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心理学専攻の大学生です。本の電子書籍化で悩んでます
はじめまして。私は心理学専攻の大学2年生です。 勉強をするにあたりよく本や参考書などを購入するのですが、置き場所がなく困っています。 そこで、過去に勉強したけど今は利用しない(でももしかしたら将来課される課題や、卒論で使うかもしれない)といった本を、電子書籍化しようと思っています。 ただ、本を裁断することにとても抵抗がありますし、電子書籍で読むことについて、目が疲れたりなどして不便にならないか心配です。 他にも勉強のための書籍のみならず、漫画や小説といったものもついでに電子書籍化しようと思っています。ちなみにデバイスは第三世代のiPadで、これから購入予定です。 電子書籍化することによって、不便を被ったり後悔してしまった経験がおありの方、いらっしゃいませんか? もしありましたら、教えていただけると幸いです。
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- cypress2012
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>電子書籍化することによって、不便を被ったり後悔してしまった経験 このお気持ちは共有できます.電子書籍と紙の書籍はしょせんは別の物です. それぞれの特徴を理解し,使い分けるしかないでしょう. たとえば,紙の本はそれなりの物理的触感や質感があり,古くなると貫禄が出てきたりします.重ねて何かの重しに使ったり,昔は枕にしたという話もあります. マーキング・ペンでアンダーラインを引く場合も太さや濃さの手加減ができたり,ページを折り込んだりできます. 一般に誰でも紙の本に慣れ親しんでいることは否定できません.その意味で,電子書籍に切り替えるという言わば革命的な変化には不安がつきものだと思います.置き場所も工夫の余地があるかも知れません.裁断してから,「しまった」と思わないとは限りません. 少しづつ試行しながら,優先度を考慮しつつ換えて行くのが良いのではないでしょうか.
- cypress2012
- ベストアンサー率67% (246/367)
電子書籍化は時代の流れですね.画期的な技術進歩です.書棚等を占める物理的な書籍の量はもはや時代遅れになりつつあります. 昔は小説家などが溜めた本の重量で2階が落ちたとか,家が傾いたとかの冗談もありました.やむを得ず処分しようとすると,普通は図書館に寄贈するとか,別に倉庫を作ったり,貸倉庫を利用したりする人もいます. 本を集めて溜める人というのは,処分できずに身辺に置いておくとなんとなく安心するという性格にもよります.自分の頭脳の外付け記憶装置のように,知識の引き出しとして使います. また,技術系などでは,基礎理論を除き,保存していてもすぐに陳腐化し役に立たなくなる傾向もあり,比較的に短期間で使用を諦めて捨てたりもします.文科系ではどうしても本を溜めることが多くなります.珍本・奇本となるとなおさらです. 大学などで,とくに国立大が多いのですが,保存スペースのコスト意識がまるで無い教員がほとんどで, 研究室自体を倉庫にしている人が非常に多いですね.学会誌も何十年分そのまま溜めていたりします.埃(誇り?)も溜まっていますから,風を入れると舞い上がるので何10年間も窓を開けなかったりします(実話です). さて,ご質問についてです. >本という形から電子化することによって本来の内容に改変を加えなくとも、電子化することによって違法になるということですか 本の内容を電子化することは改変にあたりません.前提として,自分が購入した本を自分が使う目的で電子書籍化(スキャニング)することは,著作権法第30条に規定される「私的使用のための複製」として認められています.つまり,著作権者の許諾を得なくとも可能な複製です. また,たとえば,1,000ページの本のうちの1ページのみを複製しても,その著作物の全体を複製したのと同等と見なされますが,「改変」にはあたりません.改変とは,たとえば,無断で文章を変更したりすることです.その場合は著作者人格権の中の同一性保持権という,より強い権利が適用されます. さて,電子書籍化での注意点は,上記の「私的使用」の範囲かどうかということです. かりに,「本書のコピー、スキャン、デジタル化等の無断複製は著作権法上での例外を除き禁じられています。」といった類の文言があった場合,「無断」(無許諾)というキーワードがあっても,「私的使用」を目的に「利用」することは法で認められています.他にも,たとえば,教育機関での授業の一環の場合も無許諾での複製が認められています. 現在「自炊」(使用者による電子書籍化)という言葉で問題になっているのは,自炊の代行業です.これは,代行業が「複製」を行うことで,「私的使用」の範囲をはみ出しているということです.「私的使用」の条件としての法第30条に定める「その使用する者が複製することができる。 」に該当しないからです.これを回避するため,本の裁断,スキャンニング,PDF化を,サービスとして機器を貸し出し,利用者自身に複製をさせるという業者があちこちにあります.もちろん,ご質問者自身が,裁断機を含めこれらの機器を購入して家庭内で「自炊」することも可能です.業者のサービスを利用すると,1冊100円からで済みますから,昔ほど大変ではありません. ご質問のように,頻繁にアクセスするような本ではなく,重要度の低い,参考書的な本を対象にされるのがよいと思います.もちろん,むしろ毎日見るような本なら辞書同様に,電子化して持ち歩くのも便利でしょう. ビジネス社会では買った本をバラバラにしてあるページ数分のみを持ち歩き,交通機関内で読み捨てることも多いです.将来的には,紙の本は消耗品になって来るでしょうね.
