小沢の魂胆だとか生き方だとか日ごろの所作だとか一切抜きにして
小沢の言う「消費税反対」の理屈だけを取り上げれば小沢が正しいと思う。
マニュフェストを掲げて政権をとった以上、できようができまいがまずはマニュフェスト
にトライすべき。
マニュフェストの半分しかできないとしてもそれを次の選挙の評価基準にすべき。
そもそもマニュフェストなるものを野田はわかっていない。
マニュフェストとは政策を数値化しこれを行い、達成率を次の選挙の評価基準にするものである。
マニュフェストの30パーセントしかできない。だから投票しない。
マニュフェストの80パーセントはできた。だから次も投票する。
マニュフェストとはそういうものである。
これではまったくマニュフェストの達成率を評価基準にできない。
書かれていないもの、あるいはマニュフェストでしない、といっていたものを
するのは確かに民主主義の崩壊につながる。
これから先マニュフェストなる物をどの党が掲げたところで信じる国民はいなくなるだろう。
どんな公約やマニュフェストを掲げても、ひっくり返してもいいということになると
誰もそんなものをあてにしなくなる。
たとえ間違った政策であってもマニュフェストに書きそれを国民が支持したのだから
やるべきである。
逆に正しい政策、国益になる政策であってもマニュフェストでしない、といって
政権をとった(それが国民に支持された)のならすべきではない。
まして消費税などというすべての国民を巻き込む事案を民意を問わず
行うのは筋としてはおかしい。
増税しないといってとった政権なのだから。
反対の理由としては正しいと思う。
消費税が間違ってるかどうかは数年たたなければわからないが
これを野田がやるのは政治の手法として間違っている。
谷垣がやるなら正しい。なぜなら選挙前から言っているから。
つまり、
やるといっていたのならやるのが筋。
やらないといっていたことをやるのは政治としては間違い。
それがどんなに国益を損ねたとしてもだ。
ほとんどの日本人は生命財産が一番大事だと思っているだろうが
本来、自由と民主主義が一番大事なのである。
命より自由と民主主義は大事なものなのだ。
そうしないと、ガンジーの行動は否定されることになる。
アメリカの若者は生命財産を守るために命を懸けて戦争に行くのではない。
(もちろん戦争などないほうがいいが)
自由と民主主義を破壊するところと命を懸けて戦うのである。
国民と約束したものをひっくり返すのは民主主義に反するのである。
アメリカではマニュフェストをひっくり返すなんてことは絶対にない。
もし大統領がそんなことをしようものなら確実に暗殺される。
国益より自由と民主主義が大事だからだ。
お礼
わかりました。 ありがとうございます。 あなたのおっしゃる通りに小沢さんが正しいですよね。 自分も小沢さんが正しいと思います。