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投資信託という金融商品を卒業した人の多くは、 次に、株式投資、FXなどへ入学します。 そして、株式投資で経験を積むと、 上げ相場で利益を上げるロング（買い持ち）だけではなく、 下げ相場で利益を上げるショート（空売り）を覚え始めます。 ● 売り銘柄のスクリーニング条件は、 他の回答者にお任せするとして、 以下、「空売り」より魅力的な「Put買い」について、 少しお話したいと思います。 ● 「Put買い」とは、「オプション取引」の基本戦略の1つで、 「空売り」と同じように相場の下落局面で、 利益を出すことができる「投資手法」です。 以下、「空売り」と「Put買い」のメリット＆ディメリットです。 (1) 空売りの最大利益は、 実際の株価の下落幅に限定されますが、 Put買いはそれ以上の利益となることがあります。 (2) 空売りは貸株料を支払わなければならないが、 Put買いはそのような手数料を支払う必要がない。 日経新聞などにも最近、掲載されていましたが、 ネット証券各社、金利引き下げ競争をしています。 (3) 空売りは最大損失が青天井となるリスクを負う。 また、株価急落後の一時的な株価急騰で、 資金管理を間違うと追証になる可能性が高い。 一方、Put買いは初期投資額が最大損失でリスク限定です。 (4) 金融危機時に金融当局は、 金融株を中心に「空売り禁止」の規制を行います。 すると、株価急落時に利益を上げる術が絶たれます。 「オプション取引」が規制を受けることはありません。 ● 「オプション取引」を学んだ人にとっては、 「空売り」はあまり魅力的ではなくなり、 「空売り」をすることはほとんどありません。 ● ただ注意が必要なのは、 日本市場では「オプション取引」は自由にできません。 「日経225オプション」くらいでしょうか。 フェイスブック、アップル、グーグル、 マクロソフト、エクソンモービルなどなど、 アメリカ市場なら自由に「オプション取引」を行うことができます。 【FB】フェイスブック http://finance.yahoo.com/q/op?s=FB+Options 【AAPL】アップル http://finance.yahoo.com/q/op?s=AAPL+Options 【GOOG】グーグル http://finance.yahoo.com/q/op?s=GOOG+Options 【MSFT】マイクロソフト http://finance.yahoo.com/q/op?s=MSFT+Options ● 日本語対応のアメリカのネット証券会社もあります。 詳しくは以下の参考URLの回答履歴をご覧ください。 ご参考になれば幸いです。
