がガクッと抜けて、そのまま歩けなくなってしまいました。
beginner1109さんのウサギさんが回復してくれるのが一番いいのですが、もし回復しなかった場合の介護のポイントをお教えします。
うちのウサギは、10ヶ月も生き延びてくれました。
下半身不随になって、まず困るのがトイレです。私は、新生児用の紙オムツを利用していました。母と交代で毎日、汚れるたびにオムツ交換していました。オムツの汚れで、下半身の毛は徐々に抜け落ち、赤裸になってしまいました。
それから腸の動きも悪くなり、下痢と便秘を繰り返します。下痢の時は、ぬるま湯で軽く流してやりました。便秘の時は、お腹の上からコロコロした便が数珠のようにつながっているのが、手で触ってわかります。これを、やさしく肛門方面へマッサージしてやるのです。肛門近くまで動かしてやり、コロンと押し出してやると、お腹が楽になります。
足を引きずるので、毛の抜けた足がすりむけて、血がにじみます。これには包帯を巻いて対応しました。(洗い替えを用意して、何度も巻きなおします)
動きまわり過ぎないように、ケージに入れて、中には傷つけないように柔らかい布を敷きました。
下半身不随の犬や猫が使うような車椅子を、創ってもらいましたが、うまく使いこなせませんでした。結局、オムツをして、包帯を巻いた下半身をひきずって、前足だけで移動し続けていました。
だんだん足は細く、硬くなり、伸びたまま曲がらなくなってしまいます。一所懸命マッサージしたのですが、足の硬直は止められませんでした。こうなっては無理に曲げようとしては骨折してしまうので、ありのままの姿を受け入れてあげてください。
たまたま私が当時、大学4年生で、ヒマで毎日ほとんど家にいられる状況だったので、根気よく介護ができました。
思い出せることは書いたつもりですが、忘れていることがあるかもしれません。
何かありましたら補足要求してください。
ウサギさんの回復と、長生きを祈っています。
悲観せずに、がんばってください。
お礼
ありがとうございました。この子といっしょにがんばっていきたいと思います。