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飛距離はヘッドの重量とヘッドスピードできまる?
ドライバーショットの場合飛距離は主にヘッド重量とヘッドスピードで決まると思われます。勿論ボールとヘッドの打球面の反発係数も関係すると思われますが。 ところで私の知人はヘッドとグリップする人とはつながっているので、飛距離はクラブを振る人の腕力に大きく依存すると主張します。つまりボールがクラブに当たった時点で腕の力でボールを押す効果があるとのことです。自分はこの説はイマイチ信じられません。 理論的に説明できる方、分かりやすく説明していただけませんか?
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インパクトの瞬間は、1000分の1秒程度。その時間に、いわゆる腕力でタイミングを合わせて押すことなど不可能なので、そういう論議は間違っていますというか、嘘です。(の割に、こういう論議が有名ゴルフ雑誌などにも載っていたりしますね。) まず、飛距離は、物理学的には、ヘッドスピードとヘッド重量とで決まりますが、それはあくまで機械で実験したときの話。人間は、ヘッドが重いとヘッドスピードが落ちるので、この関係は単純ではありません。軽くて速く振る人、重くて遅く振る人が、同じ距離が出たりします。逆に軽くて速く振る人が、ヘッドを重くすると、ヘッドスピードが遅くなりかえって飛距離が落ちたりもします。ヘッドスピードが遅くならない限界までなら、重たいクラブが飛ぶことになります。 さらにこれは、軌道が正しく、フェースがスクエアで、インパクトで捏ねず、うまいリリースが出来ていればの話。人間は、機械のようにはいかず、 ・ そもそも軌道が不完全 ・ フェースもばらつき ・ インパクトでこねて ・ リリースせずに手を固め ・ 体が力み ・ シャフトとの相性もあり ・ グリップの圧も影響 など、それ以外の不確定要素が沢山あるため、個人個人、 ・効率のよいインパクトになるようなスイングをして、 ・その上でヘッドスピード最大で ・なるべく重いヘッドが飛ぶ・・・ という、極めて複雑な問題になります。ヘッドスピードを早くして、ヘッドが重くなると、軌道を安定させて、スクエアなインパクトをすることがそもそも難しいことは、感覚でわかると思います。腕の力は、例えばグリップ圧や、シャフトとの相性で反発に耐える力として、多少必要なのは確かですが、腕力という程のものではありません。例えば、きゃしゃな宮里美香と、軌道がバラバラな豪腕プロレスラーが、ドライバーを打った時、ヘッドスピードも重要もプロレスラーの方が大きくても、宮里美香の方が飛ぶことは容易に想像できる話です。 あえて、ご友人をフォローすると、効率のよいインパクトになるスイング、つまり軌道が完全、フェースがスクエアで、リリースがうまく行ったときは、結果的にインパクトが長くなり、当たり負けが少なくなるため、ボールを押している感覚になることはあるとは思います。しかし、繰り返しますが、これと腕力は直接無関係なので、やはり腕力は、かずある飛ばしの要素の、ほんの一部。一般的には、腕力は必要ないと言われるのはこのためです。
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- victerhaganigh
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シングルでもなんでもないので腕力が大きくモノをいうかどうか理論的に説明できませんが、自分が持っている雑誌に1943年生まれのフレッド・フーターというプロゴルファーが飛ばしの極意として「僕の飛ばしの源泉は腕力がだ。」と言っている記事が載っています。加えて「タイガーも以前、「飛ばすには腕の力が必要だ」と言っていた。」とも書いてあります。フレッド・フーターというプロは全米シニアオープンにも何度か出た人で2003年と2004年の全米ドラコンチャンピオンだそうで、アイロンと棒を紐でつなぎ、アイロンを高速で巻き上げるトレーニングで飛ばしの腕力を強化していると書いてあります。同じ雑誌には有名な吉田一誉プロに指導を受け、ドラコン選手権に出ている元ヤリ投げ選手で現役アームレスリング選手の前田順一郎さん(公式最大飛距離354y)の記事があって、彼は筋骨隆々です。彼の飛ばしの源泉を解説した千葉県スポーツ科学総合センターもと研究員・深沢義則さんは「腕力が桁外れ」といい、吉田プロも「強い腕力を下半身に同期させるのが課題」と書いてあります。ちなみにこの前田さんは飛ばすだけでなく70台を出す腕前だそうです。やっぱり突き詰めると腕力を上手く使えるのが上級者のように思えてきますね。参考になればいいですが。
- so-rennsen
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こんにちは。 結論から申しますと、質問者さんのお考えと知人お方のお考えの両方とも正しいということになります。 スイングロボットに打たせてみると、同じヘッドスピードでもヘッド重量が重いもののほうが確かに飛ぶという藤倉の実験データも存在します。 >>ボールがクラブに当たった時点で腕の力でボールを押す効果 これには2つの意味があります。 クラブヘッドのスイートスポット(でなくてもいいのですが)はシャフトの延長線上にありませんので、インパクトの瞬間に必ずシャフトがグリップ(手)の中で回る方向(グリップエンド方向から見て時計回り)にトルク(逆トルク)が掛かります。つまりヘッドの加速を妨げる事になるわけですが、上手な握り方(グリップの仕方)この時に強い握力で逆トルクを出来るだけ防いだほうが遠くに飛ばせるわけです。プロやトップアマはインパクトの「瞬間」に物凄い力でグリップを握り締めているので(握り締めながらも手首は柔軟にできる)飛ぶのです。 腕の力=握力 これがひとつです。 もう一つは右前腕で文字通り「押す」動作なのですが、プロや上級者が口にするこの微妙な動作は、右手をリラックスさせて手首と腕が曲がった状態でインパクトすることで実現できるわけですが、インパクトの一瞬に体重を乗せるとき、その連結装置である腕や手首がしっかりしていないと体重は乗りません。 もしもシャフトがカーボンでなく紐で出来ていたらと想像してみてください。 いかにも当たり負けしそうでありませんか?
