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衣類の原材料の使用量について

ネットなどで検索してもなかなかわからず、困っております。 一般的な衣類 トップスやアウター、ボトムス何でもよいのですが、 一着当たりの原材料の使用量を調べております。 ・綿製品 ・ウール製品 ・石油製品 これらが一着当たりどのくらい使用されており、それらはCO2に換算すると どのくらい使われているのでしょうか。 原料使用量もしくはCO2使用量いずれかお教えいただければさいわいでです。 またそれらを調査するにはどのように調べるのが望ましいのでしょうか。 よろしくお願いいたします。

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回答No.1

うーん、ちょっと言葉の選択を間違えていらっしゃるような気がします(汗)。 原材料ならば殆んどの衣類に表示されています。 「綿 85% アクリル 10% ナイロン 5%」混紡といった具合ですね。 重量 % 比ですので衣料の重量を測れば直ぐに各々の原材料がどれほど含まれているのかが判ります。 >それらはCO2に換算するとどのくらい使われているのでしょうか。 「燃やしたらどれくらいの CO2 が発生するか?」といういことですか? それとも「原材料を製造加工して製品として販売されるまでの過程でどれほどの CO2 が排出されているのか?」ということですか? 前者であれば先の重量比から各々の原材料 (繊維) の重量を求め、繊維の化学式から酸素以外の原子が酸化した際の酸素の数と炭素の数を数え、その原子質量比から CO2 の重量を割り出せば得られます・・・中学高校で習う化学の知識で問題なく算出できます。 後者であれば調査は極めて困難です。 例えば天然素材である綿は種が育って実を結ぶまでの植物自体の CO2 排出量、綿を取って綿糸に加工するまでの人や機械を動かす Energy を作り出す過程での C02 排出量、綿糸を織って生地にし、生地を縫製して服にし、その服を包む Vinyl 袋や箱は? 製品を店まで運ぶ輸送時に於ける CO2 排出量は? 等々多岐渡る CO2 排出要因を原材料と加工行程に応じて丹念に調べていく必要があります。 同じ綿製品でも海島綿と中国綿と米国綿とでは加工と輸送に於ける CO2 排出量が異なります。 海島綿は中南米の西印度諸島でのみ生産されている毛足が 10mm 以上もある綿で、毛足が長いことから細い糸に加工することができ、薄く強靭で絹のような光沢を持つ生地にできることから高価な素材なのですが、生地にするまでの加工行程は他の綿とは異なりますし、南米から何処か別の国に運ばれて生地に加工された上で日本に送られて服に縫製されるのですから、輸送部分での CO2 排出量を考えれば日本国内で石油から一発で生産された Polyester 生地で織られて国内生産された服よりも遥かに多くの CO2 排出を経て店に並んでいることになります。 Wool も日本国内で生産できる糸ではありませんので加工や輸送に於ける CO2 排出量を考えると国産の Polyester 服よりも CO2 排出量が多くなることでしょう。 石油から Polyester や Polypropylene などを作る化学反応上では CO2 は殆んど排出されず、CO2 が排出される要因の殆んどは機械を動かす電気を作り出す際のものや原材料及び製品の輸送過程で輸送機関が消費する燃料から排出されるものです。 これは石油製品に限らず綿や Wool 製品でも同じことが言えますので、石油製品だらか CO2 排出量が多くて天然素材だから CO2 排出量が少なくなるというわけではありません。・・・一番 CO2 排出量が大きいのは Recycle 製品ということになるかも知れませんね(汗)。