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82才の父がCEA9,2です。間質性肺炎の影響は。
82才の父が血液検査でCEA9,2と数値が高く、数ヵ月後に再検査といわれました。 CEAが高いとガンの疑いがあると知り心配です。 高齢者や肺疾患でも数値が高くなるとのことですが、 父は間質性肺炎を患っております。 間質性肺炎でもCEAの数値は高くなりますか? プレドニンを1日3mg服用していますが、 症状は安定しておりレントゲンでも異常はないようです。 もとも血便が出て胃腸科を受診し、大腸の検査では異常はなく 痔が原因の血便だろうとのことです。 40年以上喫煙はしていません。 また再検査は一度で良いのでしょうか?
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CEAは、どちらかと言えば、肺ではなく、消化器系のがんの 指標として用いられる場合が多いのですが、 そもそも腫瘍マーカーというのは、一般の方が思っているほど 役には立たないのですよ。 CEAの場合、陽性であっても、 本当にがん患者である確率は3~4割程度。 つまり、6~7割はがんではない、ということです。 陽性率が高くなる要素の一つに加齢があります。 そこで、CEAが陽性となると、数カ月後に再検査をします。 そのとき、数値が上がっていれば、癌である可能性が 高くなるので、そのときは、徹底的に調べることになりますが、 同程度ならば、経過観察で、再度、検査をします。 それで、数値が上がっていれば、やはり、精密検査ですが、 同程度ならば、期間を長くしての、経過観察です。 こうして、半年、一年と数値の変動がなければ、 問題なしとされます。 つまり、こうした検査を繰り返して、問題ないとされる人が 6~7割もいるということです。 患者にとっては、その間、不安と闘うことになりますが、 これが、今の医学の現状なのですよ。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 だいぶ安心いたしました。 検査すればするほど不安要素って増えるものなんですね。