忘れてはいけないんじゃないかな?
忘れる事は、
イコール彼から貰った大事なメッセージや気づきさえも。
失恋の痛手から離脱する事と「共に」手放す事なんだよ?
それに貴方自身忘れようとも思っていないんだよ。
ただ、
正直「苦しい」んだと思う。
そういう貴方が一時的に息継ぎの為に持ち出す言葉が「忘れる」云々。
確かに戻れないと思うと涙が出る。
でも、
貴方の使う「戻る」という言葉が実はキーだったりするんだよね?
今の貴方は戻りたい。
でも、
相手は戻りたく「ない」んだよ。
幾ら好きでも。好き同士でも。
お互いに「心地良さ」を分かち合えない、
共有出来ない関係って続かないんだよ。
貴方はそれを彼との交際で、
ある意味身を持って感じる事が出来たんじゃないの?
実は好きかどうかとか、思いがどれだけ深いかどうは関係無い。
貴方も分かっている。
気持ちはあっても「活かせない」状態。
彼との関係の躓きってそこだったんじゃないの?
貴方は彼に気付かせてもらったんだよ。
彼にそういう機会や時間を与えてもらったんだよ。
そして、
自分がどのように変わっていけばいいのかを
気付かせてくれたんだよね?
貴方も分かっている筈。
もっとバランスの良い自分が大事なんだ、と。
貴方は自分の心地良さばかりに拘った。
当然心地良さを脅かす不安感にも強く拘った。
でも、
自分「が」彼を大好きで、自分「が」彼を強く求めている事が。
逆に彼にとっては貴方という人間が見え難い、
分かり難い状態を創ってしまった。
後出しで色々言ってきたりとか、
本当はこうだった、ああだったとか、
こういう私を感じて欲しかった、でも言えなかったとか。
彼からすれば、
そういう部分に拘る関係って求めていないんだよね?
特別な関係=頑張らない関係だから。
彼が求めたかった貴方は、
もっと素直で、バランスが良くて、裏表が少ない貴方だった。
でも、
貴方は自分自身のバランスが悪い人だった。
基礎の段階からぶつかったり、躓いたり。
彼には彼の理想があり、こういう風に~という青写真があった。
だからこそ、
付き合ってみて感じた、見つけた貴方の現実がキツかったんだよね?
貴方と付き合うと決めた事には後悔は無いよ。
貴方と進んでみた事にも後悔は無い。
でも、
彼はもっとバランスの良いお付き合いを望んでいた。
気持ちの熱さや大きさがバランスでは無いんだよ。
思いはあっても、
それが「心地良く」、「適温」で二人を繋いでいけるのか?
適温って「二人」で見つける温度なんだよ。
一人では見つけられない。
でも、
貴方は自分の温度を適温の「ように」捉えていた。
だからこそ、
凄く良い感じで高温状態のお付き合いを受け入れたかと思えば、
ちょっと思ったものと違う、想像していたものと違ってしまうと、
何で?何で?どうして?どうして?何があって?どうなった?
温度変化に右往左往してしまうんだよね?
彼が貴方と離れる事を決断した一番の原因。
それって、
貴方とは「適温」が見つけられないと感じた事なんだよ。
思いはあるよ。でも活きない。
でも、
それを心地良く分かち合えてこそ特別な二人でしょ?
貴方が今でもそれだけ彼を美化して、特別視している。
それもある意味、
貴方と彼の「違い」を如実に表しているとも言えるんだよね?
彼はもっと頑張らない二人として、
バランス良く大人の付き合いをしていきたいと思っただけ。
貴方に言われなくても彼は幸せになるし、
自ら考える、大切にしたいと思える自分の幸せを目指していくよ。
貴方もそうでしょ?
これだけ色々なものを与えてくれた彼。
その彼と今私は「離れて」存在している。
何故これだけのものを得ていながら、
私と彼はお付き合いを成り立たせる事が出来ていないのか?
一度は付き合った、付き合えた関係だからこそ。
貴方は「戻る」という、以前の枠内の関係が懐かしいんだよね?
色々あっての今なんだけれど。
その当時の、その場所に「だけ」戻りたくなってしまう。
それも貴方にとっては自然な感覚なのかもしれない。
でも、
それだけ思える相手をがっかりさせたのも事実なんだよ。
「二人」で~という部分で貴方は存在感を心地良く提供出来なかった。
それも事実なんだよ。
そういう経験を経た貴方として、
これからの貴方に活かしていく為の大事な「過去」にしないと。
忘れる忘れない、なんていう取捨は無い。
丁寧に受け止めて、受け入れて。
その「上」に新しい貴方を見つけていけば良い、
積み重ねていけば良いという事。
本気だとか、本当に~とか。
そういう極の言葉に拘らない。
それって得てして、
自分「が」本気だから。自分「が」本当に好きだから。
自分で比重を不安定にさせてしまう思いなんだよね?
見えない部分を創りやすくなる。ブラインドを創りやすくなる。
実はそういう私を本当に彼は、相手は心地が良いと思うのか?
その目線もセットで大事なんだよね?
私がこれだけ~と重ねたり、募らせた部分があれば。
それはそのまま相手にとっての心地良さになるのか?
なるなら苦労はしない。
でも、
相手に「も」相手の感覚ってあるんだよ。
受け止める相手あってこそ「活きた」思いじゃない?
受け止め切れないほどの思いって活きて「いない」んだよ。
だから「適温」であり、「適量」が大事。
それを見つけていけるかどうか?
それがお付き合いを始めてからの最初の課題なんだよね?
「適」を見つけた関係性って凄くバランスが良い。
無理が無い。心地が良い。
応用形に移行しやすいんだよね?
今の貴方なら分かるんじゃない?
彼と付き合えた事も大事な経験。
彼の幸せを願う前に、
あの時、あの時間、あの経験があったからこそ、
「今」の私があるんです、と。
笑顔で「今」の自分自身にオッケーを出していける。
そういう貴方を丁寧に目指していけば良いんじゃない?
改めて深呼吸を忘れずに。
バランスの良い貴方を大切にね☆
お礼
ご回答ありがとうございます。 つまずいた時、相手にぶつけるのではなく見つけなきゃいけなかったです。 私が心地よくありたいばかりで、 相手の心地よさを探してあげる事が出来なかった。 沢山貰っていたのに申し訳ないと悲しくなります。 つまずいた時相手をどれだけ思いやれるかが大切ですね。 それに気付くこともできました。 素直に信じる事を、傷つけられるのが怖くて忘れていました。 相手に嫌われると思って装っていました。無理に合わせていました。 素直に笑っていた頃、彼が嬉しそうにしていた姿で今は分かります。 無理をしだしてから申し訳ないと言われてました。顔色を伺われるようになりました。 あの時の私はどうしてよいか分かりませんでした。 彼が何に惹かれてくれていたのか、 何に引いてしまったのか、 今は気付けた私がいるんですね。 だけど、彼に出会って別れて得た経験は忘れたりしないです。 そしてこの優しい気持ちも忘れないです。 今は苦しいですが、それでいいんですね。