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サボテンの植え替え
サボテンを買って3週間になります。 種類は、調べたところ「エリオカクタス・マグニフィカス(英冠玉)」のようです。 心配性なもので水をやりすぎてしまったようで、根腐れしてしまいました。 根腐れしちゃったかぁ…とサボテンを触っていたら今度は根から折れてしまったようで… どちらにしろ近いうち胴切りを行う予定です。 本題に入りますが、現在使っている鉢がこのサボテンには狭すぎるような気がするのです。 添付した画像で、右上のあたりにある大き目の株(?)が根腐れして折れてしまったものなのですが、 この大きさの株がもう一つ、そして一回り小さめの株が3つ、もっと小さな株が1つ、さらに土の中にもっと小さな株が一つ隠れているのを確認しています。 7つも株があるのにこの鉢はさすがに小さすぎる気がします。(ちなみに買った当時の鉢を使用しています) 胴切りをするついでに別の鉢に植え替えようと思うのですが、どの程度の大きさの、どの種類の鉢を買えばいいのか、また土はどのようなものにすればいいのかよくわかりません。 また、これらの株たちはすべて一つの根から由来するものなのでしょうか…? もう一つ根腐れしている株があるようなのですが、すべて一つの根から由来する株なのであれば、他の株も腐っている可能性があります…よね? また、折れてしまった株はどのあたりに植えればいいのか、はたまた別の鉢に移すべきなのか… 初心者故わからないことだらけです。質問が多くて申し訳ありません。回答よろしくお願いします。
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- cactus48
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サボテンは暑さや乾燥に強く、他の草花感覚で管理をすると決まって 根腐れを起こして腐敗して枯れてしまいます。 根腐れの発見が早いと復活は可能ですが、手遅れになると胴切りして も復活が出来ない事もあります。 サボテンは体内に水を蓄えられる機能を持ち、乾季には蓄えた水分を 少しづつ使いながら雨が降るまで待ち、生きようとします。 あなたも飲みたくない水を無理矢理に飲むと、吐き出したり場合によ っては下痢を起こしたりしますよね。これと考えは同じなんです。 鉢が狭すぎると感じるのは、あなたの勝手な思い込みに過ぎません。 サボテンは生長が極端に遅い植物で、思ったより根の張りは大きくあ りません。極端に狭いと水遣りで困りますが、逆に広すぎると生育に 支障が出て生育が悪くなります。 基本的には鉢とサボテンとの隙間が、人差し指が1本入る程度の広さ がサボテンには最適な空間になります。 サボテンは必ず深鉢を使用し、浅鉢は使用しない事です。 植物には生長期と休眠期があり、生長期は活動を活発にして生育する 時期を言い、この時期に植替えや増殖や施肥を行います。 休眠期は活動を鈍くして、どちらかと言えば休んでいる時期を言いま す。この時期に出来る事は水と温度と光線管理だけで、他の作業は何 も出来ません。 サボテンの生長期は5~9月で、植替えや増殖が出来るのは梅雨時期 と猛暑の時期を除いた時に行うのが基本です。 今回は緊急時ですので、湿気に注意して作業をして下さい。 画像を見て感じた事を書きます。 まず鉢を持ち上げて鉢底に穴が開いているかを確認します。 開いていなければ穴が開いている鉢を購入します。サイズは今の鉢よ り一回り大きいサイズを選びます。 次に画像に見える土が良くありません。指で触ると固くて指が入らな いはずです。これは土が見えなくするためと、サボテンが動かなくす るために使われている物で、白い物が接着剤で固めてあります。 この状態では植替えが出来ませんので、勿体ないかも知れませんが鉢 を叩いて割ってサボテンを取り出して下さい。 根腐れをした根は死んでいますので、根切りをして発根させます。 根が生きているサボテンは、そのままで植替えをします。 まず根腐れを起こしたり根が折れてしまったサボテンを胴切りをしま す。サボテンを横に寝かせて根の近くをカッターナイフで真横に切断 します。切断面が茶色になっていたら、更に5mm単位で胴切りをし ます。茶色になっている部分は腐敗が進行しているので、そのままで は根も出ず腐ってしまいます。 胴切りが終わったら寝かせたまま切り口を乾燥させます。 