レガシィは年次改良があるので、デビュー時の初物はA,翌年はBというように型が変わっていきます。
年ごとに良くなるのが通説ですが、例外もあります。先代のBL・BPのD型あたりから富士重工業の業績不振のためか、ユーザーには不快なコストダウンが施されていています。また現行のBR・BM型もD型でエンジンが刷新されましたので、実質フルモデルチェンジのA型と言えるような状態で、ミッション・ECU・ステア・足周り・シャシーなど全てのセッティングが良くなるのは、2年後くらいかもしれません。
注意したいのは現行型も、車好きからは「アメリカで格安で売るために、コストダウンのしすぎで問題が多い」と指摘がなされていることです。調べて見ると、円高でもアメリカでは150万円ぐらいから売っているので「かなり無理にコストダウンをしている」と見なしたほうが良いでしょう。日本でのベース車はCVTで乗り出し300万円前後です。この辺りどう思いますか?
私も現行には乗りましたが、Dセグメントの国産セダンの中でもは、あまり高速走行性能も質感も良い車だとは思えませんでした。良いのは「アイサイトと中が広い」ということぐらいでしょうか。「BR・BM」「コストダウン」で検索してみると、問題が解ると思います。このクラスでミッションがCVTや5速ATというのも、やはり「安物」という感を否めません。かといって先代C型以前となると、もう8年以上前の車です。真の車好きレガシィファンは、この辺りのモデルを境にレガシィをやめて、他車に移っているとの話も良く聞きます。
あなたが型を気にする、ということは中古選択でしょうから、その場合、改造箇所に気をつけてください。レガシィは改造の代表的な車で先代モデルくらいまでは、ボディ、足周り、点火。吸排気など至るところがノーマルではなく、故障の原因となることも多いのです。
私なら現行のスバルのセダンでMTならば、(Dセグではありませんが)走りの出来が圧倒的に上のWRXを購入します。Dセグセダンなら、他車に選択肢はたくさんありますね。