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この様に写真を撮る方法を教えて下さい

東松照明の写真ですが、どうやったら、こうグロテスクというか、黒が黒々しく、かつ、瓶のねじれや背景にある壁?の質感など表現できるのでしょうか?あと、光源がどこから来ているのか、よく分かりません・・・教えてください!よろしくお願いします。

みんなの回答

  • Postizos
  • ベストアンサー率52% (1786/3423)
回答No.4

この写真は知らなかったのですが、さっそく本を入手して読んでいます。すごい写真ですね。いいと言うのもためらわれるほど禍々しい光景です。 しかしバックが一体何なのか、物が置かれている状態、等々、よくよく観察してもはっきりわかりません。そのあたりがまた惹きつけられる理由なのだろうと思います。 一応の推察ですが、東松昭明氏はこの時は依頼を受けて遺物を撮影していますし、光源はおそらく撮影用に用意した自前の物で時代から言ってタングステン電球でしょう。 この写真は正方形にトリミングされている場合もあるので、ブローニーの6×6かとも思ったのですが、66はミノルタコードとローライフレックスを使っていたようですが二眼レフでは撮りにくいと思いますので、たぶん4×5かそれ以下のサイズのビューカメラではないかと思います。 低感度の乳剤の薄い感材を使っていると思います。 バックの上に筋が付いているのは瓶を当時のあまり質の良くないガラス板の上に置いているからかなと思いました。 後に見えている岩のような物の正体は分かりません。 照明は物のやや後の左上の方から(バックライト気味に)と下のほうから入っているのではないでしょうか。下側はレフかもしれません。 黒々と見えるのは、撮影や焼きの部分焼き込みなどの技術ももちろん高いのでしょうけれども、本質的には物から受けた自分の印象を最も強く表わす形の見え方や、光の当たり方、バックの物との位置関係をさがして行った結果だと思います。レンズも優秀な物だと思いますが。 これと同じ瓶と思われる物を別の角度から撮っている写真もあって、それは白バックになっていました。それを撮る途中で偶然に何かをバックにした物を思いついたのかもしれません。 まあ以上は全くの推理ですので違ってたらお赦しください。 おそらく昔のカメラ雑誌で機材について書いている物があるのではないかと思います。 http://www.ipm.jp/ipmj/int/tomatsu.html http://books.google.co.jp/books?id=7y8bvapv7DsC&pg=PA23&lpg=PA23&dq=%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%80%80%E6%9D%B1%E6%9D%BE%E7%85%A7%E6%98%8E&source=bl&ots=8nXugVCqIK&sig=elad3iieRuZHAIWgRHrlL9NMFbY&hl=ja&sa=X&ei=YbaqUKe0I-uhiAe1vIGADw&ved=0CCsQ6AEwAg#v=onepage&q=%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%80%80%E6%9D%B1%E6%9D%BE%E7%85%A7%E6%98%8E&f=false http://buddhism-orc.ryukoku.ac.jp/old/ja/exhibition_ja/20050606-20050802_001_002_011_ja.html http://porepore4989.blog68.fc2.com/blog-entry-40.html

noname#182574
noname#182574
回答No.3

もしデジカメで考えておられるなら、モノクロにして、トーンカーブをいじるなどして近い雰囲気にすることは可能です。画像レタッチソフト(無料のものもあります)を導入して、ネットでもいいのである程度勉強してみてください。

回答No.2

No1さんの暗室テクにもう一票。 森山大道氏は、ものすごく黒いネガ(オーバー露光+増感現像)を造って、4号の印画紙に長い時間をかけて露光し、ものすごくコントラストの強い写真にします。 きっと、この写真も、印画紙を使ってこのようなコントラストを造っているのだと思います。 デジタルだと、コントラストをあげていくことで似た雰囲気にはなっていきますが、印画紙の持つ、アナログの粘り(階調)はなかなか再現できないかと・・・ 私は今でも、引き伸ばし機で引き伸ばし、自家現像で作品も作っていますが、なかなか昔流の写真造りをやめれないのは、そのような懐の深さにあると思っています。良いものです。

  • kuma-gorou
  • ベストアンサー率28% (2474/8746)
回答No.1

森山大道氏も然り、社会派の写真家ですから、特別なライティングテクニックは使わず、あるがままのライティングで、その内面にあるものを写し撮っているように感じます。 このような写真は、多分に暗室テクニックですね。 印画紙には、1号(超軟調)から5号(超硬調)まであり、印画紙の選択・現像液の選択・覆い焼や焼き込み・露光時間や現像時間の調整などで、この様な表現も可能です。 ちなみに、標準は、3号印画紙の1分30秒現像です。

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