- ennalyt
- ベストアンサー率29% (398/1331)
「今日はこの本を読もう」と数冊持ちだしたところが、 気分が変わって他の本を見たくなった時に、 スマホ取り出すと数十冊の本がいつでも画面に呼び出せるから、 ウェアラブルな本の冊数がグンと増えたことがあまりにも便利。 最近は初めからe-bookになっているものを買うようにしたので、 すると紙媒体のより安く買えるのし、 欧州からのシッピングで数週間待たず即時購入できるので、 圧倒的に便利。 PDFなので指のスライドでページめくれます。 1冊分だと数百ページでファイルサイズがでかくて、 スマホがあっぷあっぷで鈍重となり、 20ページ毎にファイル分割して使ってます。 (800ページ程の本で260MBの1ファイル -> 6MB程の41ファイルに) ある程度の冊数は、自炊代行に出してやってもらいました。 自分では貴重書・愛読書に裁断は忍びなくて。 これで部屋広くなるかと期待したものの、 別の本が後釜に居座って、元の木阿弥でした(^^ゞ
- TANUHACHI
- ベストアンサー率31% (791/2549)
質問者様は研究論文や文献をお読みになる時、ご自身でノートをお録りにはならないのでしょうか。 僕自身の部屋も本だらけで、家人からは「もう本はやめようね」と警告を発せられていますが、それでも研究論文や文献を読む時には必ずノートを作ります。テーマ毎のノートですから、取り敢えずは系統立ててあるとのメリットもあります。そして一冊の文献なり一本の論文での重要部分を抜き書きして手許に残す。これだけでもかなりの違い(書棚のスペースを作る)を生み出すことも可能です。また現在の我が家では彼方此方に作り付けの書架が設えられさながら本屋敷の体をなしてもいます。困ったものです。しかしながら質問者様の様にマンガや小説は手許に残しません。気に入った作家の作品は全集でカバーし、更には図書館にいけば蔵書があります。少なくともマンガや雑誌は残すに値しないでしょう。 「電子書籍化」これは質問者様が大変な勘違いをしています。「電子書籍化に伴うスキャニング」これは著作権法上の「改変行為」に相当しますので、無断で行えば刑事民事双方の訴追を受けないとも限りません。とかく便利さだけに目を奪われがちですが、質問者様は節度ある社会人としての振るまいを忘れて欲しくありません。 なぜ電子書籍化に伴うスキャニングが著作権に抵触するかといえば、スキャニングによって生成される電子ファイルも著作物と認定されるからです。形を変えることは改変に相当することとなります。 そして「なぜ大学の研究室や図書館を利用しないのか」との疑問もあります。専門書を手許において随時参照したいとのお気持ちもよく理解できます。ただ学生のアルバイト収入で賄うことのできる本代も限度がありますのでこの辺りの問題もお考えになることが必要かと存じます。
>量が多いため業者に行ってもらおうと考えています。 え? 大学2年生で? かなりの金額になると思いますが・・・「将来課される課題や、卒論で使うかもしれない」のためには無駄のような気もします。図書館の公的な責任としての長期保存とはわけがちがうでしょう。 >その後電子書籍化した後の、使用感についてぜひお聞きしたいです。 ・画像ファイルとして1ページ=1ファイルなので,面倒くさい 笑。マイクロフィルムならリールを回せばページが送れますが,それよりもはるかに使用感は劣ります(いまならそんなコンピュータ・データにできるのかな?)。 ・物体ではないので,必要な部分に「しおり」をはさんで,「これは第2章で使う」などと分類してそこらに積み上げておくことができない。物体はかさばりますが,それゆえに扱いやすいのです。 ・どうせ読まない。いま,脳細胞が急速に破壊しつつある年齢にありますが,「忘れるから本をとっておく」よりも「もう勉強はしない」のほうが現実的だという諦観にいたりました 爆。だから,大学を移ったときがいい機会だと考えて,一部は学生や知り合いにあげました。死んだときに遺族が本の処分に困る(大学に寄贈を申し出られても場所がない)という実例は,いくつも見てますのでね。まあ,大学2年生には想像を越えた世界。
