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小論文の答え方

今、大学受験の小論文の練習をしているのですが、 "『文化相対主義』或いは『普遍主義』のいずれかの立場を示し、あなたなりの考えを論述しなさい。" という例題で書こうと思っています。 しかし"いずれかの立場を示し"の意味がよく分かりません・・・。 これは、例えば文化相対主義を選んだとしたら、文化相対主義に賛成!という趣旨のものを書けばいいんでしょうか? それとも単に文化相対主義の説明をして、それについての自分の意見(賛成でも反対でも)を書けばいいんでしょうか? このどちらでもないですか? 今まで課題文を読んでからのタイプや、賛成or反対意見だけを書くタイプしかやってこなかったので、迷ってます>_< ご回答頂けると幸いです。

みんなの回答

  • akeshigsb
  • ベストアンサー率49% (536/1074)
回答No.2

元塾講師です。 まず、「言葉の世界」についての感覚を身につける努力をした方がいいです。今回の「相対と普遍」とは相いれないものですべてのものはこのどちらかに分類さえます(一つのものを見方を変えて変わる場合はあり得ますが)。 入試というのは受験生の「論理性」を試す題材が出題内容になります。そのためにこのような「二者択一」の言葉が使われます。つまり今回「自分は普遍に賛成」と思う人は理由に相対的な内容は入りえないということになります(逆もそうです)。実際の世界はこんなに単純に2つにものは分かれませんが、入試の必要性からそのような内容がよく出ます。 学問ではその言葉の範囲や対立するものが何かを非常に気にします。そうしたことに無頓着な人は論文は」難しいかもしれません。 あなただけでなく、他の受験生でこのようなことが頭にない人が多いために一応書きました。 質問のお答えしては、単純に書くと立場を示すということは「私は○○と考える」にすればよく、「意見を論述しなさい」は「なぜなら…」等理由や、具体例等を書いていけばいいことになります。 ご参考までに。

回答No.1

相対する2つの立場のいずれかの立場から意見を述べることが求められる場合は、自分の採用する立場の考え方が正しいと考える理由(根拠)を示して、その立場の正当性を説明する必要があります。 ある問題について2つの考え方がある場合、それぞれの考え方に相応の長所と短所があるはずですので、2つの考え方それぞれの長所と短所を踏まえ、そのいずれが妥当であると考えるのかを述べることが求められます。このため、ご質問のような小論文の場合には、自分の採用する立場が正しいということを述べるだけでは足りず、他の立場が誤っているとか妥当ではないということにも言及する必要があります。 なお、大学入試でご質問のようなテーマで小論文問題が出題されるとすると、そのような設問の前提として、文化相対主義と普遍主義がどのような問題に関するものであるのかとか、それぞれの主義の内容(考え方)の説明があるはずですので、例えば、(1)この説明文を踏まえ2つの主義の違いを、それぞれの主張が異なる点(論点)ごとに対比して述べた上で、(2)自分がいずれの立場が妥当と考えるかを明示し、(3)各論点ごとに自分が採用する立場の考え方が妥当であること(他の立場の考え方が妥当でないこと)を述べ、(4)最後に、自分が採用する立場が妥当であるとの結論で締めくくる、というような形にすれば書きやすいのではないでしょうか。