おはようございます♪
サッカー強豪国のひとつと言えます。
強豪国の定義は難しいですが、私見ではワールドカップの常連だというのが第一。そして優勝やベスト4ベスト8の経験がある、自国でワールドカップを開催したこともある、大陸王者にもなっている、国民がサッカーをこの上なく愛しているなどで「強豪国」とか判断できると思います。・・・。
この条件をすべて満たしていなくても強豪国と言えます。
今回の五輪のベスト4はアジア2、北中米1、南米1で英国での大会にもかかわらず欧州勢は残れませんでした。サッカーのすそ野の広がり、勢力地図の変化を感じます。アルゼンチンも南米予選で敗退していますし。
05年U17ワールドカップで優勝したメキシコの選手が現在22歳。優勝もうなずけます。昨年のU17も優勝はメキシコでしたね。09年U17ワールドカップで優勝したスイスがドイツ・イタリア・オランダ等を押しのけて今回五輪に出てきたのもうなずけます。昨年のU17ワールドカップベスト8でブラジルと2-3の激戦をした日本も将来有望ですね。
男子サッカー強豪国は現在では世界では30チーム程でしょうか。メキシコが間違いなくサッカー強豪国であるように、アジアでは日本・韓国・オーストラリア・イランあたりは現在では十分世界のサッカー強豪国です。アジアではアジアカップを2回以上制しているのは日本(4回)、サウジ、イラン(3回)、韓国(2回)。サウジの衰退ぶりには目を覆うばかりですが、オーストラリアはAFCに加入したとたんアジアカップでいきなり決勝まで行きましたね。スイスもしばらくすればサッカー強豪国に入ってくる可能性があります。
サッカーでは「予兆」というものがありますね。若い世代のワールドカップでの好成績がいずれフル代表の活躍につながってくる。日本もU20で99年に決勝に進みスペインに負けた頃からフル代表も少し結果を残すようになりました。その「予兆」はサッカーファンの醍醐味です。映像でしたが17歳のペレがワールドカップ決勝のスウェーデン戦でゴールしたのを見ました。子供の頃「ボールが一瞬消えたらしい」とサッカー部で話題になりました。泣きじゃくる17才のペレ・・。確かに「王様」になる予兆でした。
今年は女子のU20ワールドカップが日本であります。「未来の澤」や「未来の宮間」を見つけられるかも知れませんよ。「未来のワンバック」も。
そういえば、スウェーデンも女子だけじゃなく男子でも強豪国ですね。ワールドカップ2位、3位経験しているし、イブラヒモビッチとかスターも多く排出しています。
「サッカー大国」となると、もっと条件が厳しくなり、ワールドカップ優勝経験があるチームでしょう。わずか7カ国です。ブラジル・ウルグアイ・アルゼンチン・イタリア・ドイツ・イングランド・スペイン・オランダです。今では年齢制限のない4年に一度のワールドカップではいつも「優勝候補」のひとつです。
今回のメキシコと韓国はずっと国内で「史上最強」と言われて来ていましたので実力を出し切った結果でしょう。特にメキシコはブラジルワールドカップの優勝候補ですね。シドニー大会での日本代表も「史上最強」と言われていました。中村俊輔・中田ヒデ・宮本・中澤・稲本・遠藤・・・。ベスト8でPK戦で去りましたが、メダル取っていたかも知れません。
今回五輪で3位をかけて日韓対決がありましたが、いつの日かワールドカップ決勝が日韓対決になっても驚きません。サッカーとはそんなものです。それが半世紀後であっても・・。