インターネットは右翼的？

質問

日本を代表する新聞といえば、まあ朝日新聞となると思う。その朝日新聞は、どちらかと言えば進歩的、あるいは口の悪い人は左翼的だという。

ところが、インターネットの世界をのぞくと、２ちゃんねるをはじめとして、はっきりいって、愛国的あるいは右翼敵論調が花盛りです。
また中国、韓国でも愛国的サイトが多いようです。

なぜインターネットは右翼的になってしまうんでしょうか？
あるいは逆になぜ左翼的なサイトがすくないんでしょうか？

回答No.2

noname#34220 · ベストアンサー

ネットでは「小さな仲間内で集まる」ことができます。
比率としては、日本国民の１％未満しかいないような思想傾向の集団でも、全国から集まればかなりの数になるわけですよね。
現実に顔を合わせるサークルを作ろうとすると、遠方から集まらなくちゃいけなくて、たいへん。でもネットなら簡単。
だから、一般社会では発言力を持ちにくい少数派ほど、ネットに集まるので、ネットでは目立つということだと思います。

まー、「２ちゃんが右翼的」かどうかは？だけど、
「心の中で思っていても、口に出すと非難されそうなこと」を言いやすい場所であることは確かですよね。
つまり、一般社会のタテマエに反する本音が出てくるんですよね。それもけっこう過激なやつが。

世の中のタテマエは「少数者差別はいかーん。障害者などの弱者を攻撃してはいかーん。戦争はいかーん」ってことですよね。
だから、そのタテマエと矛盾する意見が、ネットに集まってくるわけでしょう。
左翼的な発言がネットに少ないとしたら、「労働者の権利は守ろーう。戦争には反対しよーう」っていうのが世の中のタテマエになってて、左翼の人はあんまりフラストレーション感じてないってことじゃないのかな？

お礼

ありがとうございます。

回答No.4

tonkurin

朝日新聞を始めとする日本のマスメディアは、戦前の反動から、これまでどうしても左に偏る傾向がありました。（朝日新聞などは社旗が海軍旗をモチーフにしていたことからもわかるように、戦前は国民を扇動して軍国主義に突っ走っていました。）

未だに国定教科書を使う中国や韓国からの歴史教科書問題提起にも、まともな反論を発しないままだったり、いわゆる左翼的自虐史観というものに縛られていると思われる部分が多く見られます。理由は下の人が言うように、その方が「進歩的文化人」に見える、ということだったり、政府とマスコミの対峙姿勢が過ぎた結果だったりといろいろあると思いますが。

北朝鮮の拉致問題解明がここまで遅れたのも、先の戦争の被害者側であり労働者の味方という左翼的建前をもつ北朝鮮に、公然と疑いを向けることを遠慮するという体質があったことが一因ですよね。

そんな状態が続くと、はっきりものを言わない世間の現状に胡散臭さを感じる人がどうしても多くなり、マスコミの影響が及ばない個人の情報発信手段であるネットが、憤まんを発露する場となるんだと思います。
No.2さんのおっしゃるように、もともと左翼思想の人は（とりあえず見た目の）世間の現状に不満はないので、ネットであまりどうこう言わないんでしょうね。

今もマスコミの偏りはいろいろ目に付くようです。
玄界灘での韓国貨物船と日本漁船衝突では、韓国船は救助活動を放棄して逃走したそうですが、報道では一切触れませんね。被害者の共和産業さんで海産物を注文がてら当時の事を聞くと、いろいろ事実を教えてもらえます。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/1917/

中国西安大での日本人留学生わいせつ寸劇事件では、劇の内容が意図的に歪曲して広められ、あげく関係ない日本人留学生らが暴徒に襲撃されています。この件はあまり報道されませんね。

ソウル日本人学校の韓国人オノ男襲撃でも「日本人３人に暴行された仕返し」という動機がウソだったと警察発表があったそうですが、日本ではほとんど報道されません。犯人は精神鑑定を受けるそうですが、結果はちゃんと日本で報道するんでしょうか。
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-040130-0028.html

竹島問題も国として現状はゆゆしき事態なんだろうと思いますが、どうしようというマスコミ識者はいませんよね。

センター試験世界史で朝鮮人に対する「強制連行」が確定的史実である回答として出題され、この件に関し「救う会」が批判声明を出し、受験生が採点除外仮処分を申し立てましたが、マスコミはほぼ無視しています。結構重大ニュースのはずなんですが・・・http://www.sukuukai.jp/houkoku/log/200401/20040125-1.htm
http://www.sankei.co.jp/news/040204/sha030.htm

づらづら書き連ねてしまいましたが、今のネット情報社会でマスコミが報道を抑えようと思っても無理です。逆に不信を持ち不満を表す人がどんどん増えてきている、ということだと思います。偏った左翼、自虐史観への反発ですから、ちょっと見ると右翼、国粋的と映ることになるんでしょう。もちろん中には変な差別・国粋主義者も一部混じってることもあるでしょうが。

補足

皆さん回答ありがとうございました。

回答No.3

GratefulDead

革新的思想というのは体制批判をすることであり、これをつきつめれば自己批判的思想ということが出来ると思います。
この自己批判を出来るのは「進歩的文化人」だけであり、一般の人にはなかなか自己批判はできないものです。
なので、一般の人に何か意見を求めれば、右寄りな意見が出てくるというのはごく自然なことなのだと思います。

お礼

ありがとうございます。

回答No.1

altosax2001

左翼的サイトがないこともないですが、確かに右翼的思想が多いですね。

やはり全体的に右翼の方が人口・勢力が多いのだと思います。国会での左翼は共産党くらいで、社民党（旧社会党）も革新系ではありましたが勢力衰退し、全体として右翼傾向ですね。

人間感情の基本が右翼的（保守的）で、右翼への反発が左翼（革新的）となると思うので、左翼が少ないのは国としていいのかな?と思います。

右翼のイメージを（私見で）膨らませると、
個人主義、わがまま、自己中、保守、排他的、競争意識・・・
インターネットは自由なところですからねえ・・・

お礼

ありがとうございます。