基本的な考え方では、法令で車軸やブレーキ周りやサスペンションやエンジン
脱着などの分解整備に該当する箇所を弄る場合には有資格者が作業を行う
事になります。
此れは事業者(企業)として不特定多数の車を整備する上で事業を行う上での
整備士としての必須の資格になります。
自分が所有するバイクや車などでしたら分解整備は個人で行う事は可能です。
ただし、組立後に分解整備記録簿を作成し認証工場で検査主任者または
検査員または陸事で分解整備検査を受ければ公道走行は出来ません。
分解整備で有資格者が整備した場合でも分解整備記録簿の作成は義務付け
られています。
陸事の監査の時に此等の記録簿が無いと行政指導の対象になってしまいます。
個人で分解整備した場合でも法令に記載されている項目を分解整備した場合は
如何なる場合でも分解整備記録簿の作成義務は負うことになります。
50cc以上のバイクでも法令で定められている箇所を分解した場合は
分解整備となります。車検がないからといって安易な考えで行なって良い
ものではありません。50ccでも法令では車輌扱いですからね。
整備士=知識と技能を有しているものなので見様見真似で分解整備を行う
事はお勧めできません。どうしても分解整備などを行いたいなら組立後に
バイクショップまたは陸運事務所にて分解整備検査を受審して下さい。
↑簡単に纏めると法令ではこうなっています。
ですが、自分も裏庭でブレーキやフロントフォークの分解整備を行なって
います(笑;
確実に分解整備が出来る、教えてくれる人が隣について指導してくれる...
などの状況下であれば難しく考えなくても良いのかなと思います。
ただ、他人のバイクや車を分解整備する場合は何か問題起こると責任問題に
発展しかねないので、仲が良くても他人様のものは分解整備はしないほうが
良いかなと思います。特にブレーキ周りは...
死亡事故などになったら一生後悔しつずけますからね...
あと、バイクの整備士を目指しているのでしたら2級自動車整備士の資格を
有している方が何かと有利だと思います。言い方は悪いですが二輪自動車整
備士資格だと潰しが利かないですから...
車の整備士資格では、自動車整備士>二輪自動車整備士>タイヤ整備士と
なっています。上位の資格ほど取扱える車種と整備出来る範囲が広いです。
で、自動車整備士資格にはガソリン自動車とディーゼル自動車(大型トラック
など)の2つの分類があり各々に2級3級の資格があります。
近年は環境問題などに関わる問題が取り沙汰せれていて、環境教育課程が
加わり国家1級が創設されました。
バイクの整備士として就労したいならガソリン2級または3級の資格を
有している方が何かと有利だと思います。
3級は就労しながら自動車整備振興会で行う講習会に参加すれば受験資格を
取得できます。ただ毎週日曜日に行う講習を約3ヶ月間受講しなければ
受験資格が得られないです。また、3級を取得後に2級を得ようとすると
同2級講習を約半年間受講しなければならないです...
就労しながら資格を得るのは生半可な心構えでは難しいと思います。
整備士資格を得たいなら専門学校に通うのが手っ取り早いと思います。
お礼
詳しい回答、ありがとうございました。