お礼
回答ありがとうございます。 もしシャフトが紐で出来ていたら・・・という着眼はまさに質問者の問いそのものです。 どうなんでしょうか? どなたか、理論的に、 又は実験的に示していただけないでしょうか?
- akeshigsb
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ボールとヘッドの接触時間は1000分の1秒単位のことであり、人間の反射神経(体の一部に何かが接触し脳に到達し、そのリアクションをするまでに)は0,2秒かかります。100m走はこれを基準としており、銃声がなった後でも走り出しが0,2秒以内の人は失格になっていました、聞いて走り出したとはならないからです。 よって「ボールの抵抗を感じたので強く押せる」ということはあり得ません。それよりだいぶ前(バックスイング中)に「これはミスショットになりそうだ」と感じ、あらかじめインパクト時に力を入れるように人間が勝手に反応している可能性はあり得ます。 また、「押す力」のとらえ方によりますが確かに「腕の筋力が飛距離に影響を及ぼす」ことは言えます。以前ゴルフダイジャストに大槻教授が「腕の太さの2乗分だけ飛距離が違う」ということ掲載していました。要は「重い腕が開店したほうがエネルギー量が増大する」ということです。これは単純に重量による違いからくるものです。 いつの号のことか忘れてしまいましたが、この記事が書籍化されている可能性があるのでご自身でお調べください。 正直他の要素の方が大きいですよ。 ご参考までに。
お礼
回答ありがとうございます。回答の後半部分は興味深く読ませていただきました。
- autoro
- ベストアンサー率33% (1228/3693)
ヘッドスピードの速さは 腕が動くスピードの10倍以上になります したがって腕で押してもブレーキになる程度でしょう また、インパクト時点でグリップが動くと ヘッドスピードにマイナスが生じます それより、インパクトの瞬間に グリップをホールドする(支点の動きを防ぐ) 力があるほうがヘッドがブレず ボールの衝撃がより確実に伝わるでしょう それが、「押している」感覚に近いのではないかと思います 参考まで
お礼
回答ありがとうございます。 最初の回答にして正解が出たなという感じに受け止めています。
- 大明神(@bathbadya)
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打球の初速は、ヘッド重量,ヘッドスピード,接触角度,反発係数などで決まるかな 飛距離は、初速,打ち上げ角度,空気抵抗など > 飛距離はクラブを振る人の腕力に大きく依存すると主張します 腕力がある方が、重いクラブを速く振れるのであながち間違いではないけど、 > ボールがクラブに当たった時点で腕の力でボールを押す効果があるとのことです。 と言うよりまっすぐ振り抜くって感じ では??? 先の回答にあるように、インパクトは非常に短時間 この時間に与えられるエネルギーは、筋力×時間に比例するので、もともと効果が少ない。 しかも、クラブのしなりなど伝達時間のタイムラグもあるので、さらに効果が減る。 なので、効果があるか? と聞かれれば、「効果はある」が回答。 でも、飛距離はそれだけで決まらないんで、ほとんど実感は無いと思いますよ。
- neKo_deux
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> つまりボールがクラブに当たった時点で腕の力でボールを押す効果があるとのことです。 って事は、作用反作用の法則で、逆にボールの手ごたえを感じられたなら、その分の力がボールに伝わってるって事になります。 普通はそんなに大きな手ごたえは無いハズで、その程度しか追加でボールに力は伝わらないです。 それどころか、グッドショット、クラブの芯にボールが当たると手ごたえはほとんど無いって話もありますが…。
- Saturn5
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同じクラブ(しなりなどはほとんど無い)を利用すると仮定します。 また、当たったときの角度なども同じであるとします。 質問者様の考えておられるように、飛距離は80%以上がヘッドスピードに依存します。 Mr遅れのような人でもヘッドスピードが速ければ遠くに飛びますし、石川遼でも ヘッドスピードが遅ければあまり飛びません。 ただし、ゴルフボールはヘッドの質量に対してかなりの質量(慣性質量)があります。 ですから、力が弱いとインパクト時に押し返されると言うことがあります。 ですから、10%前後は腕力や握力にも影響します。腕力が強い方がインパクトで 押し負けないからです。 ヘッドの反発係数が大きく、しなりの少ないクラブではこの影響はほとんど無いでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 腕力が強い人はヘッドスピードを速く出来ると言うことのようですね。