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接地について質問です
接地について質問です とある工場でAとBの生産機械に渡って触れたところ、感電しました。 手で触って、ぶるぶるくるぐらいなので大きな電流は流れていないようです。 テスターで図ったところAB間電圧130V程度の電圧でした。 この工場に勤務している人の話では接地しても、複数並んだ機械同士で触ると電位差があるのはしょうがないといっています。 Aの機械とBの機械の接地極が異なるため、機械間で電位差が出てしまい、装置間を触ると感電するようなのですが、これは本当ですか? たとえば、AはA種接地、BはD種接地と接地極が異なる場合、または同様のD種接地であっても接地極が異なる場合、 相互間で人体が感電するほどの電位差が生じるものでしょうか?
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- yamame17gou
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それぞれの対地電圧チェックで非接地の機械が直ぐ特定できます。 非接地の機械と接地されている機械間で「しびれる」は当然です。
- watch-lot
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接地極が違っても正常な場合は電位差などありません。つまり感電することはありません。 接地極間で電位差が生じているとすれば、それは地絡電流が継続的に流れていることになり、つまりは漏電です。 異常事象ですので、まずは漏電箇所を探して改修すべきです。 「接地しても、複数並んだ機械同士で触ると電位差があるのはしょうがない」という回答はド素人そのものです。 基本的に動力(だという前提ですが)電源の機械であれば、外箱は接地するものですが、これによって外箱は全て大地と同電位に保つことができるのです。特定の接地極が電位上昇した場合は地絡電流が流れているからです。
- fujiyama32
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機械用の接地極が異なれば、機械間の接地極間で電位差があるの 当然と考えて良いと思います。 ただし、機械装置の電源電圧がAC200Vの場合、機械装置の接地線 は、接地抵抗が100Ω以下の接地極へ接地する必要があります。 このことから、機械装置の漏洩電流が15mA程度あるとしますと、 接地による電圧が 100Ω×15mA=1.5V となります。 このような状態の接地極の異なる機械装置が2台ありますと双方の 電位差が単純に考え 1.5V×2=3.0V 程度になると考えられます。 テスターの仕様により異なると思いますが、電位差が 130V では どこかで、何らかの異常が生じていると考えて良いと思います。 原因を調べて対策することをお勧めします。 次のような内容を調査すると良いでしょう。 1)接地極の接地抵抗が高くなっている。接地抵抗を再測定します。 2)接地線が断線している。 3)接地端子ネジが緩んでいる。 4)装置の電気部品等の絶縁が低下し漏洩電流が大きくなっている。 この他の要因について a)高速回転している機械装置の場合、回転物の性質により静電気が 発生することがあります。 この影響により高い電圧が発生していると見なされ場合もあります。 b)機械装置に産業用インバータを使用していますと、常時漏れ電流 の成分として比較的高い周波数成分が含まれていますので、テスタ (整流器形の電圧計)ですと見かけ上高い値を示すと考えられます。 オシログラフ等にて電圧波形を確認することをお勧めます。 接地線での漏洩電流を測定する場合、漏洩電流を測定するクランプ メータもb)と同様に比較的高い周波数成分が含まれる場合がありま すので、フィルター付き漏洩電流も観測できるクランプメータを使 用して下さい。
- EleMech
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>相互間で人体が感電するほどの電位差が生じるものでしょうか? 接地線が切れているか、接地抵抗が適正でないかでしょう。 仮に別々のD種接地の場合でも、最大が100Ωx2で200Ωです。 ここから両機器間の電流値は、 I = V / RD = 130 / 200 = 0.65 (A) 一般に50mA以上の場合、短時間で死に至ると言われていますので、この数値は漏れ過ぎです。 機器の遮蔽構造もお粗末な結果、接地線に頼らざるを得ない為、こういった事が起きるのでしょう。
- fjnobu
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当然感電します。 二つの機械の設置電圧が同じという保証はないので、電位は違いが有ります。 それを保証しようとするなら、機械本体同士を導線で接続することです。 しかしそうすると、電源側で接地電流が流れるので、流れないように配線を変えなければなりません。