「米兵がまた犯罪!!」ここまで露骨な職業差別はない
日本のメディアが最近連日、「米兵がまた犯罪を起こしました!!」などと報道していますが、ここまで露骨な職業差別はなく、私はよく米軍は我慢しているなと思います。
日本人は米兵の犯罪と言いますが、これは彼らが兵隊だから、アメリカ人だから犯罪を犯すわけではありません。
それでは、なぜ、彼らが犯罪を犯してしまうかと言うと、彼らが"そういう仕事柄"の人達だから犯罪を犯してしまうわけです。
実は、そういう仕事柄の人達は以前には日本にも多くいました。
例えば、炭鉱夫や遠洋漁業の漁師さん達です。
漁師さん達の場合は何ヶ月も漁に出て、板子一枚下は地獄という労働環境の所で極度の緊張感を持って仕事に励んでいたわけです。
それが漁が終わり、陸に上がると一気に緊張感が解けて羽目を外すわけです。
ほんの数十年前までは、全国の港町で漁師さん達によるケンカ沙汰や売春婦とのトラブル、酔って他人の家の庭で寝るなどの出来事は腐るほどありました。
このような事は日本だけでなく、外国でも日本の漁師がトラブルを起こし、国際問題にまでなった事があります。
米兵の人達も日本人と同じ人間なんですから、海外などでの訓練が終わり、日本の基地に帰ってきた時に、緊張感が解け羽目を外すという事があっても全然不思議でもありません。
中には、「日米地位協定が、」などという人がいますが、協定があろうがなかろうが、犯罪を犯す人はいなくなりません。
今では、日本人の遠洋漁業従事者はほとんどいなくなりましたが、もし現在、日本のメディアが「漁師がまた犯罪・・・」などと報道をしたら、メディアは世間から叩かれると思います。
他にも、執刀医など絶対に失敗できず、極度の緊張を伴なう仕事をしている人の犯罪などは、メディアが報道しないだけでかなり起こっています。
なぜ、「米兵がまた犯罪、」と報道するのだけは許され、大袈裟に報道されるのでしょうか?
事情通のみなさん、どうなんでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 非常に理解しやすかったです。 ありがとうございました。