- ベストアンサー
JR東日本はなぜ故障が多いのでしょうか?
毎朝私鉄とJRを利用して都心に通勤しているのですが、ポイント故障・信号故障などのトラブルはJRが圧倒的に多いと思います。(と言いますか私鉄では数回しか聞いたことがありません) 人身事故などはともかく、機械的なトラブルは何か会社の体制とか機械の仕組みに問題があるような気がするのですが・・・ 鉄道に詳しい方教えて下さい。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
会社の体制ですね。 JRは、各種業務の外注化をどんどん進めていますが、 このため、作業毎に細分化され、それが外注 されています。 このような場合、たしかに経費は削減できるかも しれませんが、図面の管理が雑になりやすくなります。 また、横の打ち合わせがうまくいっていなくても、 作業を止めることは困難になります。 たとえば、中央線の切り替えのトラブルでは、 現場が正しい図面を入手するまで12時間近く 掛かっています。 (午前2時に気が付いて、昼過ぎに入手) また、外注化を細分化しているため、 全体を見回す担当者が全体をみるのが 難しくなっています。 数日前にも中央線で信号機故障がありましたが、 この時も、応急処置で運転を再開し、 それから数時間後に ”修理”ということで、再度運転を止めました。 なお、JRの中でも京浜東北線で頻発している 信号機故障は別の原因です。 参考URLのように、信号システムそのものを 切り替えているのですが、区間毎に 切り替える度にトラブルを出しています。 山の手、総武快速も切り替え予定なのですが、 こんな状態なので切り替えは遅れそうです。 機械の仕組み....ですが、JRのシステムは 比較的シンプルなので、大きな問題は無いはずです。 京急の様に本線上折り返しがあると 信号システムが複雑になるのですが、 JRでは障害時でも区間運転はやらないように していますから。
その他の回答 (2)
- denden_kei
- ベストアンサー率23% (542/2278)
故障の回数に関しては、冬のJR北海道は日常茶飯事のようです。やはり環境が苛酷なので..。 雪祭りの時期に行ったら、1日に3回ポイント不転換に遭遇したことがあります(洞爺、桑園、旭川)。 ただ、利用者のほうも「それはしかたがない」と捉えていますし、JR側の体勢も万全で深夜でも30分で直しますのであまり大きな混乱は生じないのは良い事です。
- smatsuz
- ベストアンサー率30% (191/630)
想像の範囲は脱しませんが.... 国鉄体質の名残があるのではないでしょうか。 ひとつは社員の意識、そして複数業者の介入。 下の方も書かれている作業外注もそうですが、例えば新幹線1両の開発・製造に何社もの企業が係っていてそれぞれが縄張り意識を強くもっているそうです。 ある故障が見つかった時に各社の担当者が集まってもそれぞれが自社以外に責任をなすりつけようとする場面も珍しくないそうです。 全てが全てでないにしてもそのような体質でのシステム作りでは歪が多くあっても不思議ではありませんね。 以上は実際に聞いた話を元に私が想像している話しです。
お礼
やはりムダに多くの業者が絡んでいることが原因のようですね。 ありがとうございました。
お礼
そういえば以前小田急が複々線化(=高架化)工事を関連会社に任せていることに対して、市民団体かどこかが「工事費が高くなる」と指摘したのに対して、小田急が「電車を止めずに工事を行うには、ノウハウと連携が大事」と回答していたのを思い出しました。 中央線なんか電車を止めたのにトラブッていましたもんね。 詳細なご回答ありがとうございました。