大学入試は試験の順位だけで合格・不合格が決まります。どこの高校出身かとか在学している高校の偏差値で合否が決まることはあり得ません。何を馬鹿なことを言っているんですか・・・。常識がないようですね。こんな質問をしてくるようでは九州大とか早稲田とか絶対無理です。
しかし在学している高校の受験時の難易度と大学への進学実績との間には深い相関があるのも確かです
偏差値53程度の高校では全体の学力はあまり高くないでしょうね。つまりそこで学ぶ高校生の学力も平均以上ではあるがトップクラスでもさほど高くはないといえます。あなたの学校から過去に九州大学や早稲田大学に進学者がいるかどうか進路室で調べてください。たぶんゼロかいても一人か二人でしょう。
一方、偏差値79といわれる「兵庫県の私立灘高校」では全国からとびきりの秀才が集まってきます。というわけで入学者全体の学力が高いんですよ。灘高校では東大・京大は普通、その中でも一番難しい東大理III(医学部医学科)の合格者だけが合格を自慢できるという風潮があります。
勘違いしないでいただきたいのは、灘高校に在学しているから東大が合格させるわけではありません。最低合格点を軽く上回る点数を取るから合格するんです。
元々ここには全国中の秀才が集まってきていて、高校の授業などただ聞いているだけですべて頭に入ってしまう、というレベルの生徒ばかりなんです。そいつらがあいつには負けたくないとかなんとか切磋琢磨してさらに努力をしますので、結果として東大・京大当たり前となるわけです。
野球選手や他のアスリートに例えれば、元々素晴らしく運動能力が高い連中だけが集まってきてさらに高校でそのレベルをアップさせてゆくのだと考えてください。学力というのも「才能」なんです。
さて、あなたが在籍する学校はそんなレベルではありません。なので周りと同じように勉強している程度では全国レベルからみた順位は落ちてゆく一方です。
勝負は見えているでしょう。平均偏差値79の生徒が集まってきて「切磋琢磨し合う学校」と53程度の生徒が入学してきてそこそこ勉強して三年間を過ごしてしまう学校・・・進路実績が異なるのは当たり前です。
さて繰り返しになりますが、あなたの学校から九州大学や早稲田に進学者がいたとしましょう。が、年に1-名程度ということになると、あなたがその学校で「トップの成績」でないと合格はほとんど不可能でしょう。
お礼
ためになりました ありがとうございます。自分は自分なりに努力していこうと思います。