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PCのテキスト画面とグラフィック画面について
PCのテキスト画面とグラフィック画面とは何でしょうか? また、windows98ぐらいからテキスト画面というのは存在しなくなったのでしょうか? 調べ方が悪いのかもしれませんが、テキスト画面とグラフィック画面について調べても詳しく載っているものが探せませんでした。
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テキスト画面の事は一般的に「CUI(Character User Interface)」、グラフィック画面の事は一般的に「GUI(Graphical User Interface)」と呼びます。 ざくっと言うと「マウスを使ってアイコンをクリックする画面は全てGUI」、「マウスを使わずに全ての命令をキーボードから直接打ち込むのがCUI」です。 「CUI GUI 違い」等で検索をかけると参考例とともにいろいろと出てきますよ。 テキスト画面(CUI)に関してはWindows7でも搭載されています。 「アクセサリ」の中の「コマンドプロンプト」ですね。 なので「存在しなくなった」訳ではありません。 CUIで命令を入力する代わりに、GUI上からマウスを使ってクリックやドラッグ&ドロップで使えるように簡単にしただけです。つまり、見た目上はGUIからの操作ですが、PCの内部では最終的にはCUIレベルでの動作になります。 いわゆる昔のPC(NECのPC-9801等)は基本的に全てCUIでの動作が前提でした。 Windows3.1が開発・導入されてから徐々にGUIベースで作業ができるようになってきて、Window98で一気にその流れがGUIの方に傾いた、というのが個人的な印象ですね。 以上、ご参考まで。
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- asciiz
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PC-9801時代以前のパソコンでは、テキスト用VRAM(Video・RAM)とグラフィック用VRAMを明確に分けているパソコンが多かったですね。 テキストVRAMとは、キャラクターコード1つ書き込めば、その文字が画面上に出る、ビデオ用のメモリです。 でも今現在一般的なPCは、外国産PC-ATマシンの派生ですので、テキストとして出力できるのは英数字と一部の記号だけです。 日本のPCでは、漢字対応のテキストVRAMも搭載されました。PC-9801シリーズなどで、メモリに数バイトの漢字コードを書き込むと、それだけで漢字テキストが画面に表示されます。 その漢字を表示するための、「漢字ROM」も搭載されていましたね。 テキスト画面の後ろにグラフィックス画面の重ね合わせ表示が出来たので、(当時の)ワープロソフトでは、文字はテキスト表示・取り消し線や罫線はグラフィックス描画、などとして画面上に表現していました。 フォントの大きさは変えられないので、「太字マーク」とか、後期のソフトでは、指定された文字だけグラフィックス描画して横倍角の文字などを表示したりしました。 でもWindows時代となり、すべてグラフィックで描画するようになってしまったので、普段表示されているのは、もうグラフィックス画面のみです。 テキストVRAMはほぼ過去の遺物となり、通常使われていません。 Windows98・95以前、Windowsと名の付くOSになってから、もうテキスト画面は使わなくなりました。 (日本に入ってきたのはWindows3.1以降ですが。) MS-DOSでも、「日本語対応MS-DOS」は、すでにグラフィック画面を使用して日本語表示していました。 PC-ATマシンのテキストVRAMは前述のように英数記号しか表示できませんから、日本語のための最低限のフォントを組み込み、テキストVRAMとして用意した領域に漢字コードが書き込まれると、それを日本語として画面に表示するようになっています。 ですから、日本語MS-DOSや、WindowsのDOSプロンプトの画面は、結局グラフィックス画面上に表示されています。 -- テキストVRAMはその様に、文字コードの1バイト・2バイトだけで文字が表示できるように用意されたものです。 でもそのかわり、配置位置も、文字単位でしか指定できません。 文字の大きさも、フォントも、変えられません。 スクロールする場合、1行ごとにしか、できません。 色も、光の三原色と明暗の2パターン、16色ぐらいしかありません。(あと、反転したり点滅したりといった修飾) でも例えば、BIOSの画面表示には、テキストVRAMが使われます。 OSも何も立ち上がっていない時点では、数バイトの制御で画面表示が出来ることは非常に便利なのです。 ---- グラフィックス画面の方は、単純です。 画面の1ドット毎に3バイト(R・G・Bそれぞれの輝度)を使用し、1ドット単位で1600万色のうちからいずれかを表示できます。 漢字1文字を表示するには、最低限16x16ドットは欲しいところですが、そのために要するバイト数は3x16x16=768バイトと言うことになります。 また、大きいフォントで面積が増えるなら、さらに表示のためのデータ量は増えます。 データ量としては飛躍的に増えてしまうけれども、画面上の位置は、ドット単位で指定でき、1600万色中の任意の1色、いや1文字の中でも、へんの部分に色をつけたり、文字全体にグラデーションを付けて表示することも可能です。 Windows OSは、グラフィック画面がなければ、成り立たないというわけです。 さらに3D対応とかの話もありますが区切りがつかないので省略させていただきます^^; -- テキストVRAMについては、「PC-9801」をキーに探すと、いくつか資料が見つかるかもしれません。 例) http://www2.muroran-it.ac.jp/circle/mpc/front/old1/program/pc98dos/tvram.html
お礼
詳しくご回答いただきありがとうございます。
- pasocom
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おそらく「テキスト画面」というのは「MS-DOS」(コマンドプロンプト)の画面のことではないでしょうか。 昔、PCにフロッピーディスクドライブというのが付いていまして、その頃はPCが不調でWindowsが起動しないなどという場合にはFD(フロッピー)からPC起動し、コマンドプロンプトを使って復旧作業をしたものでした。 これに対して普通のWindows画面のようなもののことをGUI(グラフィック・ユーザー・インターフェース)と呼びますので、これが「グラフィック画面」ではないかと。 現在ではPCにフロッピードライブも付いていませんし、「コマンドプロンプト」は相変わらずWindows内に一つのソフトとして付いてはいるもののGUI方式になってしまっているのでもう「テキスト画面」とは言えないでしょう。 そういう意味でWindowsXPの時代(ここまでは起動フロッピーという概念が残っていた)で終わってしまったのでしょう。 なおパソコンではなくオフィース用や工業用コンピュータならいまだに「テキスト画面」も現役です。
お礼
早速のご回答ありがとうございます!
お礼
ご回答ありがとうございます。 ちなみに、今のPC(会社や家庭にあるPC)ではグラフィック画面の上にテキスト画面が重なっていないという構造ではないということでよろしいのでしょうか。