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最近のロシアと北朝鮮の関係
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120918/kor12091818530002-n1.htm このニュースの北朝鮮の対露債務解消 政府間合意に署名ですが、なぜロシアは債務を解消するのでしょうか? 何か狙いがあるのでしょうか? 資源? 教えてください。よろしくお願いします。
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<参考> ロシアの資源の宝庫、シベリア特に東部のロシア中心部から離れた地域では、広大な面積に対して人口が元々2000万人以下しかなく、しかも現在人口減少が進行中です。 シベリアの資源量は、石油・ガス・金・レアメタルなど北朝鮮の何倍もありますし、開発した資源は、北朝鮮と違って国際価格でどんどん輸出出来ますから、「労働力」さえあれば、ロシアにお金が入ります。 (広大なシベリアの資源は内陸にあるので、輸出には運搬手段が問題になります。石油・ガスはパイプラインで人手をかけずに運べます。金・レアメタルなどは、重さに比べて価格が高いので、場合によってはヘリで空輸しても元が取れますから、人のいない土地に、やがて枯渇する資源開発だけを目的に鉄道敷設するより安くつく場合もあります。) それに対して、軍事にのみ資金を投下し続けてきた結果、工場などが不足し、経済制裁で鉱工業生産物の輸出がままならない北朝鮮は、現時点では人余りが顕著です。 そこで、ロシア・北朝鮮政府は、労働力の安い北朝鮮の労働者を国家レベルで派遣契約し、北朝鮮は何万人もの労働者をシベリアに送りこんでいます。(ロシアの払う賃金の半分以上は、北朝鮮政府がピンハネしていますが、それでも北朝鮮で働くより儲けが多いという話もあります。また、ピンハネがひどくて、タコ部屋化しているケースもあるとか。政治的閉鎖性の強い国同士なので、実態は噂レベルでしかわからない部分があるので、断言はできませんが。) 従って、ロシア政府は、石油などで儲けたお金で、シベリアの資源開発をしたいが、そのために不足する労働力を北朝鮮から安く手に入れる方策を取ることにしたと思われます。
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- hekiyu
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北朝鮮で商売をするためだと思われます。 ミヤンマーへの経済制裁が解除され、日本や欧米の資本 がミヤンマーへ殺到しています。 ミヤンマーは未開発の国で、商売上、魅力があるからです。 それと同じで、ロシアは北へ資本を投入して 商売をしたいのだと思われます。 ロシアはいま石油の値段が上がっているお陰で、経済は 好調です。 しかし、石油しかありません。 石油の値段などいつか下がります。 だから、ロシアとしては今のうちに何とかしたいわけです。 ロシアがやりたいのは、シベリア開発で、そのための資金 や技術を獲得せんと、北方領土を利用して、日本に接近を 図っております。 ロシアが北へ接近を図っているのは、そういうポスト石油 を狙ってのことだと思われます。 尚、北の資源については、北はある、あると宣伝して いますが、多くの専門家は否定的です。
お礼
ありがとうございます。とても参考になります。やはり資源も関連していたのですね。
- 23tomo-u
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想像だけですが、 借金を(ほぼ)帳消しにすることで貸しを作って、 経済の面でロシア資本をたくさん入れて実効支配したいのかなと。 (今は中国資本がたくさん入ってますが) 極端な話し、最終的に植民地にしたいのかも知れないですね。 資源は北にあるとは聞いたことありませんし。 おそらく対等の関係ではないでしょうね。 アメリカが日本に基地を置いて東アジア防衛をしているなら、 それに対抗してロシアは北を東アジア政策の拠点したい、とか。 北自体は経済的に何も取り柄がないので、日本・韓国・アメリカに 睨みを効かせられる「土地」に興味があるのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。私にはない発想でした。感謝です。
お礼
ありがとうございます。とても有力な情報です。全く知りませんでした。ピンハネってところが、国家てきな派遣会社みたいですね(笑)