ある程度以前に出版された書籍の場合, 電子書籍化については,出版社にきちんと確認をとるべきでしょう。 何故ならば,最近出版された書籍・最近版を重ねた書籍等には 「本書のコピー、スキャン、デジタル化等の無断複製は著作権法上での例外を除き禁じられています。本書を代行業者等の第三者に依頼してスキャンやデジタル化することはたとえ個人や家庭内の利用でも著作権法違反です。」 と明記されています。 「発行年・版が新しくない書籍(=電子書籍というものが現れる前の出版)」 だと,上記文言が書かれていませんが,扱いは同じです。 「注意書きがないものは,勝手に電子書籍化(データ保存)してもよい」のではありません。 >電子書籍化することによって、不便を被ったり後悔してしまった経験がおありの方、いらっしゃいませんか? まあ,「法律違反をする」「罪を犯す」「処罰対象となる」訳ですから,何がしかの不便や後悔はするでしょう。 「目が疲れる」とかどうとかのレベルの話ではありません。 個人的には,紙の書籍を電子書籍化(データ保存)する事を無批判に肯定的に捉えている人は 「普段,あまり本を読まない人(でも,携帯電話やiPhone・iPad等は日がな一日いじってられる人)」 「参考文献や資料・史料等を複数同時に広げる事の無い人」 「暇を持て余している人(=時間の使い方が勿体ない人)」 「法律や規則,決まりを軽んじている人」 「自分さえ良ければ,それでいい人」 「他者の知恵や工夫を軽んじるのに,自分の駄案は素晴らしいと思う人」 「流行に乗せられやすい人」 が多い様に思われます。 他の回答者さんも書かれている様に,階段に置いたり,床を本に明け渡したり,本棚の上に寝床を作ったり(正確には『二段ベッドの上だけ』みたいなベッドにして,下に本棚を置く)する等の「知恵・工夫」が良いのではないでしょうか。 それに,本当に「それらの書籍を読みこんでいる」のならば 「書籍Aには,書籍Bと重なる記述がある。書籍Cは書籍Bを元に更に論を展開した記述がある」 「だから,書籍Aと書籍Cは残すが書籍Bは処分する」 等という事も出来る筈です。「読み込んだ上で,AもBもCも手元に置きたい」のなら,そのままの「紙書籍の状態」でもっているべきでしょう。 今,大して読んでいない・暫く読んでいない・随分使っていない書籍は,「電子書籍化(データ保存)」しても同じ事になります。 何故そう言えるのか。 「電子書籍化(データ保存)」する暇(時間)があるのなら 余裕でもう一回か二回は読み返せるからです。それもせずに「取っておくだけ」ならば 「本当に時間の無駄」であり「その人にとって,取っておく必要がないもの」という事だからです。 別物ですが,写真の話で 「データ保存」していると,「後から見返す回数」が少なく 「プリントして,冊子状のアルバムに」の方が,「後から見返す回数」が多いそうです。 兎に角,「書籍のコピー,スキャン,デジタル化等の無断複製」は 「個人の利用」であっても著作権法違反ですので。
スキャナで1ページずつ読み取る(むかしだったらマイクロフィルムに撮影する)という意味ですよね? 試したことがありますが,猛烈に時間と画像加工の手間がかかります。国立国会図書館なら人手があるでしょうが,個人では無理でしょう。また,ディスクがぶっとんでパーになったこともあります。 本に場所をとられるぶん押入で寝るとか,階段やトイレにも本を積み上げるなどの工夫をしたほうが,現実的だと思います。
補足
ご回答ありがとうございます。 もちろんスキャナで1ページずつ読み取ることになると思いますが、量が多いため業者に行ってもらおうと考えています。 その後電子書籍化した後の、使用感についてぜひお聞きしたいです。
補足
ご回答頂きましてありがとうございます。 私が本来期待していた回答ではございませんが、著作権法について詳しくご存知のようですので、ぜひ教えて下さい。 >「電子書籍化に伴うスキャニング」これは著作権法上の「改変行為」に相当しますので、無断で行えば刑事民事双方の訴追を受けないとも限りません。 とありますが、これは本という形から電子化することによって本来の内容に改変を加えなくとも、電子化することによって違法になるということですが、 では、CD-Audioの場合はどうなのでしょうか。音楽が収録されたCDを購入し、パソコンを用いてMP3やAACといったデータの圧縮をして音楽プレーヤーに転送するといった行為も、上記のような改変行為にあたるような気がしてなりません。 音楽プレーヤーを販売する各社も、リッピングや転送用に専用のソフトウェアを提供していますが、ではこのソフトウェアは利用者が著作権を所持したCDをリッピングすることを前提として提供されているのでしょうか。 私の理解不足かもしれませんが、もし詳細をご存知でしたら教えてください。