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肺がんと脳血管認知症を持つ母
- 肺がんと脳血管認知症を持つ69歳の母が手術を受けることになりましたが、脳血管認知症のため手術が中止となりました。
- 医師からはガンの治療はせずそのままにしておくように言われましたが、何もしない場合の余命は不明です。
- 兄が家族のサポートに疲れており、家族全員で話し合って最善の決断をしたいと考えています。
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私は医者ではありませんが、31年前から親戚の方が白血病で亡くなられてから癌に関心があり自分なりに学んできました。癌に関してだけ言えば、多くの方が「ガンになる原因」を知らなさ過ぎると感じています。特に患者となってしまった時に「ガンとは何か」がわかっていなくて「ガンに対する思い込み」だけが先走っているようです。 その結果、何もしないより抗がん剤治療をしたほうがよいと考えてしまう事です。次のような話があります。 立花 隆 「がん 生と死の謎に挑む」 (文藝春秋)「結局、抗がん剤で治るがんなんて、実際にはありゃせんのですよ」と、議論をまとめるように大御所の先生がいうと、みなその通りという表情でうなずきました。僕はそれまで、効く抗がん剤が少しはあるだろうと思っていたので、「えー、そうなんですか? それじゃ『患者よ、がんと闘うな』で近藤誠さんがいっていたことが正しかったということになるじゃありませんか」といいました。すると、大御所の先生があっさり、「そうですよ、そんなことみんな知ってますよ」といいました。 農家の人は自分の食べる野菜には農薬は使いません。同じく賢い医師は抗がん剤の限界を熟知しています。 人間の腸の絨毛は植物の毛根と同じ働きをしています。抗がん剤は除草剤のような役目です。 医者には延命義務と苦痛緩和義務がありますが、「マニュアルどうりすれば責任なし」と考えていると思います。 「やるほうがよい」事もあります。先日の、作詞家 なかにし礼さんのような治療法とかはいいと思います。好きな事をしたり、適度な運動をしたり、マッサージをしてもらったり、体にいいものを少ないめに食べる(高いメロンとか)とか、希望を持って生きるなどなど・・・・・・・ 最後に「ガン」はウイルスではなく、自分の細胞の一部です。自分を支えてくれている多くの細胞の一部が何らかの事情で反乱を起こしているか、老化への手助けをしているのかもです。お母様が出来るだけ痛みがなく、楽に平安に過ごせるようにしてあげてほしいです。
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- komo7220
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他の質問も読ませていただきました。 確かに お母様が実際に自立した生活を営める期間は限られているでしょう。 その時間をいかに過ごすのがお母様のためによいのだろうか、と悩まれていると思います。 一方で(お母様の時間が大切なように)お子さんやご主人の生活も大切です。 「子どもは3歳までに一生分の親孝行をする」という言葉を聞いたことはありませんか? 生まれてから3歳までの時期、毎日の変化が大きく、本当に親としての幸せの時期です。 どうぞ、親子で過ごす時間を大切になさって下さい。 戻ってお母様のことですが、例えば、身の回りのことをある程度はこなすことが可能な間は、次のような福祉サービスを利用することで一人暮らしを続けることも可能だと思います。 ・医療保険を用いて、訪問診療&訪問看護 ・保健外のサービスで、毎日の夕食の宅配&安否確認 ・介護保険で通所サービス&訪問介護 まず、ケアマネさんを選定することで、介護全般への総合的な配慮が得られます。 訪問介護の方に、掃除・洗濯・買い物について、状況に応じて一緒にしたり、代行を依頼したりもできます。 がんの進行の速さ・認知症の進行のあり方、いずれも、お一人お一人で異なります。 