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通貨スワップについて
昨年韓国との通貨スワップの上乗せ分570億ドル(4兆6000億円)について、この金をスワップに使わず、震災復興に使うべし、との意見に対し 1、 この金は国内では使えない金である。 2、 したがって、スワップに使えば金利が入ってくるので、有効利用できる。 ということをWEBで見た覚えがあるのですが、本当でしょうか?
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日韓通貨スワップは、チェンマイイニシアチブ、日銀の外貨準備等、財務省の外為特会の三つからなっています。このうち、チェンマイの130億ドル以外が10月で期限切れになり、延長する・しないという話が出ています。 > この金は国内では使えない金である。 > したがって、スワップに使えば金利が入ってくるので、有効利用できる。 というよりも、外貨準備は「外国にあること」が重要であり、国内に持ち込むと輸出入に支障が出ます。 外為特会のもつドルは介入した結果なので、国内に一気に持ち込むと悪影響でまくりです。少しずつ持ち込んでいます。 両方とも米国債などで運用しているため金利が入ってきていますし、運用益が計上されています。 スワップの金利は、今後の契約がどうなるかは分かりませんが、要するに「不渡りを出した会社に融資する」ようなものですから、期待できません。
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- gokakukei
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財務省の広告を信じきっていると そのような解釈になるのです。 まずこれまでの経緯から。 日本政府はこれまで円安誘導策ということを名目にして円を売って大量のアメリカ国債を購入してきました。これまでアメリカ国債に150兆円ほどつぎ込んで、50兆円という膨大な含み損をだしています。当然この50兆もの損出はすべて日本の国民負担であり、昨今は一部ではあるが ようやくマスコミ報道にもこの問題が取り上げられるようになりました。そしてこの批判を避けようと先ごろの為替介入時にはドルで日本企業に融資するなどといったポーズを取ってきたがまったく機能しなかった。そしてその後に思いつきとばかりにでてきたのが、韓国や中国の国債を購入するとかスワップ協定を結ぶという財務省の言い分。 要するに財務省はこれまでの失政で米国債で50兆円の含み損を出していながら、また同じ政策を米国国債以外の国債を使って運用して利益を出すと言っています。財務省が失政をごまかすために、更なる失政を行おうとしているということです。ウソをウソで塗り固める 如くです。 日韓関係が冷え込んで問題が表面化したという流れです。
お礼
回答ありがとうございました。 まあこの損失は円高回避のために使った含み損ですからある意味しかたないとも言えるかと。
- dragon-man
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通貨スワップとは、どちらかの国(例えば韓国)が外貨準備が足りなくなり、決済が出来なくなるおそれが出てきたときに、他方の国(例えば日本)がその国(例えば韓国)の通貨(ウォン)を同額の通貨(円)と交換する(スワップする)ことを意味します。 ですから韓国に今すぐ7兆円を渡すわけではない名目上の金です。いわば“使えない金”です。 しかし、本当に韓国経済がおかしくなったとき、紙切れのようなウォンをもらって、その分の円高で世界一高い日本通貨、円を渡すわけですから、いわば大損と言うことになるでしょう。 そんな損をするくらいなら、その金を震災復興に回した方がいいですね。 意味するところは、スワップなんかやめて、いくら韓国が困っても支援せず、その分の金をほかに使った方がいいと言うことです。 スワップは通貨の等価交換ですから、金利は関係ありません。韓国に金利の取れる金を貸すわけではありません。韓国経済が持ち直したら逆交換するだけです。もし持ち直さなかったら、日本側の丸損です。
お礼
回答ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。 そうですよね。 まあ、延長しないことになったそうですので、いくらかホッとしましたが。