問題ないですよ。
損害額の弁償であり、損害額の算定を修理見積金額で行ったにすぎませんからね。
私なんて、修理の見積金額で賠償してもらい、そのお金と自腹のお金で買い替えをしましたからね。
納得できないのであれば、最初の段階でお互いが納得する修理工場で見積もればよいのですからね。
保険を契約していれば、保険会社は修理工場の見積もりに過剰なものなどがないかを確認します。見積書だけでなく、写真で確認したり、必要に応じて現物の確認を行います。保険会社でもその分野の専門の人間が確認しますね。ただ、あなたのように無保険で素人が交渉する場合には、相手が希望する修理工場で見積もりをすることで済ませる場合がほとんどでしょうね。
私があなたの立場であれば、けがさえしていなければ、事故直後にお互いの車両の写真をとり、相手が出された見積もりを自分の知り合いの修理工場に確認してもらいますね。
私がもらい事故したときには、相手に保険会社がいましたので、一番親しいディーラーに依頼し、保険会社が了承する範囲で可能な限り事故を原因として全部交換するように指示したぐらいですね。
私の知っているバイク屋さんなんて、保険会社は自動車には詳しくても、バイクは自動車ほど詳しくありません。そのような状況で可能な限り全損になる修理見積(フレームの一つのゆがみでほとんど全損)を作成し、客には買い替えを勧めていましたね。そして、事故車は安価なフレーム修正業者を使ったりして、中古車として販売していましたからね。バイクの所有者は買い替えで満足し、バイク屋は新車販売と中古車販売で2度おいしくなることから客にもある程度のサービスが可能となりますからね。
被害者は金銭で解決できない精神的なものも金銭解決を求められます。事故を受けて得する被害者はほとんどいません。それに、賠償で評価されにくい、今後手放す際の事故修理の履歴のある車両という評価減もありますし、愛車を壊された気持もあります。その中で出来る限り加害者から賠償を受けるために被害者もいろいろ考えるのです。
ですので、損害のすべてを直さず、自走出来車検が通る程度の修理にとどめ、残りのお金をどのように使っても被害者の自由です。修理見積に疑問があるのであれば、払わないだけですしね。払ったら納得したということで終わりです。
気分は良くないかもしれませんが、被害額の賠償であり、修理するかは被害者の自由なのです。この機会にそれ以上の修理をしてもよいですし、安い車へ買い替えてお金を残しても、どんな形も許されることでしょうね。
任意保険は賠償部分だけでもしっかりと入っておくべきですね。
あくまでも私の個人的意見ですが、今のご時世、自賠責だけでなく、任意保険加入もドライバーの義務だと思います。
線路事故・死亡事故などでは、一生かけても払えないような賠償を負う場合もありますからね。
自己破産しても、賠償は消えませんしね。
今回は良い勉強をされたとして納得し、保険の加入をしましょう。