ベッドで過ごす時間が増えてしまったら、お兄様の元で過ごすというのも一つの方法ですし、入所施設の利用も選択肢に入って来るでしょう。 (経済が許せば)お嫁さんにお世話になるよりは、施設の方が気楽だと感じる方もあるようです。 がんの治療についてですが、少量療法を調べたことはありますか? 外科手術を避け、現段階では放射線療法を採らない場合には、副作用の出ない量での抗がん剤を用いるという「標準治療」以外の治療方法も選択肢に入るかと思います。 「梅澤 充」http://umezawa.blog44.fc2.com/ (少量療法でも、用いる抗がん剤が健康保健適応のものであれば、健康保険で治療可能です。) 標準療法以外でがんの治療の継続を行うとすれば、認知症が出ている状況での一人暮らしは困難だと思います。 今まで通りの生活を少しでも長く、と、考えるのか? 少しでもがんの進行を抑える方法を探るのか? そのあたりも含めての総合的な判断になってくるかと・・・・・・。 そして、掲示板にはふさわしくない話題になりますが、費用との兼ね合いという問題も生じます。 健康保険の効かない治療方法のなかには、ある程度の延命効果が出ている治療方法もあります。 お兄様が責を背負って下さるのなら、それに甘えるのも決して悪くない考え方だと思います。 お子さんとご主人への責任を考えれば、お気持ちはともかく、ご自身の行動に制約があるのは事実なのですから。 まとまり内文面、お許しください。
- komo7220
- ベストアンサー率55% (721/1294)
お母様の病状の変化、離れているだけに焦るお気持ちは痛いほど感じます。 ただ、残りの余生を楽しく過ごせるように」という視点で手術の中止を判断なさったのだと思います。 脳・心臓、この両者に疾患がある状態では選択できる医療に限度があるのは仕方ないことと思います。 いきなり長期間の帰国ではなく、まずは状況判断のためと割り切って短期の帰国をなさってはいかがでしょうか。 お兄様にしてみれば、いくら自分の兄弟姉妹であっても、配偶者のいる身では親族を自宅に長期間受け入れるわけには行きません。 また、お母様のご病状の余命によっては、長期帰国をいつごろが良いのか?も今は考えにくいでしょう。 かといって、年単位の帰国を選択なさるのも違うような気がいたします。 闘病というのは期限が明確でないだけに、普段の生活も大切なのですから。 1~2週間の帰国を可能な限り頻繁に、というのが現実的かと思います。 お母様との会話が成立するうちに帰国なさり、楽しいひと時を少しでも共有なさることが一番の親孝行かと思います。 なお通常の保険治療であれば上限を超える費用負担はありませんので、抗がん剤等の治療費はさほど大きな負担ではないと思います。これを勧めないのは全身の状況を考えたときに治療上のメリットが無いからということなのでしょう。 日中の過ごし方に簡してはデイサービスの利用もできるはずです。 介護度の変更認定も含めてケアマネージャさんとも相談なさると良いでしょう。 (もしも介護認定を受けていなければ、すぐに認定を受けるようにお兄様に勧めて下さい。) 実際にお母様にお会いになる中で気持ちの整理が進む部分もあると思います。 あまり気負わずに帰国なさってみてはいかがでしょうか。 治療情報に関して基礎知識が必要でしたら、考え方の整理のために、次のサイトが役に立つかも知れません。 がんサポート情報センター http://www.gsic.jp/ なお、上記サイトでは網羅的に、非常に高額な保険外の情報も多数含まれていますが、ご高齢で体調が優れないという前提では、過度の期待はなさらないほうが良いと思われます。
- hanachant
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手術をしても大きながんしかとれず、転移した小さながんがまた大きくなって、再発は不可避です。化学療法の可能性しかほぼ残ってませんが、余命を劇的に伸ばす効果はなく(余命を2-3割伸ばす程度)、副作用も人によっては酷いです。 脳血管性痴呆なので、治療すると改善する余地はありますが、過大な期待はしない方が良いです。 病院も痴呆老人の術後の管理は非常に世話がかかり、大変です。 手術しても根治は困難との判断も病院もしているでしょう。 少しでも、延命したいなら手術したらいいでしょう。痴呆があるなら、術後の化学療法や点滴を自分で取ったり、徘徊されると面倒です。出来るだけ家族が付き添うようにして下さい。
