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中国経済は何故、失速しているの?
MSNニュースで "中国経済 失速リスクの備え怠るな" http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121022/fnc12102203100000-n1.htm ・・・とこのようなニュースを見ましたが、まだ少し理解できませんでした。書籍等では、中国は、外需から内需に転換する時期だということを知りましたが、なぜ、これから発展していくはずの中国の成長が落ち込んでいるのかが良く理解できません。 みなさんの意見や詳細なサイトがありましたら紹介してください。よろしくお願いします。
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世界の工場として機能してきた中国は、商品を発注して購入してくれるお客さんがいるからこそ成り立つのであって、欧州の経済危機や米国の景気低迷と無縁でいる事は無理な話 兎に角、走って走って走り続けることで倍々ゲームが成り立っていた経済も、外からの資金や技術がちょっとでも途絶えれば、突端に隠れていた矛盾が吹き出す ソレでなくとも、 ・最近の反日運動を見れば、今は日本がターゲットだが、イザとなれば自国にその矛先が向きかねないという漠然とした不安定感 ・黙っていても毎年二割も三割も上昇する人件費(生産性向上とか一切関係ない、地元政府の指示で最低賃金がドンドン上昇する) ・何かというと、工場内で暴力沙汰や暴動まがいの事件が起きる という現状を見れば、低賃金というメリットが薄れるのに面倒が増えるばかりの中国進出に二の足を踏むのは当然 それならば、ベトナムとかバングラディシュとか或いはアフリカ諸国とか低賃金で面倒が少ない国に軸足を移すことを検討する >外需から内需に転換する時期だということを知りましたが、なぜ、これから発展していくはずの中国 まあそうなんだが、中国人自身が中国資本による中国人向けの商品に信頼を置いていないからねぇ 小金の貯まった人は、海外へ貯金をしたり、海外から商品を買い付けたりするから一向に内需が盛り上がらない 結局は、あまりに急速な経済発展を追求したために、基礎的な地力が付いていないって事が根本的にある
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- tanuki4u
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中長期的には http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20120420/231229/?P=1 都市部・沿岸部・輸出主導から、農村部・内陸部・内需拡大にどううまくシフトできるか。 短期的には、新指導部待ち リーマン・ショックの時に、財政政策で切り抜けましたが、現在の指導部は来月の党大会で交代するので、リーマン・ショックの時のような速やかな経済政策を取れないでいるのではないかと思われる。
お礼
ありがとうございます。リーマンショックの時の中国の政策に興味が湧きました。感謝します。
- Mokuzo100nenn
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失速のリスクがあると言っているだけで、未だに失速では無く加速(=経済成長)中ですね。 加速度が少々減ってきたと言って、すぐさま減速(=マイナス成長)だとか、失速(=恐慌突入)などというのは、新聞屋さんの考えそうな話題ですが、刺激的な極端なケースを出して、読者をひきつけ、新聞発行部数を増やしたいという商業メディアならではの編集方針(=営業戦略)でしょうね。
お礼
ありがとうございます。確かに、調べると失速しても、成長はしてますね。おっしゃるとおりです。
- hekiyu
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中国最大の輸出相手であるEUの景気が落ち込んで いるからです。 後は、沿岸部の発展が一段落して、今は踊り場に あります。 これから内陸部の発展を目指すと思います。 中国経済の専門家の多くは、今が底で、これから また上昇するだろうといっています。
お礼
ありがとうございます。 いろいろな要因があるんですね。
オイラの意見・・・というより事実です。 盗むものが無くなってきただけ。 海外に展開している彼らも中華料理屋以外は、そこのものや他国のコピー商品ばかりで、彼らの努力の賜物というのは無いに等しいです。その為、赤字のトンズラする企業が後を絶ちません。 面白い話では、最近どこの国でもそうらしいですけど、彼らが出店してた100均が、ちょっと前までは、それぞれの国の人の商売を潰すほどに格安の品揃えでした。完全なる独占ですよね。それが今では、3倍以上の値になってるだけでなく、更に壊れやすくなった自称日本製・ドイツ製。不景気で客が減少、結果が「何でお客さん、来ないの?」です。 後先(収入)だけを考えて行動するので、失敗した時の対処とか、基本中の基本とか、そういう大切なものは皆無に等しいほど独自勉強していません。 まぁ、だから、ま~た急成長前の状態に戻ってます。 その状態とは、他国(他企業etc)の斜め後ろで様子を窺うこと。ある程度、利益になりそうであると感じた時に、また盗みに来ます。例えば大阪「道具屋筋」、質問者さんも記憶に残っていると思います。丁度、日本でB級グルメがどうのこうのとなってる少し後で、中国から超団体さんが訪れるようになりましたよね。多分今でもそうだと思います。 皆が買うというより、製造元に出向いて1年更新の契約を結んだり、10人団体でそれぞれ違う商品を少量買ったり、写真撮ったり。これらの行動は全てコピーする為です。ま~だ日本がそういうのに気付かないところが海外から情けなく見てますが。 商品さえ1つ持ちかえれば、あんな見かけ倒しの新幹線だって作れちゃうんですよ? 中国以外の国で彼らがパン屋をやっているのを見たことありますか? 苦労して二束三文にもならないことは彼らはしません。言い方が悪いですけど地道に名を売ることは無駄な労力と思っているそうで、コピーが一番儲けるには楽なんですよ。
お礼
ありがとうございます。とても興味深い話でした。とても参考になります。
- rikukoro2
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中国の発展は安い労働力に裏付けされた生産工場にあります 近年 中国は経済の発展により人件費は増大してます http://chinajinji.blogspot.jp/2011/07/10.html 毎年15%ずつ給料が上がるわけです。 近年ではもう人件費が安い中国とはいえないのです 中国は他国の製品を安価に組み合ってる という産業で成り立ってます。 それが安価でなくなればわざわざリクスの高い共産国家で工場を 作る意味がないのです
お礼
ありがとうございます。毎年このペースなら、中国でつくるいみがなくなりますね。
- ykoke01
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つまりですね、オリンピック、万博にかけて爪先立ちをしていたようなもんなのです。 この失速はオリンピック前からほぼ想定されていた通りです。要は基盤もないのにずーっと背伸びを続けてたということですね。なんせ国内に技術がないものですから、輸出で溜め込んだ外貨を使うだけの好景気というわけです。当然反動がきますね。 しかし、ここからが問題。実際輸出大国であるのは間違いなく、例えば上海から蘇州に向かう道の両脇なんかは延々と見渡す限りの畑です。あれだけの人数がいながら輸出できるほどの食糧を持っている、更には広大な土地にはまだまだ資源があります。当面は跳ね上がった人件費問題の解決が主なところでしょう。 これからは日本の歴史をショートカットして進み始めるような感じになります。ひとつ違うのは資源の有無です。日本には技術があり、これが全てを支えていたのですが、それが殆ど流出してしまっているため、出口の無いトンネルから抜け出せないのです。人件費はもはや頂点ですからね。作ったものが売れないとどうしようもないということです。 一方中国もこの先は今までのような安売りだけで戦うというのは難しくなってきます。(人件費問題で)しかし、それはまだまだ先の話、暫くすればまた景気は上向くでしょう・・・。羨ましいですね。
お礼
ありがとうございます。人件費はやはり問題ですね。
お礼
ありがとうございます。"中国人自身が中国資本による中国人向けの商品に信頼を置いていないからねぇ" この部分がとても新たな発見でした。自国の人たちも信頼していないんですね。