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シリアの内紛について
誰と誰が争っているのですか? 何の理由で争っているのですか? 宗教的背景があるとすれば、何教(何派)と何派の争いですか? ロシアはなぜ、政府側を援護しているのですか? アメリカはどっちを応援していますか? シリアとイスラエルとの関係はどうなっていますか? リビア問題との関係は?・・・・・・・・・・・・・・ シリアに反米感情は強くありませんか?・・・
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シリアはイスラエルと国境を接しており、有力な反イスラエルの拠点です。イスラエル軍によって占領されているゴラン高原の奪還は政権の最重要課題となっています。 欧米諸国やイスラエルが「テロ組織」と呼ぶ組織を支援し、アメリカから「テロ支援国家」に指定されています。首都ダマスカスにハマスやその他のパレスチナ・ゲリラの拠点があり、武器援助や軍事訓練拠点を提供しているとされています。ジハードの遂行のためイラクに入国する人々の通過国にもなっていました。 欧米と親密な関係を保っている穏健なアラブ諸国(サウジアラビア、他)とは対立しています。(アサド大統領の出身部族はイスラムの少数派であるアラウィー派に属し、多数派であるスンニ派を抑える形になっていますが、そのことが紛争の本質ではなさそうです) 反イスラエルは反米に通じ、反米のイラン、ロシア、中国とは仲良しです。ロシアとはソ連時代からの友好国で、最新鋭の弾道ミサイル等の武器援助を受けています。ロシアの軍事施設があります。中国ともシリア国内の資源開発や投資分野で関係を深めています。武器はイランからも入っていると思われます。 石油資源にも恵まれているのですが、米国による禁輸措置もあり経済は低迷状態が続いています。 今回の対立は専制君主?であるアサド大統領と改革派の武力対決です。改革派を支援するのは米国・欧州とアラブ穏健派です。トルコもかな。アラブ穏健派の国々から武器が改革派に渡っているとも言われています。 アサド大統領を支援するのはイラン、ロシア、中国です。
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- あずき なな(@azuki-7)
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政府と反政府軍が戦ってます 独裁を続けようとするアサド大統領と民主化を求める反政府軍です ロシアと中国はシリア政府側です 同盟国なので なので国連の安保理決議でもこの 2国は拒否権を発動してシリアへの軍事制裁を阻止しました アメリカは反政府側でしょうかね アラブはみんな反米です
補足
ロシアがアサドを支援する理由がよくわかりませんでしたが、貴殿の説明で良く納得できました。 イランについてもアメリカは一方的に非難していますが、彼らの言い分にも一部ありそうですね? アメリカが一方的にイスラエルを支援する事自体、大問題のようですね?・・・ それにしても、中東の和平への道のりはますます、今後厳しくなりそうですね?・・・