お礼
早速のアドバイスを頂きありがとうございました。まだ答えは出ませんが少しずつ母の状況を受け止めなくてはいけないのだという認識が自分の中ででき始めてきたように思います。不眠障害はあるものの時々意味の分からない事をいうけれど会話は成り立つので私と1歳になる娘が一緒にいてあげれば今ちょっとぼけてるのもふっとんでしまいそうな気がして気が気でなりません。でも、そんなに簡単なものでもないのかもしれませんね。ガンの方は一度兄や妹とこのままにしてあげようっという形で話し合いしたのですが、どれ位いきられるんだろうっと考えるとやっぱりあきらめることができません。とりあえず今お世話になっている病院ではガンの治療に関しては何もしないとの判断をくだされたので手術以外の方法で他の病院をさがして今後どうしていったら良いのかを兄の方できめていくことにしていくようです。 はい、旦那さんが好きなだけ言っていいよっと言ってくれたのでいてあげたい気持ちでいっぱいです。長々とした質問にお答えいただきありがとうございました。少しずつ気持ちの整理をしていきたいっと思っております。
お礼
アドバイス頂きありがとうございます。アドバイスを拝見し余生を楽しく過ごさせてあげる方向に再度心が向かい始めました。そうですね、脳に心臓と体の中心部ですものね。兄もショックで説明を全て理解しきれていなかったようで本日も病院に出向いていました。 実は孫をみせに今年の4,5,6月と帰省していたときにがんセンターより連絡があり肺に影が見つかったといわれたのがきっかけでした。一ヶ月だけの帰国のつもりが延長したものの後ろ髪を引かれながらこちらに戻ってきましたが次から次へと病気が発生しいてもたってもいられず8.9月と再度帰国しました。10月11日にこちらに帰ってきて3週間母にほぼ毎日電話し元気そうだと安心しちょっとでも声のトーンが低いと心配しています。先ほども携帯に電話したら話せて今日は口調もはっきりしてました。 心臓が悪いから手術ができないんだって(←きっとそういう風に説明を受けたのでしょう)もう、あまり長くないかもって自分で言ってました。 離ればなれになちゃってもう会えないねって感じでいわれとっても胸が痛かったです。また行くからまっててね~っていったらうん、待ってるっと。涙が止まりませんでした。 兄はとっても良くしてくれるのですが自分に厳しく人にも厳し人で同居してからも母は頭ごなしによく怒られていました。周りからも注意はしているのですが性格なのでしょうよく怒っています。 そして、兄夫婦は共働きで夕飯がいつも8時過ぎでそのことも病気で8時には寝て5時には起床していた母には苦痛に感じているように思います。一日一人で家にいるのに夕方に菓子パンを食べて空腹を満たしお姉さんが急いで帰ってきて夕飯をつくってくれて子供達と皆で食べるというような感じです。また、年のせいか住み慣れていないモダンな兄の家を自分の家と思えないみたいです。 そんなこんなで今度退院したら母は兄のところへ行きたくないといっているので私が帰国した際には一度気分転換に実家にかえしてあげたいなって思っています。また私がいなくなったら兄のところに行かざる終えないのでそのとき迄に冷蔵庫のものを寄せ集めてせめて自分の夕飯を自分で作れるようにしてあげたいっとおもっているのですが難しいのでしょうか。 駄目なときはヘルパーさんにお願いする事になると思いますが気持ち的に母には自立しつづけてほしいという願望です。女で一人で私たち3人を育てたくれた元々強い人なのですから... おしゃるとおりこれからの闘病には期限がないですものね。ずっといてあげたい気持ちはあるものの小さい子供を抱え旦那を残しての帰国となります。焦らず周囲とも話し合い帰国については決めていきたいっと思っております。またガンサポート情報センターのリンクありがとうございました。早速みてみたいっと思っています。ご丁寧なアドバイスを頂きありがとうございました。心よりお礼申し上げます。