人間のクローンが成功したら、それは当たり前になるか

質問

ずっと前、人間の体外受精が初めて成功したとき、
「試験管ベビーは是か否か？」などと非常に騒がれ、体外受精を批判する人が多かったですけれど、
今では、全く当たり前の行為になってしまい、誰も批判しなくなりました。

同様に、将来、人間のクローンが実用化されたときにも、
最初は、「人間のクローンは是か否か？」と騒がれて、人間のクローンを批判する人が多く出てくるでしょうけれど、時間がたてば、当たり前の行為になって、批判する人はいなくなるでしょうか。

そもそも、人間のクローンが行われて、不都合なことなど何もないと思うのですが。

回答No.6

DESTROY11 · ベストアンサー

クローン人間を何に使うかが問題なのです。
現在のところクローン人間の「用途」としては、
・無名兵士
　死んでも誰も文句を言わない。殺し合いのために生まれた人型生命体。
・人体実験
　死んでも誰も文句を言わない。どんな無茶な投薬をしてもＯＫ。
・予備パーツ
　心臓や角膜など、死体からしか採取できない臓器をとるためのブロイラー。
・ＳＥＸ産業
　ただＳＥＸをするためだけの「人形」
・危険地帯用作業員
　原発、局地、宇宙など、危険だが機械ではサポートしきれない場所の使い捨て作業員。

とまあ、奴隷以下の用途に使われるのが関の山です。
経済的、科学や学術だけでみればメリットは多いですが、モラルに問題があるということです。
しかしまあ、クローン人間によるメリットを財界や政治家、学者の皆さんが熱心に広報するでしょうから、いずれヒトクローンも「当たり前」の存在になるかもしれません。
イヌネコ以下の存在として。

回答No.7

noname#175120

生殖能力が衰えてそれしか繁殖の手がないとかなれば合法となるでしょうね。
クローン化による障害はあるでしょうが、それさえ技術的に乗り越える事が出来ると思います。

別に特別なことじゃないですよ。
クローンだと言っても遺伝子的に同じというだけで。個人としては全く別の者ですから…。
記憶も経験もそれぞれだし、20歳になるには20年かかるのです…。
クローンもそうでない人も等しく人権が与えられる事になりますね。

ただ、このクローンを使って自分のスペアパーツを作る（ドナーとする）などは倫理的に禁止しなければなりません。
作るならパーツだけを作る…（最低限脳はまずいでしょうね）
生まれたものは人間ですからクローンだからとって差別されるような社会じゃ、まだまだこの技術を使う権利は無いでしょうねぇ。
まあ自分がお腹を痛めて産んだ子でさえ自分の手にかけるような状態ではまだまだ無理でしょう。

回答No.5

HOPinDEER

こんばんは。

体外受精と試験管ベビーは、全然違うものです。
体外受精が批判されないのは、不妊原因を極力クリアーするという方法なだけで
受精卵が妊娠するかどうかは、受精卵の自力の行動だからですよ。
この辺の細かな過程が自然妊娠と何ら変わらない過程だということが知られてきたからです。

クローン人間だとて、身体的細胞的にはその人間と同じでも、人格は違います、
とうか、同じで違う人間になるでしょうね。

＞時間がたてば、当たり前の行為になって、批判する人はいなくなるでしょうか。

人間に繁殖能力がなくなり、それでもヒトの数を必要とする時代があれば、
そういうこともあるかもですね、気が遠くなるほどの遠い未来であればね。

回答No.4

rokometto

クローンが当たり前になったらどうなるか？
クローンが作られると同時に遺伝子に手を加え本来の人間より強化された強化人間のようなものが次第に生まれていくでしょう
しばらくして力の劣る本来の人間が追いやられ駆逐されヒトという種がのっとられるでしょう
それがいいことか悪いことなのか　それは私にはわかりません

回答No.3

missshitsumon44

部分クローンではないことを前提に話します。
　クローンを作ってみても、それは本人ではなく全くの別人格です。一覧性双子がそれぞれ別の個体であるのと同じで、本人に離れません。また、優秀な人材のクローンを作ってみても、人材は育つ環境によって形成される事から、優秀になるとは限らない。つまり、人格や才能を目的としたクローンは何の得もないと言えます。
　ではクローンにはどんなメリットがあるのか?
　それは先天的な特性です。容姿であったり、適合性です。つまり元の体のスペアとして最適だと言う事です。もともと本人のクローンなのですから拒絶反応なんてありませんからね。ですが、スペアとして手足や臓器を取られた側はどうなりますかね。
　アイランドという映画があります。現在生きている人間のスペアとしてクローンを培養養殖しているという内容の映画だったと思います。正直駄作でしたが、投げかけられていた問題はバカにできないものだと思います。
　また、体のスペアとしてではなくとも、死んだ子供のや恋人のクローンなんてぞっとしません。姿形はそっくりでも、もうそれは元の人間ではないのです。極端に言えば愛玩物です。人間のクローンはお金になります。ですが、それは人間の尊厳を踏みにじる行為にしか用いられないと思います。

回答No.2

skip-man

いまだに人工授精に反対している人も居ますし，堕胎反対派の行動がニュースになるくらい激しいものです。
現在のクローン反対運動だって、世界規模なんですけどね。
主にキリスト教圏というか、神様が人間を創った。とされる教えを持つ全ての宗教団体と信者は，クローンは神の領域を侵す物だと反対しています。

クローンが実用化されたとして，家族として受け入れるんでしょうか?
現時点の技術では，試験管での受精の後，人間のお腹に入れないと，成長できません。
生まれて来た赤ちゃんとの、家族関係の構築を、どうすればすっきりするんでしょうね?
遺産相続などの問題も山ほど出てくるでしょう。
例えば，資産家が自分のクローンに全額相続させる。と言ったらもめるでしょう。
代理出産でさえもめているんですから，もめ事のタネにしかなりません。

昔よく書かれたＳＦみたいに，クローン=ロボットの代わりに働かせる、安価な労働力。や、内臓製造装置。と考えているんでしょうか?
実用化が，細胞移植後数年で，肉体的に成人で記憶も細胞提供者のを引き継げる状態で，社会復帰できる。なんて何百年か先の事が直ぐにできると考えているのでしょうか?

まあ，全世界の人口（出生率）が満遍なく1/10以下になれば，考えも変わるでしょうね。

回答No.1

gib45

クローン人間に人権を与えるかどうかで変わるでしょう

医療用の部品の為製造して破棄する
犯罪への使用、または自殺用のダミーとして使用
頭脳が高いクローンを生産→そのために一般雇用が減る
人口増加による密集度の増加、食料確保
大量生産による兵士の量産
クローンを使用しての非人道的実験
クローン、オリジナルとの区別管理の問題

ぱっと思いつくだけでもこれだけあります
人種問題や男女差別問題でも未だに解決出来ていませんので
さらに難しいこの問題は混乱を招くと思います。