トレー等に置いて、風通しの良い明るい日陰に置いて、指で触っても 湿りっ気が無くなるまで乾かします。 乾燥が終わったら挿し木をします。鉢底穴に防虫ネットを敷き、園芸 用川砂か挿し木用の土を入れます。サボテンの切り口が1cm程度埋ま る感じで埋め、そのまま風通しの良い明るい日陰に置き発根するまで 様子を見ます。間違っても室内のような風通しの悪い場所では管理は しないで下さい。 発根するまで水遣りは不要です。発根するまで2週間から1ヶ月必要 です。間違ってもサボテンを引き上げて根が出ているかを確認しない で下さい。2週間から1ヶ月後にサボテンの頭を左右に揺らして見れ ば、発根していれば簡単には動かないはずです。 発根を確認したら鉢上げをします。鉢は先程に書いた通りです。 鉢底穴に防虫ネットを敷き、鉢底石を入れてサボテンと多肉植物の土 を入れます。間違っても培養土や一度でも使用した土は使用しないで 下さい。特に一度でも使用した土や庭土は要注意です。 サボテンは雑菌に弱い性質があり、雑菌によって根腐れを起こしてし まいます。土は必ず未使用のサボテンと多肉植物の土を使います。 植替えは年に1回で行います。現在の10倍以上になれば2年に1度 で構いません。出来れば梅雨入り前までに植替えを終わらせます。 水遣りは生長期の間は鉢土が完全に乾いてから、更に4日から1週間 経ってから与えます。休眠期は1ヶ月に1~2回程度で土を湿らせる 程度に与えます。与える時は鉢底から水が十分に流れ出るまで与え、 間違ってもコップ半分とか自分が決めた日に与えるような事はしない で下さい。 肥料は生きているのですから必要です。植替え時に緩効性化成肥料を 少量だけ土に混ぜて与えます。次回の植替えまで与えません。 置き場所は年間を通して日当たりの良い場所に置きます。 室内ばかりでは上手く生育しませんし、何時まで経っても開花しませ ん。現在の本体の色も次第に色が薄くなります。 寒さには弱いので、外気温が5℃以下になったら室内に入れます。 暖房がガンガン効いた室内は良くありません。 夏場のエアコンもサボテンには大敵です。サボテンも人間と同様で、 寒さによって風邪をひきます。 色々と書きましたが、分からない点や不明な点があれば締め切らずに 質問して下さい。
- 1150kk
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>また、これらの株たちはすべて一つの根から由来するものなのでしょうか…? 親株の周りに子株が出来ている場合は、つながっています 複数の株が寄せ植えされている場合はつながっていません 折れてしまった物は切り離し、切り口は鋭利な刃物できれいに切り取り乾燥させます 植え替えをする場合も切り口がしっかり乾いてから植え替えましょう 折れてしまった株は銅切りして1週間放置 変色したり軟らかくなったり異臭がしなければ植えられます 別の鉢でも同じ鉢に植えてもよいでしょう 鉢は底にしっかりと穴が空いて水が抜ける物 素焼きやテラコッタのような乾きやすい物がよいです 土はサボテンの土として配合された物が園芸店やホームセンターなどで売られています
お礼
ご回答有難うございます。非常に参考になりました。自分の知識不足も痛感させられました…。 複数の株が寄せ植えされていたようで、根は繋がっていませんでした。 ちなみに7つ目の株というのは幻覚だったようです。 鉢は素焼きのものを買いました。今度こそ水の管理に気を配って育てようと思います。 本当にありがとうございました。
補足
沢山のご指摘ありがとうございます。非常に参考になります。 というより、もっと知識を深めてから育てるべきだった…と後悔しています。サボテンにはかわいそうなことをしました。 配置の問題で端に置かれていたサボテンが鉢の縁に迫り出して少し曲がって成長していて、狭く感じたようです。植え替えるときは調整するつもりです。 今は根腐れしていたものを胴切りし、そうでないものは土から出して根っこの回りを綺麗にして日陰で乾かしている状態です。 さらに質問です。 面倒なので根腐れしていないもの=A、根腐れしていたので胴切りを行ったもの=Bとおいて話を進めます。 Bが発根した後鉢上げする際は一度使った土は再度使用してはいけないとのことですね。 最終的にAとBをまた同じ鉢で育てようかと思っていたのですが、AとBは今後別の鉢で育てた方が良いのでしょうか。(まだBが乾いてもいないので遠い話ではありますが) 発根してくれることを願いますが、次こそサボテンには良い環境を提供したいです。